現役ナンバーワン調教師が、東京スポーツ杯2歳Sを勝ちたい訳 | 鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

中央(JRA)の乗り役(騎手)と調教助手として、40年以上も馬と関わってきたワシが、「自信を持ってお勧めできる馬」を紹介するために始めたブログですわ。

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こんちは。
鎌田光也ですわ。



去年の11月からオーストラリアに武者修行に行っとった坂井瑠星(りゅうせい)君が、もうすぐ日本に戻ってくるんや。

皆さんもよう知っとるんやろうけど、彼の親父さんは、南関東の大井競馬で乗り役をやっとる坂井英光君ですな。

瑠星君は、一昨年の3月に矢作芳人厩舎からデビューしとって、同期には、荻野極君、森裕太朗君、菊沢一樹君、木幡巧也君、藤田菜七子さんがおるんですわ。

一昨年、25勝を上げて、「関西所属騎手新人賞」をもらっとった瑠星君は、去年、36勝して「フェアプレー賞」をもらっとりましたな。

でもって、去年は、11月16日(木)にオーストラリアに出発して、メルボルンのフレミントン競馬場にある「マルアレーシングステーブル」で世話になっとったんですわ。

けど、ここでは馬が集まらなかったんで、一つも勝てなかったんや。

せやから、瑠星君は、アデレードに拠点を移して、ライアン・バルフォー厩舎と専属の騎乗契約を結んどって、それからは、どんどん馬に乗せてもらえて、11月11日(日)までに16勝を上げとるんやから、これは正解やったんやろうな。

でもって、もうすぐ瑠星君はオーストラリアでの武者修行を終えるんやけど、その後は、2週間ばかりアメリカで修行して、それから香港に行って、所属しとる矢作厩舎のモズアスコットの遠征を手伝ってから、日本に戻ってくるんや。

ずっと栗東で乗り役と調教助手をやっとったワシは、瑠星君のことを「かわいい後輩」と思っとるから、日本に戻ってきてからは、海外で腕を磨いた成果をしっかり見せてもらいたいと思っとります。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、
松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎
で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、
「馬券で食っていける自信」
を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、美浦の藤沢和雄厩舎が東京スポーツ杯2歳Sに登録しとるルヴォルグや。

この馬について、ワシがお世話になっとって、美浦で厩舎を構えとった山田要一さんから届いた報告を紹介しときます。

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藤沢和雄君の実家は、1978年の天皇賞・秋を勝ったテンメイと、2010年の共同通信杯を勝ったハンソデバンドで有名な、苫小牧市の樽前にある「藤沢武雄牧場」でして、彼は大学を出てから、お父さんの武雄さんの友達だった田中良熊さんがやっていた、登別にある「青藍牧場」の手伝いをしていた時に、「自分も競馬に関わる仕事をする」と決めたそうです。

それから藤沢君は、ニューマーケット(イギリス)のギャビン・プリチャード・ゴードン厩舎で、4年くらい厩務員をやって、日本に戻って来てからは、1977年から、菊池一雄厩舎(皐月賞とダービーを勝ったカツトップエースなどを管理)の調教助手をやって、1982年から、佐藤勝美厩舎(札幌記念を勝ったサンエイサンキューなどを管理)の調教助手をやっていましたね。

そして、1983年からは、3冠馬シンボリルドルフなどを育てた野平祐二厩舎で調教助手をやって経験を積んで、1987年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業しています。

ちなみに、彼が開業した1988年は、ブルーメルセデスがテレビ東京賞3歳牝馬S(今のフェアリーS)で2着に入ってくれて、リアルオージャもセイユウ記念で2着に入ってくれましたし、他の馬も頑張ってくれて、私の厩舎が23勝を上げた年でした。

調教師になってからの藤沢君の活躍は、皆さんもよく知っている通りで、タイキシャトルを使った1998年の安田記念とマイルCS、シンボリクリスエスを使った2002年と2003年の有馬記念、ダンスインザムードを使った2006年のヴィクトリアマイル、サトノアレスを使った一昨年の朝日杯FS、ソウルスターリングを使った去年のオークス、レイデオロを使った去年のダービーなど、今までに、GIの27勝を含めて重賞を111勝もしています。

それに、勝ち星そのものも多くて、開業してから去年まで、1年あたり46勝もしていますし、先週までに、現役で1番の「通算1428勝」という素晴らしい成績を残していて、2番目に勝ち星が多いのは、栗東の山内研二君の「848勝」ですから、どれだけたくさん勝っているのかがよく分かりますね。

賞金も、1995年から2006年までの12年間は、ずっと10億円の大台に乗せていましたし、ゼンノロブロイで天皇賞・秋とジャパンCと有馬記念などを勝った2004年には、60勝を上げて、今までで一番の「23億1700万円」という数字を残しました。
ただ、それからは一度も2004年の数字を超えられなくて、2015年は、「32勝・獲得賞金7億9156万円」と、一気に勝ち星が減ってしまいましたし、賞金も、4年振りに8億円を下回ってしまいましたから、一昨年の藤沢君は、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。

実際に、一昨年、彼の厩舎は、サトノアレスを使った朝日杯FS、ソウルスターリングを使った阪神ジュベナイルFなど、重賞を5つ勝って、「51勝・獲得賞金10億9272万円」という数字を残していましたし、去年は、ソウルスターリングでオークス、レイデオロでダービーを勝つなど、「44勝・獲得賞金14億2548万円」という成績を残しました。

そして今年は、レイデオロで天皇賞・秋を勝つなど、先週までに「47勝・獲得賞金11億1796万円」という成績を残していますけど、私は、藤沢君が、この数字に満足しないで、これからも全力で勝ちにくると見ています。

というのも、彼の厩舎は、今、「調教師リーディング」の4位に付けていますけど、
8位:国枝栄厩舎→40勝・獲得賞金12億0478万円
10位:友道康夫厩舎→40勝・獲得賞金12億4715万円
12位:音無秀孝厩舎→37勝・獲得賞金11億6132万円
と書けば分かる通り、自分よりリーディングが下の厩舎に、賞金で負けているのですから。

もちろん、今の藤沢君は、「賞金の高いレースを勝ってもっと稼ぎたい」と考えている筈で、こういった中、今週は、1着賞金が3300万円の東京スポーツ杯2歳Sにルヴォルグを登録してきましたので、メイチに仕上げてくる筈ですよ。

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美浦の藤沢和雄厩舎が東京スポーツ杯2歳Sに登録しとるルヴォルグについて、元JRA調教師の山田要一さんから届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(のりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(よういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

★ パーフェクトホースマンズのHPはこちら ★

★ 元JRA馬主・小栗範恭(のりやす)のブログはこちら ★

★ 元JRA調教師・山田要一(よういち)のブログはこちら ★

★ 元JRA厩務員・小西聖一(せいいち)のブログはこちら ★

ほなまた。