4月の1,000km点検でフレッシュな純正オイルを注入したのも束の間、5月のゴールデンウィークは能登半島ツーリング、6月、9月と、北の大地を縦横無尽に駆け巡ったR1300GSA。
前回の交換から約7,300km以上という、まさに“走りきった男”の風格が漂う距離です(大袈裟だわ😁)。そんなわけで、相棒の疲労困憊した内臓をリフレッシュすべく、オイル交換を決行しました。
まずはアンダーガードのボルト6本を緩めます。たかがボルト、されどボルト。こういう時に限って、工具が引っかかったり、手が届かなかったり。もう、めんどくさい!でも、このめんどくささがDIYの醍醐味、と自分に言い聞かせるのがいつものお決まりです。
そして、こいつの個性的すぎる仕様にぶち当たります。ドレンボルトが、まさかの2か所。いや、なんで?「ここからも、ここからも、オイルを抜いてね」とでも言わんばかりの二刀流。BMWの技術者よ、いったい何を考えているんだい?
抜いたオイルは、もう「汚い」の一言。北海道の思い出が、真っ黒な液体となって流れ出てきました。「よく頑張ったな、お前…」と、思わず声をかけたくなるほどの色です。
こちら大きい方のドレンボルト。
こちらは小さい方のドレンボルト。写真の撮り方が悪く同じ大きさに見えますが、かなりちっちゃい。
さて、お次はオイルフィルターです。下回りを覗き込むと、右側シリンダーの下にひっそりと鎮座しているのを発見。しかし、工具が入る隙間がない。ガードが邪魔で、ガードを外すはめになりました。まさかの二度手間です。さらに、カバーを外すと、フィルターが「ぜったい動かんぞ!」とばかりに嵌っていて、なかなか取れない。まさかフィルターまで、R1300GSAの変態仕様を真似しているのか!?
どうにかこうにか、格闘の末にフィルターを抜き取り、
新品の変わったろ紙形状のフィルターを装着します。
エンジンオイルはいつものSUNOCO RED FOXの部分合成油10W-40だ!俺のお気に入りのオイル👍
ドレンボルトの締め付けトルクは、大きい方が28Nm、小さい方は10Nmで締め付けます。そして、新しいオイル、SUNOCO RED FOX(部分合成油10W-40)を注入。フィルター交換もしたので、きっかり5L。5Lですよ、5L!バイクのエンジンに、まるで大浴場かのようにオイルを注ぎ込みます。熱的な問題なのか、ロングライフ化なのか。真相は闇の中ですが、とりあえずお腹いっぱいです。
新品のオイルは、まるで琥珀色のウイスキーのように美しい。この澄んだ輝きを見ると、苦労も報われるというものです。
これで、また最高のコンディションになりました。週末は、どこにツーリングに行こうか。考えるだけで、もうワクワクが止まりません!😏 
では✋
 
 
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