メラニア トランプさんのゴージャスな育児(笑)
歌手の宇多田ヒカルさんが、東京の育児環境について
「なんて子育てしにくそうなんだろう」と語ったそうだ。
彼女はロンドンで息子を育てており、日本での子育て経験はないけど、
東京で子育てしている友人からの話をきいてそう感じたそうだ。
宇多田は「東京での子育て」を「聞いた話では」ということで、
「大変そう」だと語っているのに、
いつのまにか「日本での子育て」ということになっている。
(メディア、Hype (話題)を作り上げているな、、、、)
彼女は日本の子育てインフラのことではなく、
ベビー連れの親御さんに対しての「日本人」の冷たさ、心無さに対して言及している。
駅にエスカレーターが少なくベビーカーには不便、とか
そういうことを言っているのでは、ない。
そこで、そうそう、日本って、、、、
って賛同する人たちが多いとか。
日本と非日本での育児の両方の経験がある人って、そんなにいるんだろうか?
比較した上で、そう思う人は、果たしてどのくらいいるのだろうか?
「日本って、、、」が独り歩きしているように感じてならない。
(毎度のことだけど、、、、)
私は日本で娘たちの子育てをした。
長女の時は1年半ほど育休を取り、次女の時は4か月ほど。
その後職場復帰した。
フルタイムのWMだったけど、長女が5歳、次女が3歳になりアメリカに移住するまで、
日本で育児をしていた。
そんな私は、日本での育児中に嫌な思いしたことはなかった。
むしろ優しく声かけしてもらったり、親切な人に会った印象ばかり。
でも確かに泣き叫ぶ赤子に遭遇する確率は、日本の方が多かった。
「泣くのは赤ちゃんの仕事」
という表現が日本にはあるから、そこがポイントかも。
日本は人に迷惑をかけまいと思う文化があるけど、
同時に「泣くのが仕事」との間でギャップが生まれるのかも。
ちなみに「赤ちゃんは泣くのが仕事」という優しいフォローは、
第三者から語られ初めて有効になると私は思っている。
(「お互いさま」というのが当事者から語られてはいけないのと同じセオリー。
ちなみに自称「天真爛漫」や自称「やんちゃ」も同等である。)
さて、今回もだけど、一部の極端な人たちのことを取り上げて、
メディアが「日本は子育てしにくい」というのを仕立て上げてるんじゃないの?
とも見れるわけです。
そしてそれに乗っかる人たち、、、、
実際に自分はどうだったのですか?
「日本は」って言えるのかな?
ちょっと疑問。。。。
私は大学時代、コミュニケーションの中でもマスメディアをコアに専攻していた。
でもこのマスコミの情報や世論操作性というものを学び、
私は関わっていたくないと思った。
なのでマスコミュニケーションから、インターパーソナルコミュニケーションに専攻を変えたという経緯がある。
マスメディアが人にどう影響を与えるか、という学問よりも、
人対人との間で行われるコミュニケーションの影響やドライブ(動機)のほうに惹かれたというのがある。
(さらに突き進んで、次はイントラパーソナルといって自分と自分の間のコミュニケーション学というのも研究した。)
メディアリタラシーというものはとても重要。
これは現代を生きる私たちの課題だといっても過言ではない。
そこにはやはり存在するのは「自分軸」であるといってもよいのではないかな。
マスメディアは諸刃の剣である。
もとにもどると、
私は人それぞれの経験は尊いと思っているし、尊重している。
その人がそう感じたのなら、そうなのだろうし、
それについての異議はない。
ただ、冷静に考えた時、
感情だけで、私も私も!!と過熱しすぎてはいないだろうか
と思ってしまうだけなのです。
それからね、
冷たい人もいれば、優しい人だっている。
日本だってアメリカだってUKだってね。