真夏の恒例イベントであるひとり旅も残すところあと僅か。

最終日は奈良と終着点の名古屋を巡ります。


不完全燃焼の高野山を後にし、3日目の宿泊地である奈良駅に到着。

遅い時間にもかかわらず、改札口には多くの人だかりができていました!

浴衣を着た人や的屋で買ったであろう食べ物を持った人など、何やらお祭りがあった様子。

とりあえず、宿を探さねばと格安宿の情報誌でめぼしをつけていたホテルを巡りはじめたものの・・・。

どこもかしこも満室で泊まることができないとのこと。。

どうやら、奈良の大文字焼きなどの準備がはじまり、奈良公園などでお祭りがやっているらしいのです。

宿泊客の数もピークを迎えているとのことで、宿泊先を探すのは難しい状態。

最悪、マンガ喫茶のナイトパックを利用すればいいかなと思いつつも、ゆっくり湯に浸かって身体を休めたいのが本音。

そんなことを考えつつ、ひたすら宿を探すために歩き続けた結果、何とか空きがあるホテルを見つけることができました。

何とも、行き当たりばったりのひとり旅の悪い部分が出た格好ですね。

これも旅の醍醐味といえばそうなんですけど、そろそろ計画性を持った大人の旅行をするべきなんでしょうか。。


最終日は朝から奈良を簡単にではありますが観光することにしました!

奈良は小学生の時に家族旅行で、中学生の時に修学旅行で来たことがあるのですが、当時は何もわからないまま連れてきてもらっているので、少しでも知識を得た今になって訪れるとまた違った味わいが生まれるもの。


最初に訪れたのは興福寺。

よく歴史の教科書とかに載っている仏像の収蔵場所として目にすることが多いですよね。

特に阿修羅像は有名なんではないでしょうか。

境内の五重塔や東金堂、南円堂などを観て周り、国宝館へ行ったのですが、朝早いこともあって開館しておらず、先に他の場所を観て周ることにしました。


そんで、訪れたのが春日大社。

春日大社は朱塗りが美しい建物ばかりで、敷地もかなりの広さがあり周りがいがあります。

緑が多いこともあって、木陰にはいれば涼しいのでそこまで疲れを感じることなく散策が楽しめる場所だと思います。

ただし、烏が多いのでちょっぴり怖さは感じますが。。

春日大社を周った足で、奈良公園を通り、東大寺へ向いました。先生、しっかり頼むぜ!


奈良公園といえば、鹿ですよね。
鹿を観ていたら、『鹿男あおによし』を思い出します。

このなかの1匹くらいは人間と話ができる鹿がいても不思議ではないのかもしれませんね。。

でも、鹿せんべいをバリバリ食べて、うんこをブリブリしている姿を観ているとやっぱりありえないかなー。

なんか、改めて『鹿男・・・』を観てみたくなりました。

そして、奈良といえば東大寺に行かずしてどこへ行く(法隆寺って意見もありますが・・・)!ということで、定番の大仏様を拝んできましたよ。

久しぶりに訪れましたが、まず南大門の金剛力士像は圧巻です。

運慶の作品でしたっけ?

こんなにも大きかったんだっけなーと思わずにもいられないほどの威圧感と迫力。

組木とはいえ、彫って作られているんですからね。

そういえば、運慶が作るにあたって、金剛力士像のへその位置にこだわったという話はご存知でしょうか?

へその位置が、本来あるべき高さではないところにあるらしいんです。

というのも、見上げた時に金剛力士像のバランスが美しく観えるようにと考えられて作られているらしいんですよ。
そこまで計算されているとは本当に匠のなせる技でしょうね。勇ましきは金剛力士像!

そんな金剛力士像が聳え立つ南大門を抜け、いよいよ大仏様とご対面!

いやー、やっぱりデカイ!

ただ無言でその姿を見つめるのみ・・・。

過去2回見ているけれど、その佇まいは言うに及ばず。

そして、東大寺の大仏といえば、柱に大仏様の鼻の穴と同じ大きさの穴があるんですよね。

観光客の多くの人が無邪気に通り抜けに挑戦しているんですが、本当に楽しそうで良い光景でした☆

大仏様を拝んだ後は正倉院に行ってみました。

正倉院は外から見ることしかできないので、「こんなもんか。」と思わなくもないんですが、来たからには立ち寄ってしまうんですよね。

今回もまさしく・・・「こんなもんだったな。」というところでしょうか(笑)

内部公開された日に行ってみたらそんな感想はなくなるんだろうなー。


春日大社と東大寺を観て周り、良い頃合いになったので、再び興福寺の国宝館へ。奈良の大仏ここにあり。

館内には歴史の教科書で目にしたことがある仏像などがたくさんありました。

いよいよ、念願の阿修羅像を前にするとその聡明というか美しい表情に惹きつけられるばかり。

気がつけば結構の時間を費やしてしまいました。

近く東京で特別展があるらしく、目にすることができるそうだので、是非ともその美しい表情を観てみてください!

興福寺を後にし、猿沢の池の周りをゆったりと歩き、奈良駅へ戻る途中、まさしに国際観光都市である奈良ならではの出来事に遭遇。

というのも、外国人観光客の人に道を尋ねられたんです!

