【実験107 日目】恐怖と焦燥感の再体験
銀行の待ちスペースでうしろの席の老夫婦の口論が聞き苦しい。奥さん「アンタの口座から○△□◇☆▷」ご主人「まぁまぁ」奥さん「だから、◇☆○□♢✕」ご主人「んー、んー」口座のこととか分らなさそうなご主人が奥さんにギャーギャー言われてもはっきり答えられるわけないだろうし、分からないなら分からないとハッキリ答えないから余計に文句を言われるループ。不毛。私にはな~んにも関わりがないことなのに、なぜか私が怒られてるような恐怖、私がなんとかしなきゃいけないという焦燥感で胸がバクバクした。コレは知ってる!問題は今起きてることじゃなくて、過去の私が経験・感じたことを再体験しているということを。ケンカだろうが叱責だろうが、家族のざわざわは自分のせいだと思ってきた。私は祖母から『家族仲が悪いのは、◯◯(私)のせい』だと言われている。私が悪いから、私がなんとかしなくちゃいけない家族(大人)の個人の問題を引き受けすぎていた。今、それを書き換えてる途中。家族仲悪いのを子どもひとりのせいなワケあるか!再体験している今、私がこの老夫婦に対してすることは何もなく、自分の気持ち・感覚を守ることのみ。そっと席を移動した。葉物野菜のミックス種が発芽した♪この子は何だろ。笑今までなら、ここで席を立ったらあからさまだし、バレたら気不味いと思って我慢していた。移動しただけでも自分を褒めてあげたい。でも、それだけじゃ足りないことを学んだ。原体験の罪悪感と焦燥感を感じきる。これをやらないとまた繰り返してしまう。40年近く抱えてきた罪悪感と焦燥感。今回だけじゃなく日々いろんな出来事で浮かんでくるのはそれだけ根深いから。大人が口論してるの怖かった怖くて、なんとかしなきゃって焦っちゃうよ離れた席でこの気持ちを見つめた