GX推進法・GX脱炭素電源法が成立、再エネの競争力向上へ

日経BP

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2023/06/02 — カーボンニュートラルに道筋をつけるGX(グリーン・トランスフォーメーション)関連の法制度が成立した。

^ーーーSusumu Ooe

 

5日  · 

いま計画されている遊佐町の鳥海山沖洋上風力発電のフォトモンタージュ。厳密かつ精緻なフォトモンタージュを作るだけのスキルは私にはないので、2022年2月に自分が撮った写真をベースに、他の方からも手伝ってもらってできたもの。いずれも遊佐町の小中学校付近から撮影したもので、人間の視野角120度、有効視野角(眼球を動かさずに対象が明瞭に見える左右の範囲)70度程度の広がりとなるように注意して撮影した(広角レンズや望遠レンズでは実際の見え方とは大きく異なるため)。

 近ければ風車は相対的に大きく見え、遠ければ小さく見えるわけだが、計画中の風量発電の羽の上端まではなんと270mほどもあるので、近距離から眺めた場合はのしかかってくるような恐怖感を覚えるほどだ。また遊佐町の住民のほとんどはひらけたところに住んでいるので、どこにいても否応無しに風車が視野に入り、「見て見ぬふり」ができるような生易しい存在ではない。低周波や超低周波、フリッカー(回転する風車の影)、鳥や魚なども影響をもろに受けるだろう。

 鳥海山および飛島は日本海と一体となって鑑賞できることが売りのひとつであって、地元自治体=遊佐町・酒田市自らその唯一無二の宝を投げ捨てるとはいったいどういうことなのか。 

 下の画像は私は著作権を主張しませんので、出典だけ明示していただければ引用・拡散はご自由です。[2024.5.8]

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2023/06/02 — カーボンニュートラルに道筋をつけるGX(グリーン・トランスフォーメーション)関連の法制度が成立した。

 

^ーーーSusumu Ooe

 

5日 · 

 

いま計画されている遊佐町の鳥海山沖洋上風力発電のフォトモンタージュ。厳密かつ精緻なフォトモンタージュを作るだけのスキルは私にはないので、2022年2月に自分が撮った写真をベースに、他の方からも手伝ってもらってできたもの。いずれも遊佐町の小中学校付近から撮影したもので、人間の視野角120度、有効視野角(眼球を動かさずに対象が明瞭に見える左右の範囲)70度程度の広がりとなるように注意して撮影した(広角レンズや望遠レンズでは実際の見え方とは大きく異なるため)。

 

 近ければ風車は相対的に大きく見え、遠ければ小さく見えるわけだが、計画中の風量発電の羽の上端まではなんと270mほどもあるので、近距離から眺めた場合はのしかかってくるような恐怖感を覚えるほどだ。また遊佐町の住民のほとんどはひらけたところに住んでいるので、どこにいても否応無しに風車が視野に入り、「見て見ぬふり」ができるような生易しい存在ではない。低周波や超低周波、フリッカー(回転する風車の影)、鳥や魚なども影響をもろに受けるだろう。

 

 鳥海山および飛島は日本海と一体となって鑑賞できることが売りのひとつであって、地元自治体=遊佐町・酒田市自らその唯一無二の宝を投げ捨てるとはいったいどういうことなのか。 

 

 下の画像は私は著作権を主張しませんので、出典だけ明示していただければ引用・拡散はご自由です。[2024.5.8]

 

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阿蘇、釧路に続き知床でも…景観破壊の元凶「太陽光パネル」思い出される小泉進次郎氏「国立公園で再エネ促進」発言

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 日本各地で、古墳を取り囲むようにしておびただしい数のソーラーパネルが設置されている。 【画像】腕を組み…小泉進次郎氏、妻・滝クリと「子連れデート」姿 「太平洋に面した、風光明媚な九十九里浜に近い千葉県東金市にメガソーラーパネルが完成したのは、2016年11月です。4万3000平方mの敷地に、約1万枚のパネルを設置。一般家庭約550世帯分の年間発電量を生み出す、巨大な施設です

。しかし、ところどころ、パネルがありません。

古墳があるため、設置できなかったのです」(週刊誌記者)  

