エエ形で2019年を締め括るために、朝日杯FSを勝ちたいんやろ | 鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

中央(JRA)の乗り役(騎手)と調教助手として、40年以上も馬と関わってきたワシが、「自信を持ってお勧めできる馬」を紹介するために始めたブログですわ。

こんちは。
鎌田光也ですわ。



11月27日(水)の地方交流重賞・兵庫ジュニアグランプリ(園田・ダート1400m)を勝っとる、飯田雄三厩舎のテイエムサウスダン(牡2歳・父サウスヴィグラス)は、次走の予定が、12月18日(水)の地方交流G1・全日本2歳優駿(川崎・ダート1600m)になっとります。

この馬を管理しとる飯田先生は、1977年に増本豊厩舎で調教助手をやってから、2000年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業するまで、増本先生の厩舎一筋で腕を磨いとりましたな。

そんで、最初の年は8勝やったけど、2年目に13勝、3年目に15勝っちゅう形で、順調に勝ち星を増やしとったし、4年目やった2004年は、16勝を上げて、今までで一番多い「3億4508万円」の賞金を稼いどったんですわ。

こうやって、数字を伸ばせとった理由の一つは、先生が調教助手をやっとった頃の増本厩舎に、1998年の阪神大賞典と1998年の京都記念を勝ったダイナカーペンターとか、1999年の高松宮記念とか重賞を4つ勝ったマサラッキとか、走る馬を間近で見ていたことを、しっかり活かせとるからなんやろうな。

でもって、飯田先生の厩舎は、2015年に今までで一番多い19勝を上げて、「3億1297万円」っちゅう、2004年の次に多く賞金をかせいどったんや。

けど、去年までの3年間は、

2016年→14勝・獲得賞金2億4300万円
2017年→9勝・獲得賞金2億2242万円
2018年→12勝・獲得賞金2億3731万円

っちゅう形で勝ち星と賞金が伸び悩んどったし、今年も先週までが、「11勝・獲得賞金2億0074万円」っちゅう数字に留まっとるんで、今の飯田先生は、「JRAで稼げていない分を地方交流で稼がなアカン」と考えとるんやろ。

せやから、1着賞金が3500万円の全日本2歳優駿に向けて、テイエムサウスダンをどう仕上げてくるんか、注目せなアカンやろ。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、
松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎
で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、
「馬券で食っていける自信」
を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、斉藤崇史厩舎が朝日杯FSに登録しとるトリプルエースとラウダシオンや。

この2頭について、ワシがお世話になっとる「元調教師のYさん」から届いた報告を紹介しときます。

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神奈川県出身の斉藤崇史君は、中学生の時に、同級生の影響で競馬が好きになって、高校生の時に、調教師を目指すと決めたそうなんや。

そんで、日本獣医畜産大学(今の日本獣医生命科学大学)に通って、四年生の時には、もっと馬のことを勉強するために、半年くらいアイルランドに留学しとって、卒業した後は、2年ほどノーザンファームで働いとりました。

それから、2007年の6月に競馬学校の厩務員課程に入っとって、次の年の2月からは松永幹夫厩舎で厩務員を、7月からは調教助手をやっとったんや。

松永厩舎に入ってから1年くらいの時に斉藤君は、レッドディザイアの担当になって、この馬が、2009年の秋華賞を勝っとるし、ドバイとアメリカに遠征した時も一緒に行くっちゅうエエ経験をしとったんですわ。

2015年に調教師の試験に受かった彼は、2016年の3月に自分の厩舎を開業しとって、最初の年に「7勝・獲得賞金1億4086万円」っちゅう成績を残すと、一昨年は、「17勝・獲得賞金2億9929万円」と大きく数字を伸ばしとったし、去年は、「25勝・獲得賞金3億9086万円」と、更に成績を伸ばしとりました。

で、今年に入ってからも勢いは続いとって、クロノジェネシスを使ったクイーンCで初めての重賞勝ちを飾っとるし、この馬を使った秋華賞で初めてGIを勝つなど、先週までに23勝を上げて、「5億7308万円」っちゅう、今まで一番の賞金を稼いどるんですわ。

もちろん、今の彼は、「もっと稼いで、今年をエエ形で締めくくりたい」と考えとるんでしょうな。

そんな中、今週は、1着賞金が7000万円の朝日杯FSにトリプルエースとラウダシオンを登録してきましたんで、どっちも「勝負懸かり」とワシは見とります。

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斉藤崇史厩舎が朝日杯FSに登録しとるトリプルエースとラウダシオンについて、「元調教師のYさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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★ 元JRA調教師・山田要一のブログはこちら ★

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ほなまた。