どうやら、先程訪れた興福寺に行きたいとのこと・・・。

道順はわかるけど、情けないことに全く単語が出てきません。。

やっとこさ出てきた英語が・・・、


「ゴー・ストレート。 コウフクジ イズ ネクスト サルサワノイケ・・・・。」


いやー、まず池という単語がわからないし、向かいというか隣という表現の単語が出てこない。。

こんなことがあるなら、きちんと英語の勉強をしておけばよかった。

とにかく、勢いとジェスチャーと片言ながらノリでカバーし、自分の中では事なきを得たんですが、外国人観光客の方々が無事に着けていることを祈ります。


奈良で貴重な体験をした後は、いざ帰りのバス乗り場である名古屋へ。

名古屋駅に着き、腹ごしらえのために名古屋名物の天ムスを食し、2年前のひとり旅で遠目からしか拝めなかった名古屋城に行くことに!

バスに乗り、急いで向かったのですが・・・、またしても時間切れのために入場できず。。。

こうも入れないとなると何か因縁めいたものがあるんですかね?

煌びやかに輝く金の鯱を遠めに眺め、渋々名古屋城を後にすることにしました。

沈んだ気分を忘れるためにも、美味しい名古屋名物「きし麺」を食べようとガイドブックに載っている「総本家えびすや本店」に向かいました。

道に迷いながら苦労して辿りつき、店の扉を開けようとしたんですが、目の前には悲しい現実が!

そうです。。見つめる先には『臨時休業』というあまりに辛い4文字。。。

「なんでこーなるの!」と言わずにいられないほど、余計ブルーな気持ちになってしまいました。

名古屋はどうも性に合わないんですかね。

そんな思いもあり、どこも出かける気になれないので、駅前のマンガ喫茶で『20世紀少年』を読みあさりながら、帰りのバスを待ちつつ、今年のひとり旅の幕が降りたのでした。


(おわり)











伊勢から始まり、熊野三山を巡ったひとり旅も早くも折り返し地点。

3日目の出発地である紀伊田辺駅始発の列車に乗り込み、和歌山駅を目指します。


そうそう。和歌山へ向かう列車で、隣に座っていた女子2名の会話がとても面白かったんです。

話を聞いていると(盗み聞きは良くないんでしょうが・・・)、何やら卒業してから初めて再会した高校の同級生らしく、お互いの近況やら、同級生の目撃談、恋話・・・で盛り上がっていたんですよ。

でも、きまって居ない人の悪口や、ねたみ、愚痴につながるんです。

それだけなら、あまり良い印象を持たないんですが、そこは関西圏のなせる業なのか、どうしようもない内容のなかにもボケとツッコミがあり、きちんとオチがついているんですよね。

もともと、関西弁を聴いていると心地よく感じることもあり、完成された話芸に感心させられました。


そして、素人漫談を聞きながら辿りつくは和歌山駅。

駅ビルの「祝・甲子園出場!智弁和歌山高校」という垂れ幕を目にし、和歌山に来たことを実感。美しき。和歌山城。

正直なところ、今回の旅で和歌山を周ることを考えていなかったこともあり、予備知識なし・・・。

まずは、観光地図に載っている和歌山城を目指すことにしました!

個人的には和歌山城といえば、小学校の時に誕生日プレゼントとして貰ったプラモデルを思い出します。

ガンダムのプラモデルは良く貰いましたが、お城のプラモデルをチョイスするなんて小学生にしては渋いですよね。

いったい誰がくれたんだっけなー。

今でも思い出せるプラモデルを作っていて学んだ和歌山城の知識といえば、連立式平山城ということ。

姫路城や松山城と並ぶ日本三大連立式平山城に数えられる名城なのです。

そもそも、和歌山城は豊臣秀吉の弟である秀長が築城したとのことで、関ヶ原の合戦を経て徳川御三家のひとつである紀州徳川家の居城であることは有名ですよね。

紀州徳川といえば、8代将軍吉宗ということもあり、城内には大河ドラマ放送時に作ったであろうパネルなどが残っていました。

そういえば、現在放送中の篤姫に出てくる14代将軍の家茂も紀州徳川家出身ですよね。

「吉宗」と「篤姫」どちらも好きで観ているので、知っている人物のゆかりの地というだけでも自然と入り込めるものがあります。

昨年に訪れた高知城もしかり、大河ドラマのロケ地が観光振興の目玉といわれ、誘致合戦が繰り広げられているわけがわからなくもないのかな。。

和歌山城では、天守閣から市街が一望できることはもちろんのこと、その他にも驚くべき施設があるんですよ!

それは何と・・・動物園!

本当に素朴というかこじんまりとした動物園なんですけど、家族連れの姿があったり、動物と触れ合っている子供を見ていると微笑ましくなります。

そんな中、ザックを背負った小汚い男性がひとり動物を眺めている風景は異様な感じでしたが・・・。

是非、お城を巡った後に立ち寄ることをオススメします。


いちご電車 再び、和歌山駅に戻り、次なる目的地を探すために本屋さんへ。

本屋さんで和歌山県の観光ガイドブックを立ち読みし、あるページに目がとまりました。

『スーパー駅長たま』

そうです!ちょっぴりちまたでブームになっているねこ駅長です。

知らない人のためにご説明しますと、和歌山電鉄貴志川線というローカル線があるんですが、終着駅の貴志駅の駅長さんが「たま」というねこが務めているんですよ。

せっかく和歌山に来ていることだし、会いに行ってみよう♪

ということで、1日乗車券を購入し出発~☆

この和歌山電鉄はたま駅長の他にも色々な試みをしている鉄道会社で、「いちご電車」や「おもちゃ電車」といったユニークな車両に乗ることができるんです。かわいいシートです☆

当日は「おもちゃ電車」のお休みの日だったので、残念ながら「いちご電車」しか乗ることができなかったんですが、シートの柄からつり革、暖簾までカワイイデザインで短い乗車時間のなかにもワクワクさせてくれて、童心にかえらせてくれます。

終点の貴志駅に着くとすでに人だかりができておりました。

その中心には確かに帽子を被った「たま駅長」の姿が!

