闇に佇みて -9ページ目

切なさの向こう側



悲しいのは
誰ですか

悲しいのは
あなたです


淋しいのは
誰ですか

淋しいのも
あなたです


切ないのは
誰ですか

切ないのは
私です



悲しみも
淋しさも

いつか
想い出の
影法師になって


拒むことなく

柔らかく

温かく


思い出せる
時が

訪れます
ように…










考えすぎる

それが
僕の癖


それが
いいんだか
悪いんだか

分からないけど



始まりは

言い訳
だったような…


弱いからね


弱い自分を
正当化するために


理論立てて

理屈を
練り続けていた


逃れたい…
と言う
結果ありきで


そこへ
導く方法を
考えていた





パズルの
迷路を


ゴールから
辿るように




周りを気にしながら

怯えながら



安っぽい絵のように


安っぽい絵のような
木枯らしの
風景

覆われ
重そうに

足を引きずり
歩む人たち


温もりを
守るため
孤独さえ忘れて


人知れず
戦火に


晒されて
震えても


気づけば
皆同じ


故に
そのまま


偲んで
時折おりに


逃げ込む
遠き日の夢


そして
日が昇り

日が沈む日々の



安っぽい絵のように
時が流れ去る


誰でもない
人に


常に
時は流れる