この記事はシリーズ記事です。

その1はこちら

その2はこちら

 

 

芸能界に入るには、中学生の力では無理だと気づき、次に家を出る方法を模索して見つけたのが、全寮制高校でした。

 

 

マンガの中で、全寮制高校に通う子の話を読んで

「そうか、これなら行ける!」

と気づいたわけです。

 

 

そこで、高校受験の際に、全寮制の学校があるか調べてみました。

 

 

今なら、ネットで簡単検索できるけど、当時はない。

 

 

進路指導室なる誰も寄りつかない教室に、放課後出入りしては、高校のパンフレットを漁りました。

 

 

その中で、いくつかの全寮制高校を見つけて、連絡先をメモ。

 

 

塾の先生に相談しながら、自分の学力で挑戦できるところを選んでいきました。

 

 

中3の進路指導が始まったときに、これらの学校の名前をあげたところ、親は

「あほか」と一蹴。

 

 

「何が悲しくて大阪に住んでいるのに、親元はなれて、地方の聞いたことない学校の寮に入らなあかんのよ?」

 

 

まじで?

これも反対するのか( ̄0 ̄;ノ

 

 

わたしがショックを受けているところに、学校の先生が追い打ちをかけるように

「もったいないから、大阪の学校選んでね」と言いました。

 

 

何がもったいないのか分からなかったけど、もうこうなればヤケクソ(笑)

 

 

「じゃあもう、〇〇高校でいいです。制服可愛いから」

と投げやりに進路を決めたわけです。

 

 

可愛い制服だと、チヤホヤされます。

 

 

高校生で結婚する、なんて話もたまに聞きますので、それを利用し

 

 

さっさと結婚する

のが、家を出る次なる手、と思いついたわけですね。

 

 

転んだ瞬間に次の手を考えつくあたり、わたしもしぶといですね(笑)

 

 

つづく