misapple*diary -5ページ目

* アートとネコな休日 *

 

 

 

 

 

先日、ICCで行われた
ICC20周年記念シンポジウム
「メディア・アートの源流とその変遷 メディア・アートとICCの20年」に
行ってきました。

 


1997年に開館してから20年、
ゆかりの深いアーティストの
岩井俊雄さん、
ポール・デマリーニスさん、エルキ・フータモさんを
迎えての楽しいお話。

 


私が岩井俊雄さんとはじめてお会いしたのも
こちらの会場でした。

 

 

 

 

これは
昔からゾートロープ(回転のぞき絵)が大好きだった私のコレクション。

 

 

 

 

円盤を回しながら
縁に開けた溝から鏡に映したものを覗き見ると
動かないイラストに
目の前で小さな命がめばえるというもの。


そんな折、ひょっこり訪れた
ICCに展示されていた彼の作品『時間層II』。

 


デジタルと体温を感じさせる素朴な素材を融合させ
大勢の小さな人形達が
突然目の前でワラワラと複雑に動きだすという
魔法みたいな作品に
私は一気に心を奪われたのでした。

 

 

 

 

岩井少年の大阪万博でのワクワクなお話から
現在の絵本作家としてのお話まで
もりだくさんでとっても楽しかったなあ。

 


岩井さんは
メディアアートも絵本も
万博のときの少年のまま
ちっとも変わらないスタンスで
作っていらっしゃる気がします。

 

 

 

 

楽しいお話のあとは
ICCの常設展を見学。

 

 

 

 

あれ?

 

 

 

 

動いてる?


五感が刺激されます。


常設展は無料なので
まだ行ったことない方はぜひ♪
超大型立体ゾートロープもありますよ。







そして私が心を奪われた『時間層II』が
大阪万博のシンボルでもある岡本太郎さんの美術館、

川崎市岡本太郎美術館に展示されます。(やった!)




「岡本太郎とメディアアート展 山口勝弘ー受け継がれるもの」

2017年11月3日(金)〜2018年1月28日(日)

出品作家:
岡本太郎・山口勝弘・幸村真佐男・高橋士郎・原田大三郎
岩井俊雄・明和電機・森脇裕之・クリストフシャルル他

こちらも楽しみです!
 

 







+




 

 

 

 

 

五感が刺激されたらお腹が空いたので
西永福のウミネコカレーさんへ。

 

 

 

 

スパイシーだけどさらっとしいて
毎日でも食べられる絶品カレー!
うまー!

 

 

 

 

来年に幡ヶ谷へ移転しちゃうけれど
そちらにもまた行こうっと。

 

 

 

 

お店に置かれていた
ウミネコ店主さんと仲良しな
group_inouのimaiさんのミニアルバムもお持ち帰り♪

 

 

 

 

 

group_inou / EYE

 


疾走感あふれるMVは
第19回「文化庁メディア芸術祭」エンターティメント部門新人賞
「アジアデジタルアート大賞展」動画部門優秀賞を受賞されてます。

 

 

映像監督は橋本麦さんとノガミカツキさん。

 


こちらもまたメディアアート!
 

 

 

そして先日、
imaiさんのアルバム「PSEP」から
ものすっごくキュートなPVが完成しました。
“EYE”の映像監督のおひとり、
橋本麦さんがご自身のご実家と
おじいちゃまおばあちゃまのお家で撮影。

 

 

 

 

 

 

お餅が食べたくなります♪

 

 

時々映りこんでしまうネコちゃんも可愛い!