ひっきりなしに写真を撮られ、触られ・・・と恐らく日本で1番忙しいねこなんではないでしょうか・・・・。

貴志駅と伊太祈曽駅には色々なグッズが売られているので旅の思い出に購入してみるのもいいでしょうね。

ちなみに伊太祈曽駅の女性の駅員さんが「たま駅長」に負けじと、とてもカワイイので併せてどうぞ!


「たま駅長」の姿を拝んだ後は、こちらも1度は訪れてみたい場所、お大師さんの総本山、高野山。スーパー駅長たま

高野山へは和歌山駅から橋本駅へ向かい、南海電鉄に乗り換えて極楽橋駅から高野山ケーブルを使います。

高野山へ行くのに南海電鉄の特急列車(?!)を使えば時間も掛からないところ、特急料金をケチったばかりに予想以上に到着時刻が遅れてしまう事態に・・・。

心配になったので、乗車券売り場のおじさんに金剛峰寺の拝観時間を確認すると、夏時間でまだ間に合うとのことで安心しながら、バスに乗り込みました。
曲がりくねった林間を抜けて行くのですが、両脇には数々のお寺さんが立ち並んでおります。

バスを降りると山上ということもあり、ひんやりと涼しく、夕暮れ時もあいまって蝉の鳴き声がなんとも風流でございました。

とりあえず、まず先にと急いで金剛峰寺へ。

金剛峰寺では石庭としては日本最大級の蟠龍庭が見所ということで楽しみに拝観受付所に行ったのですが、「本日の拝観受付は終了いたしましたので、恐れいりますがお引取りください。」と悲しい現実を突きつけられることに。。またひとつお勉強の金剛峰寺。
「バスのおじさん時間違っとるやないかーい!」と心のなかでひとり髭男爵ツッコミをかましつつ、記念とばかりにスタンプを押して金剛峰寺を後にするのでした。

その後は、気分がブルーになりながらも金堂、根本大塔、不動堂、西塔・東塔、大門を周りました。

高野山には他にも奥の院など、様々な観て周りたい場所があるのですが、時間の関係上、断念。

あの時、特急に乗っていればもっとゆっくり観て周れたかもなんて少し反省。

時と場合によるけれども、やっぱり、時は金なり・・・。

惜しんではいけないものもあるのだなと改めて実感しました。。

そんな真言密教の一大霊場にて、ひとつ悟りを開くことができたのでした。


奈良編につづく・・・。



真夏の恒例となったひとり旅の2日目は世界遺産に登録された熊野三山を巡ります。

2日目の出発地点は新宮駅。

新宮駅前には童謡「鳩ぽっぽ(正しくは「鳩」)」の歌碑と餌に群がる鳩を目にすることができます。

というのも、新宮市は「鳩ぽっぽ」の作詞をした東くめの出身地。

東くめと聞いても「ふーん。」と全くピンとこなかったんですけれど、歌碑を見ていてわかったことは「鳩ぽっぽ」を作曲したのって、滝廉太郎なんですね。

こんな童謡までも作曲しているなんて知りませんでした。

きっと、幼い日に耳にした曲のなかで気がついていないけれども、彼が作曲した作品がたくさんあるんでしょうね。

東くめの出身地で、なぜか滝廉太郎に思いを馳せてしまうのでした。。


そして、新宮市といえば、不老長寿の霊薬を求めて上陸をした徐福伝説が残る街でもあるとのことで、駅から程近いところにある徐福公園を訪れました。

ガイドブックなどの写真を見ると大陸風の色鮮やかな楼門が建っていて、結構すごい公園なのかなと思っていたのですが、着いてビックリ!

予想以上にちっちゃい。。

しかも、徐福公園がこの地になぜ建てられているのかを紹介した立板の内容がまたいいんです。

“徐福が不老長寿の霊薬を求めて渡来した土地はおそらくこの地で間違いない。断言することはできないが、そう信じることは大切なことである。(正しい内容は現地で要チェック!)”。

「なんでもありじゃね?!」と思えなくもない内容にひとり爆笑。。

よくよく読むと秦の始皇帝の命で不老長寿の霊薬を求めて渡来したことを記した文書などを読み解くと新宮にあてはまるってことらしいので、100%ではないけれども真実味は強いようです。


熊野速玉大社 徐福公園の次は熊野三山のひとつである熊野速玉大社へ。
そもそも熊野三山というのは、熊野速玉大社を含め、熊野本宮大社と熊野那智大社の総称で、熊野とは地の果て“隈野”、神々が住まう国、黄泉の国として崇められた聖地のことらしく、伊勢が天皇の神であるのに対して、熊野は人生の新たなる回生を願う庶民の信仰の地なのだそうです。

