宝塚記念で、久々にGIを勝ちたいんでしょうな | 鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

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中央(JRA)の乗り役(騎手)と調教助手として、40年以上も馬と関わってきたワシが、「自信を持ってお勧めできる馬」を紹介するために始めたブログですわ。

今年の宝塚記念は、

★2016年→マリアライト:8番人気で1着
★2015年→デニムアンドルビー:10番人気で2着
★2014年→カレンミロティック:9番人気で2着

のような「伏兵馬」が激走する筈や!

この馬は、元JRA騎手のワシがブ厚く勝負する
「ガチンコ買い目」の中で発表するで!

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こんちは。
鎌田光也ですわ。



松永昌博厩舎のラインスピリット(牡7歳、父スウェプトオーヴァーボード)は、次走の予定が、7月29日(日)のアイビスSD(新潟・芝1000m)ですな。

この馬は、先週の函館スプリントSで6着に負けとるんやけど、直線で不利があったし、勝ったセイウンコウセイからコンマ3秒差やったんで、評価を下げる必要はないとワシは見とりますわ。

ラインスピリットを管理しとる松永先生は、1977年に乗り役としてデビューしとって、バンブーメモリーで勝った1989年のスワンSや、オースミシャダイで勝った1990年の阪神大賞典や、ナイスネイチャで勝った1991年の京都新聞杯と鳴尾記念など、2002年に引退するまで、重賞を23勝しとって、全部で544勝しとったんや。

乗り役を引退した後の松永先生は、義理の親父さんの松永善晴厩舎で調教助手をやって経験を積んで、2005年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業しとりますな。

ちなみに、先生とワシは、ホンマに長い付き合いで、先生がまだ乗り役やった頃には、栗東トレセンの「鹿児島県人会」の花見で一緒に酒を飲んだりしたもんですわ。

先生は、ラインスピリットに、弟子の森一馬君を乗せ続けとるんで、「結果を出さなアカン」と思っとる筈やで。

こういう風に仲良くしとる松永先生には「もっと活躍して欲しい」と願っとるし、弟子の森君にも厩舎を盛り上げられるように頑張って欲しいと思っとります。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、
松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎
で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、
「馬券で食っていける自信」
を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、大久保龍志厩舎が宝塚記念に登録しとるスマートレイアーや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「元調教師のHさん」から届いた報告を紹介しときます。

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大久保龍志君は、ナリタブライアンやナリタタイシンやメジロパーマーやエリモジョージとかで、重賞50勝を含む597勝っちゅう実績を残して、2006年の3月に調教師を引退した大久保正陽さんの息子さんで、メジロドーベルやショウナンカンプやショウナンパントルとかで、重賞42勝を含む878勝っちゅう実績を残して、2015年の2月に定年で調教師を引退した美浦の大久保洋吉さんは、従叔父にあたりますな。

栗東高校と京都産業大学を卒業しとって、大学で馬術部に入っとった龍志君は、1988年の9月に競馬学校の厩務員課程に進むと、次の年からお父さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2001年に調教師の試験に受かっとりました。

それから、2003年に自分の厩舎を開業した龍志君は、その年に、「23勝・獲得賞金3億4892万円」っちゅう、1年目としてはかなりエエ成績を残しとったし、その後も順調に勝ち星を増やしとって、2007年には、アサクサキングスを使った菊花賞で初めてGIを勝っとって、他にも、ダノンシャークを使った2014年のマイルCSとか、今までに重賞を16回も勝っとります。

そんでもって、龍志君の厩舎は、初めてGIを勝った2007年に、「31勝・獲得賞金8億7617万円」っちゅう、開業してから一番の賞金を稼いどりましたな。

けど、それからは2007年の数字を一度も上回れとらんし、去年までの5年間も、

2013年→18勝・獲得賞金5億7340万円
2014年→28勝・獲得賞金6億6295万円
2015年→31勝・獲得賞金5億8884万円
2016年→27勝・獲得賞金6億5259万円
2017年→28勝・獲得賞金6億5828万円

っちゅう、2007年と比べたら物足りん数字が続いとったんや。

せやから、今年の彼は、「何が何でも2007年を超えたい」と考えとる筈やけど、先週までは、「17勝・獲得賞金2億5063万円」っちゅうもんで、去年の同じ時期(6月3週目まで)の「13勝・獲得賞金3億3020万円」と比べて、勝ち星は上回っとるものの、賞金が下回っとるんで、ワシが龍志君やったら、間違いなく「賞金の高いレースを勝って、もっとペースを上げなアカン」と考えるやろ。

そんな中、今週は、1着賞金が1億5000万円の宝塚記念にスマートレイアーを登録しとるんで、この馬を全力で仕上げてくる筈ですわ。

それに彼は、さっき書いた2014年のマイルCSを勝ってから、3年半以上もGIを勝てとらんので、今回は、「久々のGI勝ちを」っちゅう思いも込められとるんでしょうな。

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大久保龍志厩舎が宝塚記念に登録しとるスマートレイアーについて、「元調教師のHさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(のりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(よういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

★ パーフェクトホースマンズのHPはこちら ★

★ 元JRA馬主・小栗範恭(のりやす)のブログはこちら ★

★ 元JRA調教師・山田要一(よういち)のブログはこちら ★

★ 元JRA厩務員・小西聖一のブログはこちら ★

ほなまた。