変化の波が止まらない‥そんな激変の時代。
人口減や価格の高騰、お客様のマインド低下‥どんどん減少する新築棟数。
受注のための販促や見学会。
お客様の家を建てるためのたくさんの仕事。
住宅関係のお仕事が95%のナイトこと藤田和美です。
それだけでも大変なのに、法改正も目白押し。
先日改正建築業法の下請業者との取引内容の厳格化についても書きましたが‥。
いろんな工務店さんにヒアリングしてわかったことが‥それやばいんじゃない???という事実。
電子帳簿保存法、2022年改正になりその施行が2024年1月1日からだったという事実。
どういう内容かというと、これは工務店さんに限ったことではなく、すべての業種に当てはまるんだけど、
電子帳簿保存法が2022年に改正され、電子取引でやり取りした書類はすべて電子保存が完全義務化になるというもの。
ただ2022年に決まり、その猶予期間が設けられ、実際に施行されたのが2024年1月1日。
ということは、すでに施行されこの法律のもと「電子取引したデーターはすべて電子保存しておかないといけない」んです。
「対応してますか?」の質問には、ほとんどの方が法律の施行自体に認識がなく、
「電子でやり取りした書類にはどんなものが含まれますか?」の質問にも「わからない」との返事が返ってきました。
でも、そんなもんですよね。
一時この電子取引のデーター保存の義務化は話題になったことは私も覚えていましたが、猶予期間が約1年近くあったため、
すぐに対応という認識にならず、正直‥そういえばあったよね?くらいの感じです。
ただ放置しておくわけにはいかないのが現実。
では、どんなものが電子取引のデーター保存の義務化の対象なのか?
Chat GPTのあいこちゃん(私のGPTの名前 笑)に表にまとめてもらいました。
意外と広い‥。
全部電子データーで保存義務‥。
どうやって、どんなふうに保存管理すればいいのか。
頭が痛くなるレベルです。
ただ、放置できない理由がある。
◇違反時の罰則
電子帳簿保存法自体には直接的な罰則規定は設けられていませんが、
会社法や税法の関連規定に基づき、違反した場合に以下のような罰則やリスクが発生する可能性があるんですね。
1、会社法による過料(100万円以下)
•帳簿や書類を適切に保存しなかった場合、会社法第976条により100万円以下の過料が科される可能性
2、青色申告の承認取り消し
•会社の場合には該当していませんが、電子帳簿保存法の要件を満たしていない場合、青色申告の承認が取り消されるリスクがあります。これにより、青色申告特別控除や欠損金の繰越など税制上のメリットが受けられなくなります
3、追徴課税や重加算税
•帳簿や書類の改ざんや不正があった場合、重加算税(通常の35%に加えてさらに10%が加重)が課されることがあります
•適切な保存がない場合、税務署が推計で課税(推計課税)を行うこともあります
電子帳簿保存法に関わるいろんな会社法や税法、ここに抵触するリスクがあるようです。
最近、私もAI活用でいろんな情報へのアクセスが容易になり、クライアントのためのリスク管理の一環で、関係法律の改正やその内容について、調べて対応を考えることが仕事として重要になってきました。
ただお知らせするだけでなく、その解決のための方法も探り、解決に向けて提案・導入のお手伝いをする。
法律、改正内容はけっこう複雑ですが、いくつかのAIを駆使することで可能になりました。
今回の電子帳簿保存法と、前回お知らせした海星建設業法の下請業者との取引の厳格化、この2つをクリアするには相当な業務量があります。
その2つを解決するのが、書類のDX化。
もちろん、それを導入するにもコストや手間もかかります。
でも、一度導入して慣れてさえしまえば、日々の業務量は減り会社全体のいろんな業務やコストは大幅に軽減されます。
ぜひ、チャレンジしてください!
関わる工務店さんの問題解決のために準備したのがこちらの勉強会「Online ・AI・DXフル装備実践塾」
塾期間中にDXの導入をやってしまおうという本当の意味の実践塾。
でもそれだけではなく、業務の軽減のための得意分野別AIも一緒に習得する内容。
興味があれば、上のリンクを見てくださいね。
何はともあれ、この苦難の時期を乗り越えなければ!
私もスキルアップして、たくさんの有益な情報をお届けできるように、勉強します!
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
このブログの記事が、少しでもあなたのプライベートやお仕事に役に立つと嬉しいです。
▪️このブログを書いている人
ビジネスシナリオコンサルタント、ソーシャルマーケッターとして、多業種(小売店・飲食店・設備機械・印刷・美容・介護施設など)の会社や店舗で商品や販促の企画提案・求人など、コンサルタントとして活動。
2018年12月からは、住宅専門コンサル会社、エル・アール・コンサルティング株式会社に所属。
住宅関係のコンサルティングやミラクルZEH塾や住宅FP塾などの講師、運営を手がける。
2017年3月に大動脈解離で緊急手術、5か月の入院の後、1年かけてリハビリ、仕事に復帰。
2019年11月に再び緊急入院。再手術を受けて4回の手術のために自宅療養。
2020年自宅療養をしながら自宅で可能な仕事を開始。
2021年からZoomでコンサル・研修など再開。
2023年リアル塾も復活して、本格始動!
クライアント、関係者のみなさま、ご迷惑とご心配をおかけしました!
現在は住宅系が95%でお仕事させていただいています。
エルアールコンサルティング株式会社
ソーシャルマーケッター&ビジネスシナリオコンサルタント 藤田和美
最近、Facebookやインスタグラム・ブログなどからお仕事のお問い合わせ・ご依頼を受けることが増えてきました♡
とっても嬉しいです♪
ちょっと話を聞いてみたいかも‥と思われたら、今はZoomもありますから、
ブログのコメントなどからお気軽にご連絡くださいね⭐︎