色んな業態を開発して

色んなメニューを考案し

さまざまな仕組みを取り入れ

ありとあらゆる事をやってきました。

 

 

「誘導」っていう話です。

「導線」とも言います。

 

 

まだまだだなぁ・・・・

と思うことがあって

 

 

先日、ある方と話をしている時に

感じました。

 

 

詳しくは端折りますが

サブウェイがいまいち広がらないのは

日本人特有の「選べない」

 

 

っていう文化によるものが大きい。

 

 

日本人はとにかく選ぶのが苦手で

選ぶなら真ん中を常に選ぶ。

 

 

なので3種類、例えばSMLがあったら

60%は、真ん中のMを選ぶ。

っていう話です。

 

 

ですが、導線をしっかり設計し

誘導すれば、それが90%にもなり

そうすることで

 

 

食材が集中することでロスが減り

同じ工程が増えることで人件費の効率化ができ

集中するメニューの原価を下げることで

利益率も上げられる。

 

 

その導線の作り方が非常に難しいのですが

その道のプロがいて、その方からみると

 

 

うちの導線はまだまだ改善の余地があり

なんなら下手っすね・・・って感じ。

 

 

やはりその道のプロはすげぇ。

 

 

なので、私は答えが分かりませんが

不正解は分かります。

 

 

選択肢が多いことは絶対にNGですが

価格の選択肢が多いことがNGで

 

 

ボリュームの選択肢は

導線を作る上で大事だな。

って思います。

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
マクドナルドがやはり天才的なのですが
画像が貼り付けられないのでリンク貼っときます。
 
 
サブウェイは選んだものによって
価格が変わるのですが
 
 
マクドナルドは単品を売りたいわけでなく
あくまでバリューセットへの誘導として使っていて
セットに誘導したあとは
 
 
日本人が選びやすいように
価格をSMLの3つに絞り
あとはボリュームを選べばいい。
 
 
価格と種類とボリュームの選択ではなく
ボリュームと種類の選択にしているわけです。
 
 
どうやら日本人は
わたしの経験上もそうですが
 
 
「価格が変動する選択」が超絶苦手なようで
「価格が動かない選択」は超絶得意です。
 
 
食べ放題もそうで、価格は○○○○円と決まっていて
食べる種類は選べる。
 
 
マクドナルドもSMLの価格を選べば
あとは、ドリンクが選べて、サイドが選べて・・・
みたいな感じ。
 
 
でも回転寿司パターンもあって
あれば1皿いくら?っていう選択をしてる。
 
 
あれの場合はまた特殊で
その話はまた今後。
 
 
日本人は選択が苦手な文化なので
「専門店」と名のつく物やお店
 
 
「限定品」など「残り○○」
みたいな、選択肢が無い方が好きなんです。