 

 







+





 

 

 


ウミネコさんの後は
可愛いネコがいっぱいの友人宅へ。

 

 

 

 

 

ゆるキャラ、えいたと…

 

 

 

 

黒ねこ、にんにん♪(と、ミニにんにん)

 

 

 

 

すんすんすん。

 

 

 

 

にゃんころうクッキーと

 

 

 

 

友人が淹れてくれた美味しいコーヒーでまったり。
えいたもまったり。

 

 

 

 

 

人見知りにんにんともちょっぴり仲良くなれた気がする!笑
 

 

 

 

 

 

そんな可愛いもふもふ、
にんにんの日常を綴った<にんにん日記>

 

 

 

 

 

 

 

 

雑誌「ねこ」さんで連載中です♪
 

 

 













+





 

 

 

 

 

* 雨ニモマケズ風ニモマケズ *

 

 

 

 

You,せんきょいっちゃいなよ?

 

 

 

 

私ももちろんいきますお☆















+






 

 

 

 

 

* 行ってきました♪ *

 

 

日本橋高島屋さんで開催されている
妹の陶芸展に行ってきました。

 

 

 

 

歴史ある素敵な建物。

 

 

 

 

金色の格子のクラシカルなエレベーターで7階へ。

 

 

 

 

まんまるなポットや

 

 

 

 

 

ころっとしたすり鉢。

 

 

 

 

まるいお皿に、

 

 

 

 

しかくいお皿。

 

 

 

 

 

タルトパイみたいなちいさなお鍋。

 

 

 

 

 

こちらはふっくらタルトパイ。

 

 

 

 

ころっとしたもち手の急須。

 

 

 

 

今にも動き出しそう♪

 

 

 

 

ブローチみたいなチョコレートみたいな
小さな小さなお皿。




西村百合
土鍋とうつわ展

2017年10月10日(火)~10月16日(月)
10:30~19:30(最終日は17:00まで)

日本橋高島屋 7階 和食器

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お近くにお越しの際は
ぜひお立ち寄りください♪















+




 

 

 

 

* 土鍋とうつわ展 *

 

 

 

 

 

陶芸家の妹から
絵葉書が届きました。

 

 

 

こっくりした秋色のうつわが新鮮!

 

 


西村百合
土鍋とうつわ展

 

 

2017年10月10日(火)~10月16日(月)
10:30~19:30(最終日は17:00まで)

 

 

日本橋高島屋7階 和食器

 

 


お近くにお越しの際は
ぜひいらしてください♪

 

 

 

 

 

 

 

 

いつのまにか
お外も秋色。

 

 

 

 

 


 

 


+

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

* そらの100かいだてのいえ *

 

 

岩井俊雄さんの展覧会が
大阪の阪急うめだ本店で開催されました。

 

 

 

 

私も大好きな
絵本「100かいだてのいえ」シリーズの最新作
「そらの100かいだてのいえ」の初のお披露目です☆

 

 

 

 

「100かいだてのいえ」のワンシーン。
うえへうえへとぐんぐんのぼりながら
たくさんのお宅を訪問します。

 

 

 

 

こちらは「ちか100かいだてのいえ」より。
したへしたへとぐんぐんくだります。

楽しい楽しい絵本。

 

 

 

 

ふだんから緑ゆたかなところで
海にもぐったり
お庭に訪れる鳥を観察したり
野菜や果物を育てて
美味しいジャムを作ったりして暮らしている岩井さん。

 


そんな彼が3年かけて見つめてきた
雨、風、雲といった自然現象たちが
今回の物語の舞台です。

 

 

 

 

 

会場の外には可愛いオリジナルグッズのコーナーや
絵本にでてくるスイーツが食べられるカフェも♪

 

 

 

 

 

岩井さんと
岩井さんがざぶとんで作ったお馬さんと。
6年前のお写真♪

 

 

 

 

 

 

100かいだてのいえ
いわいとしおの絵本の世界展

 

2017年7月27日~8月7日

 

阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー

 

 

 

 

 

 

※「追記」

会期中、台風がきてしまったにもかかわらず
15000人以上の方が訪れ
展覧会は大盛況!