そういう意味でも、新たに生まれ変わろうとしている今の自分にぴったりな場所なのであります。

熊野速玉大社は国産みの神であるイザナギから誕生した主神を祀っていて、境内には樹齢千年といわれるナギの大樹がありました。

早朝ということもあって、参拝客もいなく静寂が漂う空間でした。


石段を登るとそこは絶景でした☆ 速玉大社の参拝の後は、速玉大社の旧社地であった神倉山にある神倉神社に訪れました。

なんと、この神倉神社の社殿は断崖絶壁にあり、そこまでいくには530段ばかりの石段を登らなくてはいけないのです。

ただの石段だけでも辛いのに、急で曲がりくねっていて石段を下から見上げると気がめいってしまいます。。

けれど、「気力と根性の体力勝負な旅」を自称しているもんで、せっかく来たからには登らないといけませんよね。

石段を見て参拝をあきらめる観光客を横目に出発し、せっせと石段を登ると目の前には社殿と御神体の巨岩ゴトビキ岩が姿を現しました。

しかも、頂上は新宮の街を見下ろせる絶景ポイントで、本当に苦労して登ったかいがありました。

それにしても、この神倉神社では毎年2月にお燈まつりが行われ、男達が激しく燃え上がる炎を持って石段を駆け下りる火祭りが有名とのこと。

あんな険しい石段を走り下りるだけでも大変なのに火を持ってだとそのすさまじさは想像をはるかにこえる迫力なんだろうなと関心を抱いてしまいます。

神倉神社を訪れた後は、自然がつくりだしたちょっぴり不思議な場所に行きましたよ。

そこは、浮き島の森といって、沼の中に島ができていることもあって浮遊感を味わえるところなのです。

ちなみに国の天然記念物に指定されているんですよ。

島内に整備された遊歩道を歩いて植物などを観賞することが出来るのですが、沼に腐葉土が堆積して島になったということなので、遊歩道から足を踏み外したらそれまで・・・。

底なし沼にはまって命を落とすことになりかねないみたいです。

それこそ、島に薪を拾い集めにいった少女が蛇に飲み込まれて底なし沼に消えていったという伝説を休憩所にいたおじいさんが教えてくれました。

他にも浮き島の森の歴史について話してくれて、こういう些細な出会いも旅ならでは。

一期一会の出会いも大切にしたいですよね☆

熊野シンボル「ヤタガラス」 再び新宮駅に戻り、今度はバスに乗って熊野本宮大社へ向けて出発します。
青々とした山々と透きとおった水が美しい川を見ながらバスに揺られて1時間で熊野本宮大社へ到着。

熊野本宮大社といえば、熊野信仰の発祥の地でもありますが、もうひとつ立ち寄っておきたい理由があるんです。

というのも、熊野本宮大社に到着して、まず目にするのが“3本足の烏”が描かれた旗。

“3本足の烏”と聞いて思い浮かべるものはありませんか?

そうです。日本サッカー協会のシンボルでも有名な「ヤタガラス」です!

どうしてサッカー協会のシンボルにヤタガラスが使われたのかはわかりませんが、ヤタガラスは熊野権現の使いで、熊野三山のシンボルなのだそうです。

そんなこともあり、全国からサッカー選手が参拝に来ることがあるみたいですよ。

境内には日本代表グッズやサッカーのお守りなども売っていました。

もちろん、ボクもお参りをして、お守りもちゃんと買いましたよ。

サッカーがうまくなるといいんだけど。。

熊野本宮大社を参拝した後は、熊野本宮大社が現在の場所に遷宮する前に本宮があった大斎原にいきました。

大斎原の入口ある大鳥居は日本一大きいとのことなので必見です!


大迫力!那智の大滝 再びバスで新宮駅に戻り、残る熊野三山のひとつ熊野那智大社を訪れるため、列車に乗り込み那智駅を目指します。

駅からはバスに乗って熊野那智大社の周辺まで行けるのですが、バス停から熊野那智大社へは石段が延々と続くので多少の覚悟が必要。

けれど、那智大社をはじめ、落差133㍍を誇る大迫力の那智の大滝や、朱塗りが美しい三重塔がある那智山青岸渡寺をみたら疲れも吹き飛びますよ。

特に三重塔と那智の大滝を一緒に眺められる絶景は言葉にはできない美しさがあります。

熊野那智大社からの帰りは苔むした杉木立に囲まれた大門坂を歩き古道歩きを体験。大門坂を歩く。

1㌔にも満たない短いコースではありますが、初心者にはもってこいなので疲れている身体にムチを打ってでも歩く価値はあります。

ただし、行きと違うバス停を利用するので時間をきちんと計算しておかないと乗り過ごす恐れがあるので前もって調べておくといいと思います。

事実、写真を撮りながらゆっくり古道の雰囲気を堪能していたこともあり、バスの発車時刻ギリギリになってしまったため、全力で走るはめになってしまいましたから。。
もっと時間があれば、本格的に古道を歩いてみたいんですが、それはまた次の機会にということで、楽しみは後にとっておくことにします。

こうして、急ぎ足ではありましたが熊野三山というパワースポットを巡ることができ、またしても何か見えない力に癒されたような気がします。

ていうか、かなりの数の神社を参拝しているけれどもご利益はあるんですかね?!

そんな心配を抱きつつ、那智駅より紀伊田辺駅へ向かいましたとさ。


3日目へ続く。


今年もやってまいりました夏の恒例イベント!

