音読の宿題、出てますか?
音読ができることって、本当に大事。
特に、低学年の場合は
音読=読解
と言ってもいいくらいです。
つまり、すらすら読める子は、文章の意味もわかるということ。
ただし、読解の方法を知らない場合もあります。
これは、別の記事で。
「くまさんは、ふくろをみつけました」
大切なのは、これを
く・ま・さ・ん・は・・・・・
のように一文字ずつではなく
くまさんは・ふくろを・みつけました。
と、文節ごとに読めているかどうか。
文節ごとに読めていれば、文の意味や文章全体の意味もとらえやすくなります。
反対に、音読の苦手な子は、この文節ごとの読みが苦手なことが多いです。
学校では、皆の前で音読する場面が多いのです。
そんなとき、「できない」と思っていると、勉強が嫌になっちゃいますよね。
だからこそ、音読ができると、自己肯定感も上がるのです。
■音読の苦手な子は、とにかく短い文章から始めましょう。
例えば、宿題が教科書の音読5ページだとしても、1ページや、半ページだけで構いません。
短い文章を何度も読んで、すらすらと読めるように練習した方がいいですよ。
■ちょっとした工夫で、読みやすくなるかも
漢字が苦手なお子さんの場合、おうちでルビを振ってあげてもいいでしょう。
くまさんは|ふくろを|みつけました。
というように、文節ごとに区切り線を引いてあげるのもおすすめ。
何度も読んでいくうちに、だんだん文節ごとの読みが身に付いていきます。
■どこを読んでいるかわからなくなってしまう子には、
下敷きや紙、指などを当てて、
どこを読んでいるかわかるようにする
と読みやすくなります。
それでも難しい子には、
一行だけが目に入るようにするために
こんな補助具を作ってみるといいかもしれません。
学校では、音読練習の時間を取っている余裕がありません。
「音読は家で練習してきて」となっていることが、ほとんどだと思います。
学校によっては宿題がてんこもりで、大変だと思います。
家事をしながらでも構いません。
お子さんの音読、聞いてあげてくださいね