銀行の待ちスペースで
うしろの席の老夫婦の口論が聞き苦しい。
奥さん「アンタの口座から○△□◇☆▷」
ご主人「まぁまぁ」
奥さん「だから、◇☆○□♢✕」
ご主人「んー、んー」
口座のこととか分らなさそうなご主人が
奥さんにギャーギャー言われてもはっきり答えられるわけないだろうし、
分からないなら分からないとハッキリ答えないから
余計に文句を言われるループ。
不毛。
私にはな~んにも関わりがないことなのに、
なぜか私が怒られてるような恐怖、
私がなんとかしなきゃいけないという焦燥感で
胸がバクバクした。
コレは知ってる!
問題は今起きてることじゃなくて、
過去の私が経験・感じたことを再体験しているということを。
ケンカだろうが叱責だろうが、
家族のざわざわは自分のせいだと思ってきた。
私は祖母から
『家族仲が悪いのは、◯◯(私)のせい』だと言われている。
私が悪いから、私がなんとかしなくちゃいけない
家族(大人)の個人の問題を引き受けすぎていた。
今、それを書き換えてる途中。
家族仲悪いのを子どもひとりのせいなワケあるか!
再体験している今、
私がこの老夫婦に対してすることは何もなく、
自分の気持ち・感覚を守ることのみ。
そっと席を移動した。
この子は何だろ。笑
今までなら、
ここで席を立ったらあからさまだし、
バレたら気不味いと思って我慢していた。
移動しただけでも自分を褒めてあげたい。
でも、それだけじゃ足りないことを学んだ。
原体験の罪悪感と焦燥感を感じきる。
これをやらないと
また繰り返してしまう。
40年近く抱えてきた罪悪感と焦燥感。
今回だけじゃなく
日々いろんな出来事で浮かんでくるのは
それだけ根深いから。
大人が口論してるの怖かった
怖くて、なんとかしなきゃって焦っちゃうよ
離れた席でこの気持ちを見つめた