 

 

 

 

 

 

そして我が家にも
「そらの100かいだてのいえ」がやってきました♪

 

 

 

 

 

 

主人公はシジュウカラの男の子、
「ツピくん」です。

 

 

 

岩井さんが毎年冬になると作る
お腹を空かせた鳥さんのためのバードテーブルに
やってくるお客さんのなかで
一番のお気に入りがシジュウカラ。

 

 

 

背中が黄緑色で
ツピツピって鳴き声もとっても可愛い!

 

 

 

 

 

 

そんな「ツピくん」が
くもさん、あめさんなどの自然現象に
助けられながら成長していく姿が描かれています。

 

 

 

度重なる自然災害に心を痛めている岩井さん。

 

 

 

この愛らしい物語は
自然をうまく取り入れた家を作り
作物を育てていたかつての暮らしに
想いをはせて生まれました。

 

 

 

 

 

 

可愛い「ツピくん」の頑張りに
ドキドキワクワク。

 

 

 

「そらの100かいだてのいえ」の
あるお宅で勧めてくれる
素敵なお菓子を頂きに
私も一緒に冒険したいなあ。

 

 

 

 

 


そんなことを考えながら
こんなケーキをいただきました♪

 

 

 

 

 












+





 

 

 

 

* たぬねこ *

 

 

「ねむきゅん」こと夢眠ねむちゃんの相方で
ミントグリーンのたぬき、
「たぬきゅん」の展覧会に行ってきました。

 

 

 

 

 

 

甘くて涼しげなミントグリーンの世界。

 

 

 

 

ねむきゅんの好物の、

 

 

 

 

メロンクリームソーダを
いただきました♪

 

 

 

 

 

カップホルダーにもたぬきゅんが。

 

 

 

 

AWAJI Cafe & Gallery
7/23(日) 〜19:00まで開催中です。

 

 

 

 

 

 

突然ですが

これは探偵物語の工藤ちゃん。

工藤探偵事務所の前を

愛車ベスパ P150X で走り抜けているところです。

 

 

 

 

これは工藤探偵事務所があった場所。

ギャラリーはここからすぐ近くにあります。

 

 

 

 

 

我が家の工藤ちゃんとたぬきゅん。

 

 

 

 

 

 

たぬ氏とフィコ氏。

 

 

 

 

 

 

 

もっふ。

 

 







+




 

 

 

 

お次は
国立の黄色い鳥器店で開催された
PEPE島田さんの『旅する猫と仲間たち』展。
(展覧会は終了しました。)

 

 

 

 

ミュージシャンのPEPEさんが
台湾の「猫の村」新北市・瑞芳区の猴硐で
猫の絵を展示したところ
たちまち台湾の人気作家さんに。
台湾やバリ島で制作をしています。

 

 

 

 

 

可愛い絵本、
Pepe-san的貓咪藝術節。

 

 

 


 

 

 

PEPE SHIMADA貓樂專輯

猫愛にあふれた楽曲も素敵です。

 

 

 

 

 

 

 

どの子もどの子も自由でおおらかで最高!
 

 







+




 

 

 

 

そしてそして、猫といえば!

 

 

 

 

 

 

 

雑誌「ねこ」さんで
友人の連載がはじまりました☆

 

 

 

 

末っ子でひとみしりな
黒猫「にんにん」のもふもふな日常を綴った
「にんにん日記」♪

 

 

 

 

 

 

これはいつぞやのにんにん。
(私との距離感…笑)
 

 


次号も楽しみだなー♪
 

 

 












+




 

 

 

 

 

 

* Cachette 15 anniversary *

 

 

 

お友達の素敵なお店、
Cachetteさん。

 

 

 

 

Cachette(カシェット)はフランス語で「隠れ家」。
パリの裏道にある小さなshopをイメージしています。


2002年にオープン。
今年、15周年を迎えました。

 

 

 

 

記念のノベルティバッグに
イラストを描かせていただきました。

 

(5000円以上のお買い上げでプレゼント致します。
その際、blogを観たとお伝え下さい。
数に限りがありますのでお早めに☆)

 

 

 

 

モデルはお店の看板ネコのはるかちゃん。

15周年の日、3歳になりました。

 

 

 

 

こんなにちっちゃかったけれど…

 

 

 

 

とびっきりの美人さんに成長しました。
岡優太郎さん撮影。)

 

 

 

 

えー?これ私?

