首相オフレコ会議の闇 | 「国家戦略特区」blog

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ポスト・グローバリズムの社会を考察。日本を貧しくする移民=外国人労働者受入れ政策に警鐘を鳴らしています。

「産經新聞も消費税延期を伝えましたが全く意味不明です。何故なら、今、この瞬間が消費税延期中だからです。8%の消費税増税が間違いでした」


『安倍総理とポール・クルーグマンとの会談の全容』


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『ポール・クルーグマンの全訳』

進撃の庶民のブログで安倍総理とポール・クルーグマン氏の会談の全訳を行ったサイトが紹介されていました。この会談は日本政府からは議事次第が公開されているだけですが、これに怒ったクルーグマンが議事録を独自に公表したのです。安倍政権の本音が見えた部分が多々有りましたので、それを題材に論考致します。

「和訳引用元:ポール・クルーグマン /私が東京で言ったこと」

『ハシゴを外されたリフレ派』

クルーグマンは、インフレターゲットを提唱した一人として知られるリフレ派のイデオローグ的な人物ですが、今や、彼の主張は、三橋貴明氏や藤井聡氏に近い立ち位置にいる事が判ります。正直、彼のレクチャーに目新しい点は有りませんでした。彼は学者というよりは現状分析が得意な経済評論家みたいな感じです。

『麻生太郎の呆れた認識』

今回の会議で面白かったのは麻生財務大臣の発言です。1930年代の大恐慌後の米国で、起業家がデフレマインドに陥ってカネを借りなくなったと事や、ニューデール政策でデフレから脱却したのではなく、第二次世界大戦という需要によって漸くデフレから脱したと、評論家みたいな感じで正しい認識を示したのです。

『異次元の財政出動が必要』

私が呆れたのは、そのような認識を麻生大臣が持っているのなら、大戦争を行うくらいの覚悟で異次元の財政出動を行い、デフレからの脱却を命懸けで行うべきです。国土強靭化の提唱者である藤井参与が内閣にいて、いつ起こるか分らない、大震災という自然からの攻撃に晒されている日本では、尚更必要な事です。

『政治家の当事者意識の欠落』

少し前のチャンネル桜のTPP討論で、自民党の
脇雅史氏と、農協関係者に白昼堂々暴行を働いた山田俊男氏が出演したのですが、麻生大臣と同じで、何だか評論家みたいな口ぶりで、全く当事者意識が感じられませんでした。今の日本の問題を事を解決する立場にいる人物が、こんな状況で、一体どうするのですか!

『思わず出た安倍総理の本音』

この議事録では安倍総理が本音を吐露しています。要約すると「消費税の8%増税で、これほど日本経済が悪化するとは思わなかった」です。クルーグマンも日本経済が、消費税増税によって大きなダメージを受けるのか分らないと回答しています。欧州諸国では消費税増税でも日本ほど悪い影響が無いそうですね。

『消費税は廃止しかない』

日本では不思議な事に、89年に3%の消費税が導入されて経済の黄金時代が終わり、97年に5%に増税されるとデフレに突入し、14年に8%に増税されてから実質GDPはマイナスに落込んだままです。私は、日本という国柄に消費税が全く合っていない税制だと考えています。経世済民の国では消費税は廃止です。

『オバマはオバカじゃ無かった』

クルーグマンによると、G7の中で自由に積極財政が可能な国は、日本とカナダくらいだそうです。更に実は、オバマはインフラ整備などの公共事業の有効性を理解している政治家だそうですが、議会の抵抗で出来ないだけだそうです。まあ日本の安倍総理が財務省と闘っているとの妄想と良い勝負かも知れませんが、

『財政が世界一健全な日本なのに・・・』

安倍総理は「日本には財政問題がある」とピントのズレた発言を行っていました。政局として消費税増税延期を行うのでしょうが、安倍政権では、積極財政は完全に望み薄です。ただ安倍総理の唯一の得点である、異次元の金融緩和によって、異次元の財政出動の余地が、今の日本には偶然にも発生してしまっています。

『消費税を廃止すればデフレは終る』

政府の子会社である日銀が毎年80兆円も国債を買い占めた結果、国債の1/3は日銀が抱えています。政府の借金の1/3が実は既にチャラなのです。今、本当に必要な財政政策とは、正に消費税廃止です。毎年17兆円の経済対策を打つのと同じ効果があります。総力戦と同じくらいの勢いの積極財政が必要です。

『日本は経世済民の国』

正直申しますと、お金なんてタダの紙切れで何の意味もありません。その裏付けは皆さんの労働です。国民が怠け者だから日本はデフレなのですか?実際はその逆でしょう。格差が広がると経済が低迷するのが日本なのです。真面目に働く日本人には仕事が必要です。今、仕事を発注するのが、正に日本政府の仕事ですよ。

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『以下資料篇「朝鮮人」戦地売春婦問題に関する日韓合意関連資料』


1.第一次安倍政権の米連邦議会決議での安倍総理の失態
「慰安婦問題謝罪は安倍政権に致命傷(産経新聞2007年4月)西尾幹二」
2.日韓合意に対する海外での見方について
『慰安婦問題日韓合意に関するAJCNの見解2016年1月2日山岡鉄秀代表』
「慰安婦問題日韓合意をどう報じたか?日本人が知らない歴史戦完敗」
「江川 純世:日本人が知らない慰安婦問題に関する日韓合意の意味 」
3.昨年12月28日、ソウルでの日韓合意の岸田外相発言詳細
「資料引用元:産經新聞【日韓外相会談】 共同記者発表全文」
4.昨年12月28日、日韓合意を受けて安倍総理の発言
「資料引用元:産經新聞【日韓外相会談】安倍首相発言全文」
5.日韓合意に対する参照すべきブログ記事
「参考ブログ記事:河野談話より遥かに深刻な日韓慰安婦合意」
「参考ブログ記事:安倍カルト撲滅運動 第一部」
6.慰安婦ではなく、戦地売春婦を使う理由について
「参照記事:コリアン・プロスティテュート・プロブレム」
7.日韓合意の背景としてのアメリカの意図
「参照記事:第3次アーミテージ・ナイレポート(21012年)」
「参照記事:【状況確認】安倍カルト撲滅運動【アーミテージの犬】」
8.国会での性奴隷否定後も性奴隷を使い続けるメディアと抗議しない政府
「参照記事:ジャパンタイムズ慰安婦は性奴隷が社の公式見解と宣言 」
9.日韓合意撤回の署名サイト、ご協力お願い申し上げます!
「宛先: 安倍晋三内閣総理大臣 日韓合意に絶対反対します!」
10.国連での外務省強制連行否定発言の真相について
「参照ブログ記事【日韓合意】完全なる一致【無駄な抗議】」
「参照ブログ記事:日韓合意が諸悪の根源」
「動画【杉田水脈の男どき女どき】国連「慰安婦戦争」緊急報告」


「竹村延和」


言論ポータルサイト『進撃の庶民のブログ』は行き過ぎたグローバリズムなどに警鐘を鳴らすブロガー支援目的のサイト。毎週水曜日にコラム寄稿。




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