闇に佇みて
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

倒れてみて見えた




マジで
殴りあった


本気なんだ、よな
互いに



だから
互いに


起き上がる度に
殴りあった



動けなくなるまで


痛くて
熱くて


意識がなくなる
境まで



夜通しか


言いたいこと
言い合ったけど


勢いと熱で

言えないことや
鬱憤まで叫んで



殴りあった



全部
素だな




朝焼け



お前もか

俺もだ


死ぬほど痛てぇし
動けねぇ


地べたに寝そべって
見た空は


曇り空で
微妙にホッとした


お前は
死にそうな
腫れた顔で


起き上がって
風を感じたか



俺が見た
この空と


お前が感じた
その風が


ガッチリと
揺るがない今を
包むようで


なんか

納得した



なんかな。

見失い 今さらが 本筋か

 


暑い夏を

よそ目に


秋を見据えて

冬から再び


永久に繰り返す

季節に向けて



私が在るがための


折れそうな 

葦の杖だけを

頼りに歩む ・・・



在るがためを

眼差しを伏せて


不確かな

道すがらで

思い浮かぶ


ただの

俳句です



 ~本筋~


蜻蛉や


水面に浮きて


問うなかれ

永遠





別れ際の

永遠


遠すぎる

永遠



戻れない


永遠


永遠に



涙の雫をひきつめても




たどり着けない


永遠








1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>