 

 

 

 

すんすんすん。

 

 

 

 

ピンク色の壁がとってもキュートな店内。

 

 

 

 

 

可愛いお洋服や小物がいっぱいです。

 

 

 

 

カラフルでスウィートな「隠れ家」に
迷い込んだみたい。

 

 

 

 

オーナーのMEGUさん、
イラストレーター竹脇麻衣さんと♪

 

 

 

 

後ろ真ん中は店長のAIKOさん♪

 

 

 

 

Cachetteの向かいにある
美容室「ROSSO」のオーナーで
MEGUさんの旦那さま、
原田 タダシさん


遊び心いっぱいで

チャーミングなお2人。

 

才能と活力に溢れ

お洒落で気さくで
お料理もお得意。

 

大勢の方から慕われています。

 

 

 

 






+
 

 

 


Cachetteのお隣の

 

 

 

 

 


Cafe the usual(カフェ ジ ユージュアル)さんからも
可愛いお祝いが♪









+
 

 


私からは

 

 

 

 

 

大好きなケーキ屋さん「リリエンベルグ」の

 

 

 

 

はるかちゃんケーキを♪

 

 

似てるかなー?

 

 

 

 

Cachette shimokitazawa
〠155-0031
東京都世田谷区北沢2-27-12
HAYASHI BLDS 1F

OPEN 13:00~20:00
CLOSED MONDAY(2rd&4rd)/TUESDAY

 

 

 

 

とっても大事な日の
とっても大事なはるかちゃんのイラストを
描かせていただけて幸せでした。


15周年ほんとうにおめでとうございます☆

これからもどうぞよろしくね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数日後、
MEGUさんから
大学生の頃から通っているという
La Paletteさん
紅茶とクッキーの贈り物が。

 

 

 

 

 

 

 

バターがたっぷり入った
サクサクのクッキーも

フルーツがザクザク入った

良い香りの紅茶も

とっても美味しかったです!

 

 

 

ありがとうございました☆







お店も人も(猫も)ずっと愛し続ける
MEGUさんご夫妻の生き方は
どんどん新しくなり
どこも似通ってしまう街のあり方に抗う
魅力的な下北沢そのものだなあって
思います。


これからもこの街で
ずっと変わらずに笑っていてほしいなあ。

 

 

 

 












+




 

 

 

* ともさんとすずさん *

 

 

絵本作家の三浦友萌(とも)さんの
個展にお伺いしてきました。

 

 

 

 

まる、さんかくやしかくの
静かでユーモラスな
愛らしい友萌さんの世界。

 

 

 

 

耳を澄ませば、
小さくカサカサと転がる音や
ころころした鈴の音みたいな笑い声が
聞こえてきそうです。

 

 

 

 

つかめるかと思った瞬間
指の間を
さらさら通り過ぎていきそうな透明感。

 

 

 

 

 

さんかくの子はどこにいるのかな?

 

 

 

 

妖精みたいな友萌さん。

 


中学 高校時代を北インド、
ヒマラヤの麓にあるムスーリーで過ごしました。
 

 

 

 

Galerie ÇA BONで

5/31まで開催しています。

 

 

 

 

トートバックと

 

 

 

 

マグネットを連れて帰りました。

 

 

 

 






+

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三浦友萌さん個展
ーまる さんかく しかくー

 

 

 

 

5月9日~5月31日
12:00~19:00
(月曜日はお休み)

友萌さんは
16日、19日、20日の
14:00頃より
在廊予定です。

 

 

 

Galerie ÇA BON

〒150-0012
東京都渋谷区広尾 1-15-16
渋谷橋Aビル1F
 

 