スフィヲタを熱くする夏のイベントといえば“冒険王”のことかと思えなくないですが違いますよ。

そうです!夏期休暇を利用していくひとり旅でございます。

今年は、伊勢神宮や熊野三山などのスピリチュアルなスポットを巡る紀伊半島への旅となりました。


まずはじめに新宿駅から高速バスに乗り込み名古屋駅を目指します(正確には東京駅でリムジンバスから高速バスに乗り換えたんですが・・・。)!

高速バスといえば、昨年は前に座っているジジィの遠慮のないリクライニングに苦しめられましたが、今年は隣に座ったお方がやけに空間に占める割合が多いこと。。

「いやいや・・・。そこは私の領土ですのよ!周りの方のためにも、あなた様みたいなお方は2人分のチケットをお買い求めになったほうがよろしくて!」と思わずにいられませんでした。

いやー、時代が時代なら国際問題にまで発展するところですよ!

だって、同じお金を払っているのにあまりに不公平でしょ。

あー、こんな考えしてしまうのはやっぱり人間の器が小さいっすかね。


旅のはじめからちょっぴりブルーになりつつ、早朝には名古屋に到着。

青春18きっぷを使い、この旅のはじめの目的地である伊勢神宮がある伊勢市へ向かいます。

伊勢市へ向かう途中、四日市や津、松坂を通るのですが車窓からは田園風景が見られ、予想以上にのどかな光景を目の当たりにしました。

確かに三重県と言われてもパっと浮かんでくるものってないですよね。

この旅を通して少しでも三重の思い出を作ることができたらなんて思ったりして。


途中、乗換をしながら列車にゆられること3時間あまり、伊勢市駅に到着です。

駅を降りると目の前にはたくさんのノボリがはためいています。

歓迎を呼びかける内容かと思いきや、「女子マラソン北京五輪出場 野口みずき選手ガンバレ!」、「男子サッカー北京五輪出場 水本裕貴選手ガンバレ!」と郷土が生んだ星を応援する文字が並んでおりました。

2人とも、力強くはためくノボリとは正反対の残念な結果となってしまいましたが・・・。

でも、地元出身の選手を自治体あげて応援するのは素晴らしいですよね。


そんなことを考えながら伊勢神宮へ。外宮正宮
日本人ならば、誰しもが「お伊勢参り」を生涯で1度は経験してみたいもの。

そもそも、伊勢神宮は天皇陛下のためのお宮なんですが、祀っている神様が天照大御神と豊受大御神ということもあって、江戸時代より農業に従事する庶民の間でお伊勢参りブームが起こったのがはじまりらしいです。

そん時、「講」という集まりを組んで訪れたということで、「お伊勢参り」が今日のツアー旅行のはじまりともいわれているんですよ。

伊勢神宮は豊受大神宮(外宮)と皇大神宮(内宮)にわかれます。

参拝順序としては、外宮から回るのが一般的とのこと。

先にも書いたとおり、豊受大神宮(外宮)には豊受大御神という天照大御神の食事を司る神様を祀っています。

境内では正宮をはじめ、清盛楠や亀石などを観ることができます。


内宮正宮 外宮を参拝したら、バスに乗り内宮へ。

皇大神宮(内宮)には日本国民の大御親神で太陽神の天照大御神が祀られています。

内宮入口に架かる宇治橋を渡ると、まさにそこは神聖な場所といった感じで大きな杉の木林がその雰囲気を醸し出します。
内宮には様々な御殿を観ることができるのですが、何といっても天照大御神を祀る内宮正宮を目の前にすると緊張するというか目に見えない力を感じます。

写真撮影も石段下からしかできないということもさらにそんな緊張を生む要因なんでしょうね。

内宮正宮の隣には式年遷宮の際の敷地を観ることができます。

式年遷宮というのは、20年に1度建物全てを新造して新しい正宮に神様が移られる大祭というもので、次回平成25年の式年遷宮の準備がすでに始まっているんですよ。

伊勢神宮は予想以上に地味というか質素な印象を持つのですが、その佇まいが神聖さを物語っていなくもなくパワーを充分に貰うことができました。


さゆ御推薦『赤福氷』☆

「お伊勢参り」の後は、神宮の参道にあるおはらい町とおかげ横丁を歩きます。
おはらい町には江戸時代の伝統的家屋が立ち並び、明治時代の伊勢の下町をモチーフにしたおかげ横丁には数々のお店も並び楽しいスポットでした。

そして、おはらい町といえば、7月のイベントでさゆが教えてくれた「赤福氷」を食べなきゃですよね♪

この旅の何よりの楽しみでもありました!

赤福本店の団五郎茶屋にて赤福氷を注文し、食べると・・・。

暑い中食べていることもあるかもしれませんが、抹茶と赤福餅のコラボレーションに氷の冷たさがマッチしていて本当に美味しー!

さゆ同様、お伊勢参りの際に是非立ち寄って食べることをオススメします♪

ただし、夏だけなのでご注意を。。

おかげ横丁では他にも『豚捨』というお店で揚げたてのコロッケを食べるなど存分に楽しい時間を過ごすことが出来ました。

駅へのバスを待つ時間に近くにある猿田彦神社も参拝したのですが、ここでも野口みずきのノボリ・・・。

しかも、女子マラソンを集まって応援しましょうというものまで・・・。

後日のニュースで中止になったことを知ったのですが何か準備していた人を思い出すと切なくなりますね。。


海女さんの作業風景 伊勢神宮を参拝した後は、再び列車に乗り、鳥羽へ向かいます。

鳥羽では駅の近くにあるミキモト真珠島に行きましたよ!

