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「視写」というのは学校用語。
早い話が、文章丸写しのことです!
この視写には、いろいろな効用があると考えられています。
語彙が増える
良い文章を書き写せば、それだけ多くの語彙に触れるわけです。
自然と、語彙が増えてきます。
表現技巧の使い方が身に着く
例えば、「お手本の作文」というのが教科書に載っています。
それを写すことにより、原稿用紙の使い方や句読点、「」の使い方がわかってきます。
作文以外の文章でも、同様です。
読み書きが速くなる
時間制限を設けることにより、読み書きの力が付き、
スピードも上がってきます。
そして、私がとても大事だと思うのが、次の点です。
言葉をまとまりで捉えることができるようになる
国語の苦手な子は、言葉をまとまりでとらえるのが苦手です。
以下、音読について書いた記事を抜粋します。
全文はこちら
一文字ずつ読んでいる子は、写すときにも一文字ずつです。
当然、写すスピードはゆっくりです。
視写の練習を繰り返すことで、
単語や文節でとらえることができるようになってきます。
「まとまりでとらえる」ということができるようになってくると
1つの文、ひいては文章全体の構成もつかみやすくなってきます。
と、いくつか視写の効用をあげてみました。
もちろん、これらはすぐに身につくものではありません。
繰り返しの練習や、習慣が必要です。
次回は、練習するときの注意事項について書いてみますね
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