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何を要求しても、母の意向に沿わないと反対される。
じゃあ、反対されない方法はないか?と考えてみました。
少し前に、従姉がアメリカに1年留学していたんですが、従姉はとっても優秀で、母にとっては自慢の姪でした。
そこで、留学なら反対されないかな、と思い、短大1年のときホームステイに行きたいと言いました。
自分でパンフレットを集めて、説得するも、大反対。
理由は、「従姉のように、英語の成績が優秀ではないから、あんたが行ってもろくなことない」というのです。
ほんとに、どこまでも子どもを全否定^^;
まあ、こういう経験が、今のわたしの原動力だと知っているからいいですけどね(笑)
ただ、申し込みのリミットがあったので、ある日夜に再度説得を試みて、明け方まで話し合いが続いたんです。
いつもなら、すぐ怒って諦めるのに、諦めないわたしに母がいい加減うんざりして言いました。
「あんたなんか、生まなきゃよかった」って。
お母さん、それは言ってはいけないよ、というトラさんのようなセリフが頭をよぎりました。
だからね、「生んでくれって頼んでない」とわたしは言い返しました。
- お金がなくて、中絶されそうになったこと。
- 兄の育児に手いっぱいで放置されて育ったこと。
- お金のせいで、色んなことを人より諦めてきたこと。
- いつも否定されて、認めてもらえず育ったこと。
長年こらえてきた感情が爆発した瞬間でした。
ここで、母が泣き出し、父が仲裁に入りました。
翌日、父と話し合いました。
金銭的な支援はしない、行くなら自費で行くこと。
アメリカは危険なので、カナダにすること。
という条件で、OKをもらったのです。
幸いなことに、小学1年から貯めてきたお金があったので
独り立ちには使えなくなりますが、私はホームスティにそのお金を使うことにしました。
つづく
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