そっちはどうだい?

僕は最近、地球に居るよ。


簡単な方法が分かったんだ、

地球に滞在し続けるための。



例えばホテルの朝食会場へ行く時に

スマホを部屋に置いて出かけてごらん



すると、そこは地球だ。




地球での食事で、ふと目をやると

壁に巨大なオブジェがかかってたんだ



誰も気づいてないよ

僕以外はみな「スマホの中」に居るからね



一口目と二口目の間は、みなスマホを見ている



僕はスマホを持っていないから

食事の合間にふと、『地球』に目が行ったんだよ




それはルタンという透明なガラスの釣り鐘時計のオブジェで

ガラスの向こうにブロンズヘアーの

そうだな、7才くらいの少女が歩いていたんだ



でも、誰も彼女に気づいていない

だって皆「スマホの中」に意識を滞在させているからね




レジ前の店員さんもね

少女は見上げるように彼に眼を上げて合図を送ったんだけど

レジの画面の中に意識が居て

「地球を歩く少女」には気づかなかったんだ




彼女は逆側の廊下でレストランに入るのを待っている大人たちも見上げて・・・

その人たちはみんな同じ国からのツアー客かな?

同じような髪の色で、同じような言葉をしゃべっていたけど

その人たちは彼女と同じ場所には居なかった



みんなスマホを見ていたから、

スマホの中に意識が居た。

だから、やはり誰もこの少女に気づかなかったんだ




この広いレストランで僕しか気づいていないその少女はね

歩きながら、全ての大人の顔を見上げて

きょろきょろと

まるで、博物館に展示された恐竜をさ

見上げながら歩いて回る子供のように

地球に「肉体」だけを展示してタマシイの無い大人たちの「抜け殻」を

1体ずつ、1体ずつ、

きょろきょろと見上げながら歩いていたんだ



とても愛嬌がある少女のようで

しっかりと、「展示された全員」にほほ笑んでいたんだよ

「地球は楽しいよ~」って




そして、ついに

ガラスのオブジェ越しに

おっさんみつろうと目が合ったんだ


それが「ジャパニーズおっさんだったこと」はかわいそうだけど

仕方ないよ

だって朝食会場に100体の「アミノ酸のかたまり」は置かれていれど

地球に意識が残っているのは

残念ながら、不愛想で有名な「おっさんみつろう」だけだったからね



目が合って少女は

やっと「意識が地球に残ってる人」

要するに、「地球人」と出会えた安堵感から

手を振って来たよ


「地球にも、まだ人間が居たんだー!」

って。

 



もちろん、手を振り返したさ

アメリカ言葉は知らないけど

ジェスチャーなら簡単だからね



そして彼女は、また。

アメリカ言葉が通じるはずの大人たちの抜け殻の展示物を

1体ずつ、1体ずつ、下から見上げながら

歩いて回ったんだ

この地球遺物博物館をね





なぁ。

そっちはどうだい?

僕は最近、地球に居るよ



大丈夫

すぐに、そっち(スマホの世界)へ戻るよ

今日だけだ。今朝だけだ。1時間だけだ。

僕の、小旅行は。

地球に「意識」を向けられたのは。

スマホを修理するまで。




でも、この簡単な「地球ビザの申請方法」が分かっちゃったから、

ときたま、僕はまた地球に行って、居るかもしれない。


その時はね、絵葉書でも書くよ。

地球からね。

親愛なる「オンライン」に引っ越した友へ。










おふらいん への救出作戦
誰かイラスト描いて。

パソコンの中から、仲間を救出している絵。

AIに描かせても下手だったw

 

 

 

 

「おふらいんへの救出作戦」

一緒にやりませんか?
 

「ネットの世界」から
「地球」へ、ナカマを ずりずり 救出する作戦



大自然へ。
畑へ。
田んぼへ。
ようこそ「おふらいん同盟」へ


リアルな世界で、田んぼと畑。
そして、リアルな世界に意識のある人で「集まる」。
セカイムラ↓

 

https://www.sekaimura.com/

 

 

 



(以下4つの過去記事も面白いよ)
「肉体がある場所」じゃなくて、
「目の焦点が合ってる場所」が、その人の居る場所になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。高校生の長男コクトウ君と、小6の長女ザラメちゃん、4才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

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