中山グランドジャンプでは、「パチンコホール・大魔人を経営しとるオーナーの持ち馬」に注目やで | 鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

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中央(JRA)の乗り役(騎手)と調教助手として、40年以上も馬と関わってきたワシが、「自信を持ってお勧めできる馬」を紹介するために始めたブログですわ。

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おはようさん。
鎌田光也ですわ。



音無秀孝厩舎のアリストテレス(牡3歳・父エピファネイア)は、次走の予定が、5月9日(土)の京都新聞杯になっとります。

この馬は、去年の9月にデビューしてから今まで、

2019年
■9月28日(土)の2歳新馬戦→2着
■10月20日(日)の2歳未勝利→1着
■12月28日(土)の2歳1勝クラス→2着

2020年
■1月26日(日)の若駒S→2着
■3月1日(土)のすみれS→2着

と、5戦全部で連に絡んどるんですわ。

アリストテレスを管理しとる音無先生は、ラグビーボールやエルカーサリバーとかでお馴染みやった田中良平厩舎から、1979年に乗り役としてデビューしとって、1985年のオークスを、28頭立ての21番人気やったノアノハコブネで勝つなど、1993年に引退するまでに、全部で84勝を上げとりました。

ちなみに先生は、小さい頃にコックを目指しとって、中学を出てからは、レストランで見習いをやっとったんやけど、そこにおった3年間で競馬が大好きになって、それから乗り役を目指したんや。

乗り役を引退してからの音無先生は、田中良平先生の息子さんの田中章博(のりひろ)厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、その年の6月に自分の厩舎を開業して、7月には早くも、イナズマタカオーを使った北九州記念で初の重賞勝ちを飾っとりました。

それからも、先生の厩舎は順調に勝ち星を増やしとって、オレハマッテルゼを使った2006年の高松宮記念で初めてGIを勝つと、オウケンブルースリを使った2008年の菊花賞、カンパニーを使った2009年の天皇賞・秋とマイルCS、ミッキーアイルを使った2014年のNHKマイルCと2016年のマイルCS、ミッキーロケットを使った一昨年の宝塚記念、インディチャンプを使った去年の安田記念とマイルCSとか、今までに、GIの13勝を入れて重賞を76回も勝っとるんですわ。

2004年の音無先生の厩舎は、48勝を上げて「10億3187万円」の賞金を稼いどったし、それから2010年まで、ずっと10億円以上を稼いどりました。

中でも、2009年は、「45勝・獲得賞金15億0488万円」っちゅう成績で、「最多賞金獲得調教師賞」を受賞しとったし、2010年は、「52勝・獲得賞金11億5654万円」っちゅう成績で、初めて「調教師リーディング1位」になったんやから、乗り役よりも、調教師として馬を育てる方が向いとるんやろ。

そんで、2011年から2015年までは、勝ち星も賞金のどっちも2010年の数字を超えられなかったんやけど、去年までの4年間は、

2016年→45勝・獲得賞金11億9467万円
2017年→47勝・獲得賞金12億2770万円
2018年→45勝・獲得賞金13億2507万円
2019年→43勝・獲得賞金13億1710万円

と、立て続けにエエ成績を残しとりました。

けど、今年は先週までが「8勝・獲得賞金3億2803万円」っちゅう成績で、去年の同じ時期(4月2週目まで)の「14勝・獲得賞金3億8711万円」と比べて、勝ち星と賞金のどっちも下回っとるんやから、今の先生は、「賞金の高いレースを勝って、とにかくペースを上げなアカン」と思っとるんやろう。

せやから、1着賞金が5400万円の京都新聞杯に向けて、アリストテレスをどう仕上げてくるんかをキッチリ確認して、馬券に活かしたいとワシは考えとります。

ただその前に、音無先生の厩舎は、来週のマイラーズCにインディチャンプを使う予定なんで、もちろん、この馬からも目が離せませんな。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、
「馬券で食っていける自信」
を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今日のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、美浦の大江原哲厩舎が中山グランドジャンプに使う、伊坂重憲(しげのり)オーナーの持ち馬シングンマイケルや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「馬主のHさん」から届いた報告を紹介しときます。

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伊坂重憲オーナーの本業は、神奈川県大和市に本社を構え、主にパチンコ店の経営を手掛けている、「株式会社ヤマシゲ・エンタープライズ」の代表取締役ですわね。

1991年に創業された同社は、「小田急江ノ島線・高座渋谷駅」のすぐ近くにあって、パチンコとパチスロを合わせて約350台を設置している大規模なパチンコホール・「大魔人」を経営していますの。

また、伊坂オーナーは、現在、神奈川県内のパチンコ・パチスロ店で組織されている「神奈川県遊技場協同組合」の理事長を務めていますし、関東近郊の1都10県のパチンコ・パチスロ店で組織されている「全関東遊技業組合連合会」の会長を、2014年から昨年まで務めていましたから、この業界では、「一目置かれている存在」と言える筈ですわ。

馬主としての伊坂オーナーは、確か1985年からJRAで馬を走らせている大ベテランで、これまでに80頭近くを所有していまして、その内5頭が現役ですわね。

伊坂オーナーは、一度に所有する頭数が多くないこともあって、一昨年までの3年間は、

2016年→2勝・獲得賞金3953万円
2017年→0勝・獲得賞金1408万円
2018年→2勝・獲得賞金3860万円

という成績に留まっていましたの。

ただ、昨年は、シングンマイケルを使った東京ジャンプSで初めての重賞勝ちを飾っていて、その後も、この馬で東京ハイジャンプを勝ちましたし、中山大障害では初めてのGI勝ちを飾るなど、「6勝・獲得賞金1億8051万円」という過去最高の成績を残していましたわ。

そして、去年の勢いは今年も続いていて、先週までに獲得した賞金は「2959万円」で、去年の同じ時期(4月2週目まで)の「2017万円」を上回っていますわね。

もちろん、今年の伊坂オーナーは、「勢いに乗ってもっと勝ちたい」と考えている筈で、そういった中、本日は、1着賞金6000万円の中山グランドジャンプにシングンマイケルを出走させますので、私がオーナーであれば、この馬を預けている大江原先生にメイチの勝負仕上げをお願いしますわ。

実際、私のところに届いている最終追い切りについての報告が、

「15日(水)、レースでも乗る金子君が南ウッドに入れて、5Fが70秒2、終いの1Fが12秒4という時計を馬なりで出していました。強めに追われたシングンジュリア(3歳未勝利)をコンマ4秒追い掛けて、楽な手応えで差を詰めると、最後は同入に持ち込んでいましたし、気合いが乗った走りは、デキの良さをハッキリ感じるものでした」

という内容でしたから、好レースが期待できると私は見ていますの。

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大江原哲厩舎が中山グランドジャンプに使うシングンマイケルについて、「馬主のHさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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ほなまた。