妙高特別は、「メイショウサムソンの相棒やった先生」の管理馬に注目やで | 鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

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中央(JRA)の乗り役(騎手)と調教助手として、40年以上も馬と関わってきたワシが、「自信を持ってお勧めできる馬」を紹介するために始めたブログですわ。

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おはようさん。
鎌田光也ですわ。



10月6日(日)の毎日王冠で、勝ち馬のダノンキングリーからコンマ4秒差の3着やった、音無秀孝厩舎のインディチャンプ(牡4歳、父ステイゴールド)は、次走の予定が、11月17日(日)のマイルCSになっとります。

この馬を管理しとる音無先生は、ラグビーボールやエルカーサリバーとかでお馴染みやった田中良平厩舎から、1979年に乗り役としてデビューしとって、1985年のオークスを、28頭立ての21番人気やったノアノハコブネで勝つなど、1993年に引退するまでに、全部で84勝を上げとりました。

ちなみに先生は、小さい頃にコックを目指しとって、中学を出てからは、レストランで見習いをやっとったんやけど、そこにおった3年間で競馬が大好きになって、それから乗り役を目指したんや。

乗り役を引退してからの音無先生は、田中良平先生の息子さんの田中章博(のりひろ)厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、その年の6月に自分の厩舎を開業して、7月には早くも、イナズマタカオーを使った北九州記念で初の重賞勝ちを飾っとったし、オレハマッテルゼを使った2006年の高松宮記念で初めてGIを勝って、他も入れたら、先週までに、GIの10勝を入れて重賞を73回も勝っとるんですわ。

2004年の音無厩舎は、48勝を上げて「10億3187万円」の賞金を稼いどったし、それから2010年まで、ずっと10億円以上を稼いどりました。

そん中でも、2009年は、「45勝・獲得賞金15億0488万円」っちゅう成績で、「最多賞金獲得調教師賞」を受賞しとったし、2010年は、「52勝・獲得賞金11億5654万円」っちゅう成績で、初めて「調教師リーディング1位」になったんやから、乗り役よりも、調教師として馬を育てる方が向いとるんやろ。

それに、去年までの3年間も、

2016年→45勝・獲得賞金11億9467万円
2017年→47勝・獲得賞金12億2770万円
2018年→45勝・獲得賞金13億2507万円

と、立て続けにエエ成績を残しとったんや。

けど、今年に入ってからは、重賞を6勝しとるんやけど、先週までが「35勝・獲得賞金10億0944万円」っちゅう成績で、去年の同じ時期(10月2週目まで)の「34勝・獲得賞金10億3731万円」と比べて、勝ち星は1つ上回っとるものの、賞金が下回っとるんやから、今の先生は、「賞金の高いレースを勝って、とにかくペースを上げなアカン」と思っとるんやろう。

せやから、1着賞金が1億1000万円のマイルCSに向けて、インディチャンプをどう仕上げてくるんかをキッチリ確認して、馬券に活かしたいとワシは考えとります。

ただその前に、音無先生の厩舎は、今週、スティッフェリオを天皇賞・秋に使うんやし、11月9日(土)は、サンライズノヴァを武蔵野Sに使う予定なんで、もちろん、この2頭からも目が離せませんな。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、
松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎
で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、
「馬券で食っていける自信」
を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今日のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、石橋守厩舎が妙高特別に使うスターペスマリアや。

この馬について、ワシと付き合いの長い「記者のE君」から届いた報告を紹介しときます。

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石橋守先生は、親父さんの守義さんが厩務員やったんで、子供の頃から栗東で育ったんや。

そんで、元々、身体が弱かった先生は、鍛えるために水泳を習っとって、中学生の頃には、県大会に出るほど速くなったそうですわ。

ちなみに石橋先生は、中学3年生の時に水泳部のキャプテンをやっとって、そん時に1年生部員やったんが武豊君なんや。

それから先生は、今も現役の柴田善臣君とか、もう調教師になっとる、須貝尚介先生とか、武藤善則先生とか、岩戸孝樹先生とかと同じで、1982年に「第1期生」として競馬学校の騎手課程に入って、1985年に境直行厩舎からデビューしとりました。

乗り役時代は、ミスタースペインに乗った1992年の高松宮杯で初めての重賞勝ちを飾っとって、その後も、ライブリマウントに乗った1994年のウインターSとか、メイショウサムソンに乗った2006年の皐月賞とダービーとか、JRAの重賞を15勝しとって、通算で448勝を上げとりましたな。

ちなみに石橋先生は、ライブリマウントで第1回目のドバイワールドCに出て、6着に入っとったんですわ。

そんで、2012年の12月に調教師の試験に受かった先生は、次の年の2月に乗り役を引退して、2014年の3月に自分の厩舎を開業しとります。

最初の年に、「6勝・獲得賞金1億2058万円」っちゅう成績を残しとった石橋先生は、その後、

2015年→8勝・獲得賞金1億4298万円
2016年→12勝・獲得賞金2億0993万円
2017年→12勝・獲得賞金1億9480万円
2018年→21勝・獲得賞金3億1506万円

と、順調に勝ち星と賞金を積み重ねとったし、今年に入ってから10月15日(火)までの成績は、「15勝・獲得賞金2億6297万円」っちゅうもんで、去年の同じ時期(10月2週目まで)の「17勝・獲得賞金2億2692万円」と比べて、賞金が大きく上回っとるんですわ。

けど、先生は、この数字に決して満足しとらんとワシは見とるんや。

っちゅうのも、先生と同じく、2014年の春に開業した調教師は、飯田祐史先生、奥村武先生、高橋康之先生、武井亮先生、中内田充正先生、森田直行先生の6人がおって、その内の3人は、今年に入ってから15日(火)まで、

飯田祐史先生→20勝・獲得賞金3億1430万円
武井亮先生→22勝・獲得賞金2億9551万円
中内田充正先生→43勝・獲得賞金10億3807万円

と書けば分かる通りで、石橋厩舎よりエエ成績を残しとるんやから。

せやから、今の石橋先生は、「賞金の高いレースを勝って同期との差を詰めたい」と考えとる筈ですわ。

こういった中、今日は、1着賞金が1500万円の妙高特別にスターペスマリアを使いますんで、ワシが先生やったら、「何が何でもここは勝ちたい」と思って、お釣りを残さずメイチに仕上げるやろうし、14日(月)の最終追い切りでは、坂路で一杯に追われて、4Fが52秒9、終いの1Fが12秒6っちゅう時計を出しとりました。

調子がエエ馬ならではの力強い走りやったし、体に太め感がなくて、抜群の気合い乗りを見せとりましたから、ええレースが期待できそうやとワシは思っとります。

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石橋守厩舎が妙高特別に使うスターペスマリアについて、「記者のE君」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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ほなまた。