鳥羽は世界ではじめて真珠の養殖に成功した場所で、ミキモト真珠島はその養殖が成功した相島に真珠を普及させた御木本幸吉資料館や、真珠博物館などの施設が集まっていて、真珠ができる工程や海女さんの作業の実演を見ることができます。

島内のパールショップではミキモトブランドのパール商品を購入することもできるので大切な人へのお土産もバッチリですよね☆


鳥羽で真珠の勉強をした後は、夫婦岩・二見興玉神社を観に二見浦へ。渚の『』?!
もちろん、縁結びと夫婦円満にご利益があるという二見興玉神社では「良いご縁」をお祈りしましたよ♪

それにしても、この二見浦は海水浴場でもあるのですが、立ち寄った時間帯が夕方ということもあって、もうじき沈むであろう太陽と海で遊ぶ人々・・・。

海なし県に生まれたこともあるのか、海のある風景っていいですよねー。

それはそれは何とも感傷的な風景だったので、列車が来る時間ぎりぎりまで波打ち際に座ってぼっーと海を眺めていました。

自分と向き合ったり、仕事のことを考えたりしたのですが、今まで後ろ向きに考えていたことも、前向きになることができるなど貴重な時間となりました。

せわしなく観光地を周り倒すのもいいけど、こうして好きな場所でのんびり時間を贅沢に使うことができるのも旅の醍醐味でもありますね。


こうして、早くも見えない力の効果発揮?!

なんて、この旅の目的を存分に味わうことができ、出だし好調というところでしょうか!


2日目に続く・・・。

関東地方も梅雨明けしたんかなー(?_?)


そんなことを思うぐらいに暑い毎日が続いてますね。


天気が良いと行きたくなるのがドライブ~♪


ということで、群馬まで日帰り温泉に行ってきました☆彡


今回訪れたのが、水上にある宝川温泉というところ。


「日本一の露天風呂」との呼び声も高い温泉なんですよΣ(・ω・ノ)ノ!


しかも・・・。


驚くなかれ、混浴だべさ~(●´ω`●)ゞ


その言葉の響きだけで、年頃の男子の胸を高鳴らせます(*゚ー゚*)


けれど、実のところ混浴は人生で2度目。。


そうそう。。('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)


高校生の時に行った青森の温泉が混浴だったんですよねー。


でも、悲しいかなおばさんだらけという残念な結果(ノ_-。)


しかも、目が悪いボクは女性専用風呂の看板に気がつかず、


平然とひとりおばさんたちに囲まれて入浴してたし・・・。


ホントにあの時は焦ったわー。


今回もおばさんだらけだろとあまり期待せずに入浴したところ・・・。


何と!予想に反して若いカップルや女子同士が多いこと!


さすが、「日本一の露天風呂」はダテじゃないぜ( ´艸`)


軽くテンションがあがりつつ、


いつも以上に粗末な裸をあらわにして楽しんでいたのですが、


やっぱり目のやりどころに困らなくもなく・・・。


ましてや、同伴のメンズに殺されたくもなく・・・。


弱気な草食男子は混浴という雰囲気を味わいつつ、


結局は普通に温泉に癒されただけに終わってしまうのでした。。


チーン(。-人-。)


それにしても、一緒にお風呂に浸かれるとはいえ、


彼女や奥さんを連れてこれるもんなんですねー(・ω・)


自分みたいなエロスを持っている人がいることを考えたり、


女性の周りにべったりと居座る男性陣をみていると、


何か自分にはできないなと思ってしまいます。。


えっ?!Σ(~∀~||;)


お前には連れて行く相手ができないから安心しろって!?


大きなお世話じゃーヾ(。`Д´。)ノ



まぁ、「日本一の露天風呂」の呼び声通りの広い広い温泉なんで、


こんなエロス男子がいても、へっちゃらという御二人様は是非!


今日は昼過ぎから試験を受けるため中野へ。


大事な試験だったのに、連日遅くまでのお遊びが祟って・・・。


結果は・・・(_ _。)


でも、気落ちしている場合じゃないんです(´0ノ`*)


なぜなら。。


またしても、行っちゃいます(*゚ー゚)ゞ


いつだってボクを励ましてくれるのは、


アイドル様でございます♪(^ε^)♪


そう!試験で負った傷を癒してくれるのは、


やはりアイドルイベントなわけです。。(/ω\)


というわけで、気分を切り替えアキバへGO~三 (/ ^^)/


今回のイベントは、


DVD『Kissで殺して』が好評発売中の松本さゆきちゃんです☆


さゆのイベントは3月に続いて2回目。


前回はサイン入りTシャツをGETするも、


よもやのド緊張ぶりで惨敗でやんした( ̄Д ̄;;


そんな苦い経験のお陰か・・・、


今回は全く緊張もせずにリラックスして臨めましたよo(^▽^)o


本日のイベントは、トークに撮影タイム、握手会という流れ。


DVDの撮影秘話や、七夕にちなんでさゆの願いごとetc・・・。


楽しいお話を聴くことができたよо(ж>▽<)y


ちなみに、さゆは声フェチで、


声優の山口勝平さんがど真ん中なんだってさ。


会場のヲタ達はあまりピンときてなかったみたいだから、


アイドルヲタと声優ヲタでは畑違いなんだね。。


たかがヲタ。。されどヲタ。。深いです。。


トークの後はお決まりの撮影タイム。


他のヲタに比べあきらかにDoシロートぶり満載だけど、


前回同様、ポーズと目線をくれるさゆ。


1人1人のシャッターを確認してるあたりプロやね。


まぁ、うまく撮れたとはいえないけど合格点の出来かな?