こうした「古墳メガソーラー」は、ほかにも「奈良護国神社前池中古墳」(奈良県)、「庚申塚(こうしんづか)古墳」(群馬県)などがある。 「国内には約16万基の古墳があるといわれています。しかし、宮内庁が管理するのは天皇陵など899カ所ほど。ほかは、ほとんどが個人所有です。しかし文化財でもあるため、土地の売買が難しく、高齢化などで管理が難しくなった所有者が、苦渋の選択としてメガソーラー会社に土地を貸しているケースが多いのです」(同前)  古墳以外にも、熊本県阿蘇市の阿蘇山では、外輪山の民有地約119ヘクタールにパネル約20万枚が設置され、2022年9月から稼働している。また1980年に日本初の「ラムサール条約湿地」として登録された釧路湿原には、札幌ドームおよそ180個分のパネルが設置され、年間で一般家庭の約5000世帯分の発電量を送電している。湿原周辺は、自然保護のため建物を建設することはできないが、ソーラーパネルは建築物ではないため、規制の対象外になる。  さらに、メガソーラーは世界遺産である知床にも設置される予定で、間もなく関連工事が始まる。 「パネルが設置されるのは、知床岬の山面です。設置される理由のひとつが、2022年に起きた小型旅客船『KAZU I(カズワン)』の沈没事故です。携帯電話の電波が届かなかったことが問題視されたため、携帯電話の基地局を作ることになり、その電源設備として使われるということです。景観に配慮して、フェンスで太陽光パネルを隠すようですが、サッカーコートほどの広さですから目立つでしょう」(同前)  SNSでは「メガソーラー発電乱立」「メガソーラーが侵食」などのワードが目立つが、その旗振り役となったのが、小泉進次郎元環境相だった。 「小泉氏は、大臣時代の2020年10月26日に、日本経済新聞のインタビューで『国立公園内で再生可能エネルギーの発電所の設置を促す規制緩和をする』と表明、『公園内は地熱や太陽光、風力を利用しやすいためだ』と、積極的な姿勢を見せていました。  記事は《全国34の国立公園の敷地の多くは発電所の新設を制限している。一部で認めるが、資源エネルギー庁の報告書などは規制で整備できない場合があると指摘していた》と説明、これに小泉氏は『いい案件があっても保護一辺倒で活用が進まない例もあり得る。保護と利活用の両立へ発想を転換する』と語り、温暖化ガスの排出量を2050年までに実質ゼロにする、新たな政府目標に向けて再生エネを増やすとしていました」(政治担当記者)  こうした流れを受け、環境省は2022年4月に自然公園法の施工規則を改正。国立・国定公園内に設置可能な屋根上太陽光パネルの色彩や形態について、実証事業を通じて基準策定する方針を打ち出した。  しかし、メガソーラーの乱立が景観を損ない、住民間の軋轢を生んでいることも否定できない。また、将来的には使用済みパネルの処理も課題とされており、火災発生時には、消火のための放水で感電する恐れがあることも指摘されている。増え続けるメガソーラーに、国民の危惧する声が多いのも事実だ。

 

 

 

 

 

 

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国立公園における再生可能エネルギー発電事業について

公益財団法人 日本自然保護協会
理事長 亀山 章

菅首相は10月26日の所信表明演説で「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すこと」を宣言されました。脱炭素社会へ舵を大きく切ったことを歓迎します。これに関連して小泉環境大臣は、日本経済新聞の10月28日のインタビュー記事で、「国⽴公園内で再⽣可能エネルギーの発電所の設置を促す規制緩和をすると表明した」と報道されました。私たちは、保護地域制度に70年に渡り取り組んできた自然保護団体として、このことは国立公園の価値に関わる問題であると危惧しています。

日本の国立公園は、優れた自然の風景地を保護し、生物多様性の確保に寄与することを目的としています。「生物多様性国家戦略2012-2020」では「国土の生物多様性の屋台骨」と位置づけられており、生物多様性条約のもと合意された世界的な保護地域の拡大目標を担う重要な場所です。国立公園は、多くの外国人観光客や国内の旅行者が訪れ、日本を代表する自然景観に触れて優れた日本文化を知る機会となり、地域経済の循環にも貢献してきました。

環境省は、これまでも自然保護と利用のバランスを慎重に考慮しながら、国立公園における風力発電、地熱発電、太陽光発電のあり方を示してきました。しかし、規制緩和による再生可能エネルギー事業のこれ以上の新たな開発は、国立公園の誇る自然景観の価値や生物多様性に大きな影響を与えるだけでなく、温泉など観光資源に影響を及ぼすおそれがあります。

以上のことから、国立公園における再生可能エネルギー発電事業の規制緩和はすべきではありません

https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/saisei_kano_energy/pdf/001_04_00.pdf

 

 

 

 

テレビが絶対に報じないSDGsの闇