 

 

 

 

ギャラリーは
タコ公園(恵比寿東公園)のすぐ近くです☆








+




 

 

 

 

その後は
大好きな作品「この世界の片隅に」の
こうの史代さんの原画展へ。



この物語を
私達読者の心の奥に届ける為に
丁重に施された技巧の数々。

 

史実への膨大な取材。

 

登場人物の繊細な感情の動きを

視覚的に感覚的に伝わるよう

原稿の上に淡々と構成していきます。

 

その冷静な視点と

込められた愛情の大きさに圧倒されます。


なかでも
主人公「すずさん」の深い喪失からの
こうのさんのとんでもなく大変な挑戦に
息を呑みます。

 

 

 

 

 

 

始まったばかりの展覧会。
なのに書き込みがもうこんなに。



5月13日〜5月30日
11:00〜21:00
(最終入場20:30)

タワーレコード渋谷店8F
SpaceHACHIKAI

入場料 :(税込) 800円

 

 

 






+




 

 

 

<おまけ>

 

 

 

 

 

 

映画「この世界の片隅に」で
すずさんを演じた、
女優の「のん」さん。
ご本人もすずさんみたいに
手作りが大好きで
ちょっぴりオトボケで可愛い方。

 

 

 

 

 

 

【Blog手帖通信】に、
雑誌「暮らしの手帖」で開催されたイベント
「のんの愛する洋服づくり」の様子が
掲載されています。

編集長の澤田康彦さんとの楽しいお話。
趣味の縫い物のこと、
「この世界の片隅に」のことなど。
 

 


こちらから↓

1 洋服づくりで一番楽しい瞬間って、どんなときですか?

2 バレとりましたか?

3 91歳の手と、23歳の手と

4 のんの、あの一直線の目

5 私も透明感を維持しながら成長したい

 













+




 

 

 

 

* Board Game Party! 2nd *

 

 

またまたボードゲーム会を開催しました♪

 

 

 

 

いつも可愛い親善大使、
猫のしろたろ。

 

 

 

 

音楽もばっちり!


1回目の様子はこちら→


今回プレイしたのは
まずこちら。

 

 

 

 

 

友人が企画・デザインした
ハツデン

 


私達の暮らしに欠かせない電気。

 

 

 

 

5種類の自然エネルギー
(太陽・地熱・風力・水力・バイオマス)を
上手に組み合わせて
担当する街にちょうどよい電力を供給します。

 

 

 

 

なんともクールな発想の
カードゲーム!

 

 

友人、ひょっとしたら天才じゃないかしら…


そしてもうひとつ、

 

 

 

猫のえいたも注目している
TOKYO HIGHWAY>とともに

 

 

5月14日開催のゲームマーケット2017
「F16」ブースにて
販売されます。

 

 

 

 

 

ハイウェイの立体交差が美しいユニークなゲーム。

 

 

 

 

前回あっという間に売り切れちゃったので
今度こそ!





お次は…

 

 

 

 

人気アーティストを上手くブッキングして
フェスを開催する
ORGANIZER 2017
 

 



アーティスト、
ママダ・ユースケさんによるアートワークが
なんとも印象的な

 

 

 

 

4人の容疑者 湯けむりに消えた謎>

 


ストーリーはノルウェーのゲームデザイナー
クリスチャン・A・オストビーさん。

 

 

 

 

4人の容疑者に
時間、人、場所の聞き込みをしながら
真相を突き止めていきます。

 

 

 

 

人を疑ったり勘ぐったりしない
どちらかというと草食動物的まろやかな性質の私達は
普段使わない部分の脳を使いまくりで疲労困憊…


お腹がめっちゃ空きました…!
 

 

 

 

 

美味しいコーヒーと

 

 

 

 

もりもりピザと

 

 

 

 

お店が開けるくらいな
友人の手作り絶品フォンダンショコラ♪
 

 

 

 

&バナナケーキ!