「誰でもはじめは素人だった。」というわけで、


イベントを通して腕を磨いていきましょ(b^-゜)


そして、撮影タイムも終わり、いよいよ握手会!


今回は、緊張することなくさゆとご対面゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆



さゆ「お疲れ様でした♪」


misin「本当に楽しい時間を過ごさせてもらいました。ありがとうございます。」


さゆ「いえ、今日は来ていただいてありがとうございます☆」


misin「そういえば、夏休みに伊勢神宮とか三重に行こうと思ってるんですが、どこかおすすめの場所とかありますか?三重に行ったらここってところがあったら教えてほしいんですけど・・・。」


さゆ「えっ!三重に行くんですか?!うーん。。どこだろ。。お伊勢さんに行くんですよね。なら、おはらい町通りで赤福氷を食べてみてください!」


misin「おはらい町通りの赤福氷ですね!是非、行ってみたいと思います!これからも応援しているので頑張ってください!」


さゆ「ありがとうございます。また来てくださいね。」



いやー。今回は我ながら頑張ったんでないかい(*^.^*)


会話している間、ずっーと手を握ってくれていたし。。


複数枚購入者特典の2ショットチェキもキモヲタの面を除けば、


前回よりもマシな写りだったし(*^o^*)


なんてったて、さゆが肩に手を乗せてくれて・・・。


マジで距離も近いし・・・。


肩を露出した素敵な緑のワンピースは自分好みだし・・・。


たまりませんわぁー(〃∇〃)


本日のイベントは満腹でございます(^人^)


明日は休みだから、朝からさゆDVD鑑賞しようかなー。



「僕の彼女はサイボーグ」(08年・日本)


監督:クァク・ジェヨン
出演:綾瀬はるか、小出恵介、桐谷健太、斎藤歩、吉高由里子、田口浩正、遠藤憲一、小日向文世、竹中直人
上映時間:120分

評価点:5/10

コメント:


<ストーリー>

21歳の“僕”(小出恵介)を救うために未来の“僕”が現在の自分に送ったという最高にキュートな“彼女”(綾瀬はるか)は、やることなすことすべてが大胆でラフなサイボーグだった。

“彼女”は“僕”のピンチを幾度となく救ってくれるが、感情を一切持たない“彼女”に思いが伝わらず、“僕”は一方的に別れを告げてしまう。

しかしそれは、決して起こるはずのなかった、運命を変えてしまう“恋”の始まりだった。(シネマトゥデイ)


新境地を開拓し、今もっとも若手女優のなかで勢いがあるであろう綾瀬はるかと若手俳優のなかでも演技派としての地位を気付きつつある小出恵介、『猟奇的な彼女』、『僕の彼女を紹介します』が日本でも人気のクァク・ジェヨン監督が送るSFラブストーリー。

この監督が作る作品はとにかくメチャクチャ色々な要素が詰め込まれている印象が強いです。

今作もまさにそれです。

別に上手くまとまっていればいいのですが、どうも大味というか。

何ていうんだろ、すっごく素材は良いんです。

綾瀬はるか演じるサイボーグの彼女は最高にキュートだし、髪型のボブヘアーに至るファッションやその仕草はどれも世界観がよくできていると思います。

ジローを演じる小出恵介も頼りない男の子の味をうまく出していましたし、この2人をペアにしたのは本当に正解でしょう。

他にもサイボーグ(機械)が放つ物悲しい最期は上手く描かれていたと思います。

数々のロボット作品でも観ることができますが、例えば『エイリアン』のアンドロイドもそうですし、『ガンダム』のラストシューティングだったり、『ふしぎの海のナディア』でネオ皇帝が配電盤を破壊されながらも動き続けるシーンだったりと心が宿った機械ゆえに壊れていく姿が妙に哀愁を誘うんです。

確かに1コマだけの映像を取り出してみると良かったり、面白かったりするんだけど、それが上手に処理されていないことが多くて、終わってみれば「あれ?!」っていう感じなんですよ。

描いている題材が題材だけに単純なSFラブストリーでは済まないのは理解できるのですが、スケールを大きくしすぎなのもどうかなと思います。

描くのであれば、しっかりとするべきだと思うし・・・、本当にもったいないの一言。

作品の場面ごとに楽しみはありますし、綾瀬はるかが嫌いではなければ、むしろ彼女のキュートさを充分に堪能できて満足できると思いますが、映画全編を通して考えるともう少し頑張れば良い作品になるのにと思えてしまう内容です。


「砂時計」(08年・日本)


監督:佐藤信介

出演:松下奈緒、夏帆、井坂俊哉、池松壮亮、塚田健太、岡本杏理、戸田菜穂、高杉瑞穂、伴杏里、風間トオル、 藤村志保
上映時間:121分

評価点:7/10

コメント:

