ゴールデンウィーク前半は機材メンテ | ミスズの水槽観察日記

ミスズの水槽観察日記

42年前にグッピーからスタートしカクレクマノミブリード10000匹達成!
現在はKR93SPを使いSPSを中心にサンゴ ミドリイシ飼育をしています。
主にミドリイシブログです。
2017年ダイバーデビュー!
2022年6月からミジンベニハゼの繁殖/ブリードをして稚魚も育てています。

※今回の記事は自分へのメモ的は備忘録ですので悪しからず!

 

 

10年以上使い続けているカルシウムリアクター(H&S)Ca-1eco

【2012年7月撮影】

約半年前からインペラなど不具合から異音が出ていたのですがそのまま使っていました。

 

経験上、正確にはインペラの軸を受ける皿的な部分(赤いパーツ)の遊びが大きくなることでインペラの回転音が大きくなっていると思われます。

今のところ機能には問題無いのですがシャフト一式を交換したいと思います。

 

すでにシャフトは年始に新品を購入していましたので、カルシウムリアクターのメンテナンスを兼ねて分解清掃することに。

メディアは一旦ふるいにかけて小粒と大粒を仕分けし使い回します。毎回この作業をしていますので手慣れたものです(笑)

 

消費分を補充すべく、新品メディアも毎度必ずRO/DI水で丁寧によく濯ぎます。

 

Co2をリサイクルするセカンドステージは無いモデルですが、メディアの最上部には毎度zeo社のメディアであるゼオマグを一掴み程度100g前後を入れるようにしています。

マグネシウムメディアといっても純度100%マグネシウムではなく単にカルシウムメディアにマグネシウム含有量がやや多めという程度です。

 

ちなみにこのマグネシウムメディアは溶けにくいです。

しかしこの新しいメディア表層部は凹凸面が多いがために補充すると見かけ上というか、稼動させた初期のKH値はかなり高めに表示されます。

本当の飼育水KHは高くなってはいないのですが。

 

メインのメディアはコレの大粒を下段に30%にし、上部に目一杯詰まる直前まで小粒を詰めています。

海水に含まれるマグネシウムイオン値が低すぎるとカルシウムイオン濃度の持続性に影響が出ます。

 

海水成分の組成は塩化ナトリウム〉マグネシウム〉カルシウムの順になっていて、カルシウムよりもマグネシウムの方が3倍ほど多いわけです。

文字通り微量成分ではなく主要成分なので、安易に投与できてしまう液体の添加剤でマグネシウムのみを過剰にすべきではないですよ。

 

 

話は戻りますが、残念なことに重大なミスをしていました!

このカルシウムリアクターのポンプはアクアビーのACですが、品番がとても紛らわしく2000/1という製品と2000と2種あり、さらにその中で旧型ポンプと新型ポンプと4通り存在します。4種に互換性は無いので間違えると面倒なことに。

 

コレは過去にも交換しているので予め知っていたはず・・・

そう、でも間違えていたんです。なんせ前回インペラ交換をしたのは2014年頃で記憶が(汗)

 

我がポンプはUP2000 新型モーターでした!

シャフト=軸 を支える赤い上下にあるパーツの径が見た目で違うことが分かりパッケージの開封前に判明しショック(笑)

 

さらに今使っているものは新型でインペラと軸が分解できない完全一体型構造になっていますが、用意していたパーツは旧型のシャフトを分解できるタイプ。

 

とりあえずインペラそのものを全交換するしか手立てがない様子なのですが、通販の有名どころでは取扱いが無いので、現状のままで組み直しました。

もちろん動作はしますが、モータ音が今までよりひどくなってしまい近日どうにかしないと(汗)

カルシウムリアクター自体は生産完了していない現行品です。

ロングセラー商品といえば聞こえがイイですが、ただの古い製品で構造体としての不満もあるのでハードの買い替えも視野に!?

 

個人的にはカルシウムリアクターのおかげでSPS飼育の長期飼育が出来ている効能をとても実感しているので今後もカルシウムリアクターは使い続けます。

 

 

ついでにプロテインスキマーを全分解し清掃も済ませました。

これもACポンプですが2年ほど前に新品ポンプに買い換えています。

とは言え動作音はやや気になりますね。

 

 

次に今回の作業の本命であるクーラーの交換作業をします!

今まではゼンスイのZC-700Eです。

購入した当時の箱に保証書があり確認しました。

2009年5月で丸13年使用していたようで今まで一度も故障ナシです。

 

過去3回”オーバーホール”という大げさなネーミングのゼンスイのサービスを受けています。しかも昔は安かった(笑)

 

現状で動作に異状なく使えていますが、某中古屋さんでZC-700Eより高年式のZC-1000α(現行モデル)を2021年11月末にゲットし、予め丁寧に清掃作業を済ませてあるのでやっと入れ替えができます。

このZC‐1000αは2017年製造モデルです。

 

外見は似ていて横幅と奥行きは同じですが高さだけが違います。

 

しかもIN/OUT両方の径と配管挿入部のジョイント幅も全く同じで従来のまま使えるため配管の長さを調節する必要が無い事も分かり楽勝だなとこのときは思いました。

しかし置き場所に収納できるものの置いてある木製ラックの木枠が接続する配管とギリギリで干渉する雰囲気があります。

そのせいでホースの取り回しを変更と木製台を一部カットする必要がありそう。

 

とりあえず現物合わせで入れ替えてから考えることに。

実際にはラックの木枠に干渉せず済みました。 

しかしIN側だけクーラ本体の高さがUPした分、配管の高さが足りない。

材料の買置きはあるのですぐに工作。

 

作業をしていて知ったのですが、配管1か所だけ肝心な接続部分が2年以上シールテープの仮組み状態だったところを発見!

簡単に取り外せる状態だったので、よく僅かに漏れることなくもっていたなぁと感心(汗)

 

じつは、配管そのものは旧水槽からの仮状態で使い回しなんです。これもいつかやり直さないとですね。ちゃんと接着剤で固定しておきました。

通水させるとクーラ本体のLソケット根元からかなりゆっくりジワジワと水漏れ。

内部のゴムは付属のストック用から新品予備と変えました。ゴムこそ経年経過で劣化しますね。

 

完成しました!

クーラの通水ポンプに変わりがないため通水量に変化は無く、そもそもルームエアコン併用なのであまり頻繁に動きません。

 

ただ肌感ですが現行型αモデルは少しだけ動作音は静かに感じる気がします。

 

朝8時から開始し昼休憩1時間を含め、普段の水換えもしたので後片付けの撤収終了時刻は17時でとても疲れました。

 

とりあえずZC-700Eの処遇については、現在重度の金欠病を患っているため早く換金したいのです。

だれか高く買ってくれませんか~?(笑)

と思っていたら、予想よりも早くに買い手が現れ新たなオーナーの元へ旅立ちました!