(ケイティ・カフェをOPENしたら雇ってください!)

 

 

 

 

 

 

人見知りのもふもふ猫、
にんにんがきょろきょろするなか、

 

 

 

 

にんにんケーキも。

 

 



お腹もいっぱいになったところで

 

 

 

 

 

前回にんにんも遊んでいた、

 

 

 

 

<スコットランドヤード /Scotland yard >を。

 

 

 

 

 

ロンドン市内に潜伏し逃走する
怪盗Mr.Xを追い詰めます。

 

 

 

 

地下鉄、バス、タクシーの移動手段から居場所を推測。

 

 

 

 

Mr.X役は目線が読まれないように帽子を被ります。

 

 

 

 

付属の帽子はこちら♪
 

 

 

 

 

刑事チームとMr.Xの知恵比べが
とっても魅力的な面白いゲーム。

 


見えない潜伏時の解釈がファンタスティック!
プレイ中、
ロンドンを右往左往する映像が目に浮かんできました。

 

 

 

 

ああ、
ボードゲーム会、楽しかったなあ。

 


またやりたい!













+




 

 

 

 

 

* つなぐこと *

 

 

映画「人生フルーツ」を観てきました。

 

 

 

 

張り切って早起きして出かけたので
帰りにいつも早々に売切れてしまう
近所の小さなパン屋さんにも寄れました。

 

 

 

 

素朴で美味しいスコーンをおやつに♪

 

 

 

 

この映画は90歳の夫と87歳の妻の
2年間を丁重に追いかけたドキュメンタリー。

 

 

 

 

<今からちょっと前に友人から一緒に観ないかと
誘ってもらったのですが
その時は素敵な老後を送っているご夫婦の
崇高な映画などを鑑賞したら
今の駄目な私が辛くなっちゃうから、と
とびっきりのなさけない理由でお断りした作品でした。

 


その後、友人について想うことがあり
映画館に足を運ぶことに。


結論から言えばあまりにも素晴らしかった。
そしてちっとも辛くなかったのです。>

 


これは資本主義が定めた時間枠に
小さなヨットに乗りゆっくり楽しく
海原を進むかのように抗う夫と
彼と同じ夢を見続けた妻の物語。

 

 

 

 

語り部の樹木希林さんの
温かくも凄みのある精霊のような声が
心に響きます。


私にとっては
ゆったりと癒されるというより
眩しく美しい
ファイターの物語だったのです。



主人公は

 

 

 

 

 

建築家の
津端修一さんと

 

 

 

 

妻の英子さん。

 

 

 

 

舞台は
愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの一隅、
雑木林に囲まれた赤い屋根の2人のお家。

 

 

 

 

 

 

天井が高く居心地の良いこのお宅は
修一さんの師匠である

 

 

 

 

建築家アントニン・レーモンドさんの

 

 

 

 

日本でのお宅を模したもの。
 

 

 


かつて1959年の伊勢湾台風で濃尾平野は大浸水し
5000人の命を奪いました。

 


そこで高台に人々が安心して暮らすための
沢山の住居を作る高蔵寺ニュータウン計画が始動。

 


当時、阿佐ヶ谷住宅や多摩平団地などの
都市計画を多く手がけてきた、
修一さんが設計を担当しました。

 

 

 

 

風の通り道となる雑木林を残し、
自然との共生を目指します。

 


けれど、
経済優先、効率優先の時代はそれを許さず、
完成したのは理想とはほど遠いものでした。

 

 

 

 

 

ミヒャエル・エンデの
児童文学「モモ」の挿絵みたいな

 

 

 

 

無機質な大規模団地。
山や谷は埋め立てられ平坦化され
同じ建物がずらりと並びました。

 

 

1975年、修一さんはニュータウンの片隅に
300坪の土地を買い、
家を建て、
雑木林を育てはじめます。

 

 

 

 

 

畑には野菜70種、果実50種を栽培。

 

 

 

