音読、してますか? | 小学生相談室

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小学校教員歴25年!いろいろな子どもやお母さんの相談に乗ってきました。子どもとお母さんの応援団でいたいと願っています。

音読の宿題、出てますか?

音読ができることって、本当に大事。

 

 

特に、低学年の場合は

音読=読解  

と言ってもいいくらいです。

 

つまり、すらすら読める子は、文章の意味もわかるということ。

ただし、読解の方法を知らない場合もあります。

これは、別の記事で。

 

 

 

 

「くまさんは、ふくろをみつけました」

 

大切なのは、これを

く・ま・さ・ん・は・・・・・ 

のように一文字ずつではなく

 

くまさんは・ふくろを・みつけました。

と、文節ごとに読めているかどうか。

 


文節ごとに読めていれば、文の意味や文章全体の意味もとらえやすくなります。

反対に、音読の苦手な子は、この文節ごとの読みが苦手なことが多いです。

 

 

学校では、皆の前で音読する場面が多いのです。

そんなとき、「できない」と思っていると、勉強が嫌になっちゃいますよね。

 

だからこそ、音読ができると、自己肯定感も上がるのです。

 

 

 

 

音読の苦手な子は、とにかく短い文章から始めましょう。

 

例えば、宿題が教科書の音読5ページだとしても、1ページや、半ページだけで構いません。
短い文章を何度も読んで、すらすらと読めるように練習した方がいいですよ。

 

 

ちょっとした工夫で、読みやすくなるかも

 

漢字が苦手なお子さんの場合、おうちでルビを振ってあげてもいいでしょう。

 

くまさんはふくろをみつけました。

というように、文節ごとに区切り線を引いてあげるのもおすすめ。

何度も読んでいくうちに、だんだん文節ごとの読みが身に付いていきます。

 

 

 

どこを読んでいるかわからなくなってしまう子には、

 

下敷きや紙、指などを当てて、

どこを読んでいるかわかるようにする

と読みやすくなります。

 

 

それでも難しい子には、

一行だけが目に入るようにするために

こんな補助具を作ってみるといいかもしれません。

 

 

 

 

学校では、音読練習の時間を取っている余裕がありません。

「音読は家で練習してきて」となっていることが、ほとんどだと思います。

 

学校によっては宿題がてんこもりで、大変だと思います。

家事をしながらでも構いません。

お子さんの音読、聞いてあげてくださいねニコニコ

 

 

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