悪そうなやつは、だいたいともだちぃ~♪
と言えば、僕らの世代は渋谷のセンター街をすぐ思い浮かべる。
しかもHIPHOPをしているとなると。
甲田真理さんは、渋谷生まれの渋谷育ち。
家庭環境の変化で、10代前半から渋谷で「遊びまくっていた」そうで、
男にナイフを振り回しながら追いかけられたり、
それをヤクザが助けてくれたり、
クラブに通って「日本酒は神さまのお酒だからむしろみんな飲んだ方がいいっしょ。年齢制限ないっしょ」と酒を飲みまくったり。
言える範囲内でも、もう言えないことだらけですが、
とにかく、
悪そうなやつは、だいたいともだちぃ~♪
の歌のモデルのような、渋谷生まれの渋谷育ち。
転機も、17歳の時の渋谷のクラブで。
かっこいいお姉さんに、
「アメリカ行くならニューヨークっしょ」と言われ、
「まじかぁ~」とギャル風に思い、翌日とにかくJALに電話。
何十万円すると言われ、「はぁっ??」とギャル風にキレ、
街で配ってたティッシュに「海外行くなら」と書いてあったので、HISに電話。
どうにかバイト代で出せる範囲だったので、現金にぎりしめてそのお店へ。
チケット購入。
「ニューヨーク行くなら面倒みっから」と言われた、クラブで1度しか会ったことのないそのお姉さんに電話するも出ない。
とりあえず留守番電話に飛行機の日にちだけ入れて、日本を飛び出した(笑)
アメリカ行きのその機内で、
「あ。英語も話せないし、知り合いも居ないし、泊まる場所も無いじゃん。お姉さんニューヨークに居なかったらどうしよう?」
と今さらながらに気づく。
すると空港に、奇跡的にそのクラブで会ったお姉さんが迎えに来てくれていて。
(~波乱万丈はNYでも色々あるものの~)
今や、ハリウッド映画に4作連続同じ役で出た唯一の日本人に。
昨日は、そんな真理さんがDJを務める、
渋谷のラジオにお邪魔してきました。
本番前に1時間ほどカフェでお話しを伺ったのですが、
すごい良い話しをいっぱい聞かせてくれて。
例えば、黒人シンガーのパティラベルさんのバックダンサーで全米を回っている時。
あ、パティラベルさんはグラミー賞も獲っている、R&B界のレジェンドだそうで。
(↓オバマ大統領も酔いしれるシンガー)
ある会場で、オーディエンスがバックダンサーの真理さんを見て差別的な態度をする。
するとパティラベルは、
「ちょっと音楽止めて」と言い、
「あなたたち(お客さん)、私が選んだダンサーに問題でもある?」
と。
観客「シーン!」。
真理さんいわく、
ミュージシャンにとってバックダンサーは「自分を輝かせるための配役」「私のための小道具」としか見てない人が多い中、
彼女は違った。
超一流は、何かを上にも下にも見てないっぽい。
他にも、こんな逸話も↓
リムジンに乗っているのに、この対応が出来るというのが凄い。
真理さん
「アメリカでは、みつろうさんの本に書かれているような内容が、
テレビ番組でも普通に放送される時代になっている。
日本は遅れ過ぎている」
そうで。
例えば、オプラウィンフリーさん。
日本で言えば、タモリさんくらいの大御所司会者らしいんだけど、
ゲストにバンバン「ぶっ飛んでいる人」を呼んでいるらしく。
そんな彼女が「ヒューマンスーツ」という単語を使っているらしい。
・・・ん??
どこかで、聞いたような・・・。
っは!
全ての人間は、「一者なるモノ」が入り込んだ後のスーツだという概念を、
『悪魔とのおしゃべり』の中に描いた時に、
『人間スーツ』という造語を作って入れたじゃん!
俺の本の丸パクリだ!!!
み
「ちょっと。その人、僕の本からパクッてますね。」
ま
「3年前くらいから言ってるよ」
・・・
![]() |
悪魔とのおしゃべり 正しさなんて、ただの多数決 [ さとうみつろう ]
1,836円
楽天 |
ぜっさん2年前に発売されてる本なわけですよこれ(笑)
向こうの方が1年先に言い始めてる。
くぅ~、なんか悔しいっ(笑)
本の最初のページに「構想8年」って書いとけばよかった(笑)
そんな、渋谷のラジオ↑、LINEで見れるので。
良かったら、聴いてみてね。
悪そうなやつはだいたいともだちぃ~♪
↓格闘家の須藤元気さん。今はワールドオーダーというダンスユニットで、
世界的に有名になっちゃったけど。
それも真理さんがアメリカでのプロモーションを引き受けたそうで。
「超ギャルだった」と自身を振り返る、真理さん。
会話の端々に、ギャル時代の?ナマリは感じるモノの、
とっても知性豊かで、洞察に富んでました。
中でも、「この身体を動かしているのは私の意志じゃない」という洞察は、
トップレベルのダンサーとして、とうに分かっていたそうです。
下手なダンサーは、「聴いた音」と「体が動く」のわずかな間に、
「わたしが!」という自我のフィルターや判断が入っている。
でも一流のダンサーになると、音と体の動きの間に「私が動かしている」というフィルターが無い。
もう、「自分の意志がこの身体を動かしていない」と気づき続ける状態になるそうです。
茂木健一郎さんとかが「フロー」と呼ぶ、あの状態なんでしょう。
ー以下、過去記事より抜粋ー
あなたは、自分の意志で、「歩いている」と思っているかもしれません。
①「歩こう!」と意図し、それによって②筋肉が動くと。
脳 ⇒ 指令 ⇒ 筋肉 ⇒ 動く
=意志で現実をコントロールしてる!(自由意志)
ところが、実験では、意外なことが分かっています。
現実が先に起こる ⇒ 脳がそれを解釈する(私がやったと勘違いする)
実は、あなたが「歩こう」と思ったから、あなたの身体は歩いているんではなくて、
先に歩いている身体(あなた)が居て、
それを見た脳みそが「私が自分の意志で歩かせた!」と解釈しているんです。
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脳科学の研究より前から、プロとして知っていた真理さんと、
みつろうの本の発売より前から、プロとして知っていたオプラウィンフリーさんは、
まったく同じですね。
「ちげーよ。」
渋谷生まれ、渋谷育ちの真理さんと友達になったから、
俺も明日から、
悪そうなやつはだいたいともだちぃ~♪
ってカラオケで堂々と歌おっと。
友だちの友だちは、友だちだからOKルールで。
まぁそのルール適用したら、人類みんな「友達」で繋がるから、
あなたも「悪そうなやつ」ってことで。
久しぶりの渋谷。
良い街だったなぁ。また遊びにこよっと。
真理さんの話し素敵なので、上のリンクのラジオ聞いてみてね~。
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