 

自分一人でも里山を作れる、という実験を始めたのです。


出来ることは何でも自分達でする2人。
朝から晩までとっても忙しそう。
でもとっても楽しそうです。

 

 

英子さんはお料理上手。
 

 

 

 

真っ白で清潔なテーブルクロスの上には
美味しそうな料理が次々登場します。

 

 

 

 

いちごのケーキに

 

 

 

 

直径20㎝のプリン。

 


修一さんにはお米の朝ご飯。
自分にはパンの朝ご飯。

 


修一さんはジャガイモが大好物だけれど
英子さんは苦手。

 


あっちこっち向いてるけれど
仲良しな2人。

 


「ごちそう様、美味しかったです。」と言う
修一さんに
「そうですか。良かったですね。」と微笑む
英子さん。

 

 

 

 

お庭を飾る黄色いプレートは修一さんの手作り。

 

 

 

 

こちらは小鳥さん用のお水。

 

 

 

 

英子さんの似顔絵がとっても可愛い。

 


冠婚葬祭には一切足を運ばないけれど
修一さんは毎日10通の手紙をしたためます。
もちろん2人の似顔絵入り♪

 

 

 

 

それを自転車で
投函しに行く90歳の修一さん。

 

 

 

 

「87+90=177」は2人の年齢。

 

 

 

 

モットーは「年を重ねるごとに美しくなる人生」。


ちょっと男前な英子さんと
ロマンチックな修一さん。

 


とってもとっても可愛い2人。

 

 

 






+







秋。

 

 

庭に落ち葉を撒きます。

 


「土がだんだん良くなる」と修一さん。

 


お家の裏山の高森山は
40年前は緑がなく土色でした。

 


修一さんの呼びかけで
どんぐりを植える活動がはじまります。

 


活動が起動にのると
修一さんは参加を止めてしまいますが、
英子さんは笑います。
「あの人はいつもそう。」

 


風が吹き抜ける土台ができたら、
物事は勝手に回りだすのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

初夏。

 

 

お庭にたくさんの万艦飾がはためきます。

 

 

ヨットが大好きな修一さんは
誰かの助けがいるときは

いつもこの旗をかかげたのです。

 


その日、

英子さんが修一さんにかけた言葉に
心震えます。
 

 







+




 

 

 

 

「モモ」の時間貯蓄銀行を名乗る灰色の男達は、
「時間を貯蓄すれば命が倍になる」と偽り、
人々から時間を奪います。

 

 

 

 

ドイツの経済学者、
ヴェルナー・オンケンはこの物語は
現代の経済システムに
疑問を抱かせるという側面があると
指摘しました。

 

 

 

 

経済において、
あるいは短期間においての正義は
効率化なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

けれど
修一さんと英子さんは
非効率であっても
お金で買えるものも
45年もの長いあいだ
できるだけ自分達で作り続けました。

 

 

 

 

 

そのひとつひとつ、
意思をもって
ためてきた時間のすべてが
2人の表情に表れています。

 

 

費やすだけの時間をすごした人と
きっと全然違うであろう満ち足りた表情。

 

 

ある人にとっては
意味の無いことにみえるかもしれません。
ほんの少し世界に小波をたてただけに
感じるかもしれません。

けれどその人だって
修一さんにかけられた
87歳の英子さんの言葉を前に
同じように思えるだろうか、

と私は考えます。

 

 

 

 

 

大きな力の前に
壊すスピードがそれを遥かに上回ったとしても

たとえ肉体が滅んだとしても

 

 

 

 

作り続けた
風が吹き抜ける道に
誰かが歩いてくれたら

 

 

 

 

誰かに想いがつながってくれたなら
どんなに嬉しいことだろう。

 

 

 


よおし、

 

 

修一さんと英子さんのように
素敵でもなんでもない私だけれど
自分なりの方法で
楽しく抗ってやろうじゃないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

亀のカシオペイアと一緒に。
















+