アイルランドで修業しとった先生が、宝塚記念で勝負を… | 鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

中央(JRA)の乗り役(騎手)と調教助手として、40年以上も馬と関わってきたワシが、「自信を持ってお勧めできる馬」を紹介するために始めたブログですわ。

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こんちは。
鎌田光也ですわ。



杉山晴紀厩舎のケイティブレイブ(牡5歳、父アドマイヤマックス)は、次走に決まっとる、6月27日(水)の交流G1・帝王賞に向けて、昨日、追い切りをやっとりました。

レースでも乗る予定の福永君が坂路に入れて、4Fが53秒5、終いの1Fが12秒7っちゅう時計を馬なりで出しとりましたわ。

コンマ4秒前を走っとったナムラミラクル(古馬1600万下)を追い掛ける形で、ゴーサインが出ると一気に抜き去って、最後はコンマ4秒先着しとったし、追い切った後も元気一杯やったんで、ここまで順調にきとるんでしょうな。

知っとる方も多いと思うんやけど、この馬は、元々、目野哲也厩舎におって、去年の帝王賞や今年の川崎記念とかを勝っとったんやけど、今年の2月に目野先生が定年になったんで、杉山厩舎に転厩してきたんですわ。

それから、3月14日(水)のダイオライト記念(船橋・ダート2400m)で、杉山先生にとって初めての重賞勝ちを飾っとりましたな。

杉山先生は、2004年の7月に武宏平厩舎の厩務員になって、その年の8月から調教助手になって、2014年の3月から高橋康之厩舎に移っとりました。

ちなみに、武宏平厩舎で調教助手をやっとった頃は、2009年の菊花賞を勝ったスリーロールスを担当しとりましたな。

2015年の12月に調教師の試験に受かった杉山先生は、去年の3月に厩舎を開業する予定だったんやけど、一昨年の10月に、日吉正和先生が馬に蹴られて大ケガをしてしもうて、それが原因で調教師を辞めたんで、その厩舎を引き継ぐ形で開業しとります。

3年目の今年は、さっき書いた通りでダイオライト記念を勝っとるし、ウインテンダネスを使った目黒記念で、「JRAでは初めての重賞勝ち」も飾っとるんや。

そんで、今の杉山先生は、「この勢いでG1を勝ちたい」と考えとる筈やから、帝王賞に向けて、ケイティブレイブをどう仕上げてくるんか、注目したいと思っとります。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、
松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎
で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、
「馬券で食っていける自信」
を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、美浦の木村哲也厩舎が宝塚記念に登録しとるゼーヴィントや。

この馬について、ワシがお世話になっとって、美浦で厩舎を構えとった山田要一さんから届いた報告を紹介しときます。

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木村哲也君は、家族や親戚に関係者がいた訳ではなく、お父さんがサラリーマンだったので、元々、競馬の世界に進むつもりではなく、神奈川大学の工学部建築学科を出ていますし、馬に乗った経験も全くなかったそうです。

でも、急に馬と関わる仕事がしたくなって、一人で北海道に行って牧場で働き、その後は、アイルランドに行って馬のことを学んでいたんですよ。

それからは、2000年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月に、1980年の中山記念を勝ったヨシノスキーや、1985年のクイーンSを勝ったアサクサスケールなどを育てた、佐藤征助さんの厩舎で厩務員になって、次の年の5月からは、高橋裕厩舎で調教助手になっていました。

その後は、勢司和浩厩舎や、中川公成(ただしげ)厩舎で経験を積んで、2011年に調教師の試験に受かって、その年の6月に自分の厩舎を開業しています。

初めの年は、「6勝・獲得賞金5941万円」という成績でしたけど、その後は、

2012年→9勝・獲得賞金1億6275万円
2013年→16勝・獲得賞金2億0123万円
2014年→14勝・獲得賞金2億2627万円
2015年→31勝・獲得賞金4億8362万円
2016年→37勝・獲得賞金5億4819万円

と、順調に数字を伸ばしていましたし、2015年は、アルビアーノを使ったフラワーCで初めての重賞勝ちを飾っていましたね。

去年の木村君は、ゼーヴィントでラジオNIKKEI賞を勝つなど、33勝を上げて、今までで一番多い「5億8982万円」の賞金を稼ぎましたけど、勝ち星は一昨年よりも4つ少なかったので、今年の彼は、「勝ち星と賞金のどっちも一番の成績を残したい」と考えている筈です。

実際、今年に入ってからは、プリモシーンでフェアリーSを、ステルヴィオでスプリングSを勝つなど、先週までに「20勝・獲得賞金3億7402万円」という成績を残していて、去年の同じ時期(6月3週まで)の「7勝・獲得賞金1億9294万円」を大きく上回っていますけど、私は、木村君が、この数字に満足しないで、これからも全力で勝ちにくると見ています。

というのも、彼の厩舎は、今、「調教師リーディング」の7位に付けていますけど、

7位:木村哲也厩舎→20勝・獲得賞金3億7402万円
9位:国枝栄厩舎→19勝・獲得賞金7億5517万円
11位:浅見秀一厩舎→19勝・獲得賞金5億3640万円
12位:藤沢和雄厩舎→18勝・獲得賞金4億6427万円
13位:音無秀孝厩舎→17勝・獲得賞金5億2451万円
16位:友道康夫厩舎→17勝・獲得賞金7億0230万円
18位:藤岡健一厩舎→16勝・獲得賞金4億5221万円

と書けば分かる通りで、自分よりリーディングが下の厩舎に、賞金で負けていますので。

もちろん、今の木村君は、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えている筈で、こういった中、今週は、1着賞金が1億5000万円の宝塚記念にゼーヴィントを登録していますので、私が彼でしたら「ここを勝って一気に稼ぎたい」と考えて、お釣りを残さずメイチに仕上げますね。

実際、木村君がどう仕上げてくるのか、昨日、最終追い切りの様子を確認したところ、私の見込み通りの内容でしたから、力を出し切れるデキに仕上がっている筈です。

それに、木村君はまだGIを一度も勝てていませんので、ゼーヴィントには、「初めてのGI勝ちを飾りたい」という思いが込められているのでしょう。

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木村哲也厩舎が宝塚記念に登録しとるゼーヴィントについて、元JRA調教師の山田要一さんから届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(のりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(よういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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ほなまた。