<ストーリー>

両親の離婚で東京から母の実家がある島根県に移住してきた14歳の水瀬杏(夏帆)は、田舎特有の雰囲気と祖母になじめずにいたが、同い年の北村大悟(池松壮亮)らと出会い自分の居場所を見付けていく。

それから12年後、東京で暮らす26歳になった杏(松下奈緒)は同窓会に出席するため、初恋の相手である大悟(井坂俊哉)が住む島根を訪れる。(シネマトゥデイより)


人気コミックの映画化ということですが、以前にもTVドラマ化されるなどその内容は折り紙つきというところなんでしょうか。

出演俳優の顔ぶれといい、結構期待を抱いての鑑賞となりました。

予告版などを観た印象では、初恋の相手をお互いに想い続けるピュアなラブストーリーかなと思っていたのですが、どちらかというと水瀬杏というひとりの女性の生き方を描いた物語のような気がしました。

もちろん、そう感じるのも2人の甘くて切なく、瑞々しいやりとりが土台にあるからですが。

本当に幼少の水瀬杏(夏帆)と北村大悟(池松壮亮)の関係はこそばゆいけど心を温めてくれて好きです。

特に大悟の不器用ながらも武骨で一途な田舎の男子臭さが堪りません。

ちょっぴり悲劇のヒロインぶってる感も否めない水瀬杏を側で守ってあげるその姿は日本男児の鏡でしょう。

『夜のピクニック』ではメタクソけなしましたが、池松壮亮は良い演技していたと思います。

そして、夏帆も東京から田舎に越してきた訳あり少女を好演していました。

彼女は『天然コケッコー』で島根の田舎の少女を演じていましたが、都会的だけど田舎の自然もしっくりはまってしまう不思議な魅力を持っていますよね。

ともかく、この作品が予想以上に良い印象を持つのは夏帆と池松壮亮の頑張りによるところが大きい気がします。

もちろん、松下奈緒と井坂俊哉がその若手2人のイメージをそのまま引き継いで、しっかりラストを締めくくっていることは言うまでもありませんが。

幸薄い女性がなぜか妙に板につく戸田菜穂の抜群の演技を含め、観ても損はない作品だと思います。

「少林少女」(08年・日本)


監督:本広克行
出演:柴咲コウ、仲村トオル、キティ・チャン、ティン・カイマン、ラム・チーチョン、岡村隆史、江口洋介、山崎真実
上映時間:107分

評価点:5/10

コメント:

<ストーリー>

祖父の道場を継ぐため中国の少林拳武術学校に修行に行った凛(柴咲コウ)が3000日の厳しい修行に耐え帰国すると、道場は潰れ兄弟子たちは少林拳を辞めてしまっていた。

単独で少林拳を広めようと決意した凛は、ひょんなことから大学のラクロス部の助っ人になる。

チームは勝ち進み、道場再建に向け着々と準備は進んでいくが……。(シネマトゥデイより)


この映画は何を描きたいのか・・・。

確かにカンフー・アクションやVFX映像は昨今の邦画に比べれば頑張っているかなと思えなくもないのです。

けれど、凛が少林拳を駆使してラクロス部の助っ人として活躍する話と、道場を潰した敵との対決という2つのストーリーが分断されている感じが否めないんです。

そして、どちらも消化不良に描かれている印象が強いんです。

やりたいことがいっぱいあったんだろうなというのはすごく伝わってきているのですが、すべてを詰め込もうとした結果、素材を台無しにしてしまっていると感じざるを得ない気がします。

作品の内容や出来を度外視して、出演者と雰囲気だけを楽しみにいくのであれば観られる作品だと思います。




「うた魂♪」(08年・日本)


監督:田中誠

出演:夏帆、ゴリ、石黒英雄、徳永えり、亜希子、岩田さゆり、ともさかりえ、間寛平、薬師丸ひろ子、ゴスペラーズ

上映時間:120分

評価点:8/10

コメント:

<ストーリー>

かすみ(夏帆)は自分のことが大好きな女子高生。

しかし、秘かに思いを寄せる牧村純一(石黒英雄)が撮ってくれた、大口を開けて歌う自分の写真を見てがく然とする。

その日以来、自信喪失してしまったかすみ。

しかし、ライバル校のヤンキー合唱部の魂の込もった合唱と、部長・権藤洋(ゴリ)の一言をきっかけに自分を取り戻す。(シネマトゥデイより)


「そうそう、歌を唄うってこういうことなんだよね!」と思わずにはいられないぐらい、まさしく歌で魂を響かせる作品です。

歌を唄うことで自己陶酔している自分には妙にグサリとくる内容でした。

劇中、ゴリ率いるヤンキー合唱部が唄う尾崎豊のナンバーは上手い下手関係なく、聴衆の耳を傾けさせるし、ラストにモンゴル800の曲を会場一体となって唄うシーンは鳥肌もんです。

そして、何よりも夏帆がgood!でしょう。

変顔あり、自己中心的な主人公を好演していました。

あと、岩田さゆり演じる恋敵も定番ではあるけれど、個人的には大好きです。

作品の内容は王道中の王道といえなくもないですが、コミカルな笑いあり、ラストは清々しさたっぷりとその安心感は抜群でしょう。

何も考えずに自然体で観ているとフッと涙が流れてしまうかもです。

悩みや心がモヤモヤしたときに是非観てみるといいのでは。