リゲッタつくってる兄さん達の日記。

リゲッタつくってる兄さん達の日記。

僕たちは『楽しく歩く人をふやす』ために存在しています。

リゲッタ作ってる取締役陣の日々です。


5/12(日)


牛スジの仕込み終わり、5時半くらいに帰宅したらリビングで妻とおこげが寝ておりまして。おこげが夜中に数回吐いてしまったらしく。

ちょっと元気ないけど大丈夫そう。
自分はとりあえずシャワー浴びて一時間くらい仮眠を…と思うけど、おこげが心配で寝れず。


「いくんかぁ」

ってちょっとしんどそうな顔。




7時過ぎに自宅を出て、再び実家へ。

↑もう戻ってきて準備してる!

カナビーは7時には神社に行ってくれており、バーティーもどこかで何かしてる。




江原さんとチャリンコで清見原神社に行ったらすでに武田さんもおられ。

「僕は何もしてませんよ」と言いながらいろいろ手伝ってくれはります。





ねむたい!しんどい!

言い訳して帰りたい。



自分はネガティブなのにみんな熱心に準備している。

なんか申し訳ない。




社務所も、





芸能人か!

万全の準備体制。




このピンクのTシャツ着るの恥ずかしい。

自分が言い出しっぺなのに。



着た。



ビールに合うジャンクな物を作りたかったのと、ブルースブラザーズって響きがなんか好き。そんなわけで、ジャンキータイフーンブラザーズ。


それ以上の意味とか一切ないので由来を聞いてくれた人、すみません。ヨンバルカンでもニンジャウォリアーズでも別に大丈夫。そこにはなんのタイフーンもありません。




お水入れながら温め直す。




9時に試食。


カナビー

「・・・、なんか昨日より濃いっすね…」


この言葉に一人凍りつき。

お水入れたりして調整。


江原さん

「米と喰うたらちょうどええ」


バーティー

「濃いけどええんちゃう?」


まぁ、もういいか。

男闘呼の料理だ、そこそこいけるだろう。





始まりの儀式。



キムコーさんの挨拶。






宮司さんのご祈祷。




気持ちいいスタート。



「僕はデンケンフェス終わったんで余裕っす。なんかあったらいつでも言うてください」って感じのまこっちゃんの目。



舞。(なんとキヨピーの娘さんであるとか!)



記念撮影されたので仕返し、




こんな感じになり。




もうすぐ10時で始まります。



牛スジは、

トロトロに溶けてきてる。





やりまっか。




↓「もうええやろ!」

って言って始まる前から飲んでるキムコーさん。





オープンしてすぐに来客。

お客さんから注文をもらえると嬉しいねー。

美味しいと思ってくれたらええのだけど。




途中で食べ終わったお客さんが、

「どこでお店やってはるんですか?」って。

嬉しいこと言ってくれはる。




午前中からよく出るので牛スジが不安に。


バーティーが裏の大鍋から小鍋に移し、



温めてから表にもらう。




なんかオペレーションできてた。



前回のデンケンフェスでワンオペだったカナビーは、



今回もソロを楽しんでた。



社務所でずっと米炊き。




合計58合炊いたそうです。





社務所はこんな感じになってて、





おきゃんちゃんの紙芝居が行われてたそう。大盛り上がりだったとか。




南ちゃんが遊びにきてくれて、

ビールくれた。



このビールがめちゃくちゃ美味しかった。疲れが飛んで変なテンションになってしまった。



また遊ぼう。




開店からずっとお客さんがきてくれて、気づけばラスト鍋。

10キロ以上あったのに無くなるんやな。



12時前に目標の100食売り切れ。

(多めに入れてたからもうちょっとセーブしてたら120食くらいいけてたんだけど許してください)




数ヶ月前からのミッション達成で一旦休憩。

よしよし。



お昼以降もお客さんは止まらず。

会社からは徳重夫妻、りっちゃん、おっかんとかも覗きに来てくれて。



賑わいがすごい。




















48年この神社に来てるけど、こんなに人が集まるのを初めて見た。




で、「12時に祭りにきて食べ物がない」なんて清見原の名折れだわなってことで、


実は煮込みよりも本命だった赤ウィンナー大会が始まる。





江原メイン。


用意していた3kgの赤ウィンナーが一瞬でなくなる。なので大滝さんの奥さんグループの買い出しの際に追加購入してもらってお祭り延長。



鬼腹さんが嬉しそう。



牛スジが無くなったけどみんな赤ウィンナー丼を食べてくれる。



キムチトッピングとか訳がわからんけどみんな入れていく。(300円です)



食べてる。




このイベントでファンタジスタになってるキムコーさんも赤ウィンナー。

めちゃくちゃ楽しそうでした。




江原さん大暴れの2試合連続の猛打賞。

「腹減ってる奴には喰わさなあかん。」とのこと。



14時過ぎでも人がいっぱい。

ところどころで小雨があるものの曇りの天気に押し返す感じ。




エーヤンのやんぶさんやビンガムさんも神社奥で子ども達とワークショップやったり、

何かと盛りだくさん。




いくみん。

中の人がんばれ。




お昼過ぎ、スージー区長。






区長が境内で歌うってあんまりないから誇り(笑)




雅子ちゃんもねーさんも皆がんばって、





いい祭りだ。




そしてJTBの追加赤ウィンナーも売り切れたみたい。




金。

回収。

収支は完全にプラマイゼロでした。



雨もポツポツきたので少し早めに神社マルシェは終了。

キヨピーの最後の挨拶で〆。あなたのおかげで遊べました。



お片付け。

皆さん、お疲れ様でした。




なんかわからんけどいろいろあり、実家のキッチンにて軽く打ち上げ。



謎の塚本さん(笑)

エヴァラストロガノフ、最後の一杯を食べてもらいました。




謎のメンバーで撮影し、



ちょっとだけのんびりして、


さー、最後のやついきましょうか。

前日、全ての仕込みが終わった後に実は1キロほどスジ肉を仕込んでおりました。→この打ち上げ用。



神社マルシェで使用したスジではなく、近所のスーパーで買ったやつだけど江原さんの圧力鍋を使用してたのでトロトロになってて、



牛すじカレー。




ひたすら喰ってました。


ここからの記憶はほぼなし。

椅子に座ったら気絶するように寝ておりました。


最後まで片付けしてくれてたカナビーありがとう。






そんなわけで、




これまでの半年、ぜんぶ楽しかったね。



皆さん、遊んでくれてありがとう。




おわり。












5/10(金)


この日の朝はフューチャーセンターに新卒の皆さんに集まってもらい、

初任給の儀。



けーさん司会、そして関連部署の人もおり。



一言ずつ有り難い話をしたりするけど、

「おっちゃんの時の初任給はな〜」と一人称をおっちゃんでいくしょうちゃん。(もはや会社感はないけどそれもまた弊社)



てるみん。

皆さんの背景にいる大事な人になんかしら届いてくれたら。




終えてランチ。

久しぶりの吉野家。

この3倍は紅生姜を入れるタイプです。




大池橋近くの歩道橋、



↑辻くん。

向こう側に渡る際、お金渡さなあかんように感じる。




帰社してから大阪商工会議所さんにインタビューをしてもらったり、万博関連の打ち合わせをしたり。

我ながらなんじゃこの絵は。




その後はJ:COMさんと今年のワークショップの打ち合わせなど。燕三条に行ったエキスが残ってるのでワークショップをするにしてもまた違う演出をしたくなっちゃう。


谷さんに依頼いただいた居酒屋番組へのビッグゲストの招聘、快諾してくれましてホッと。




この日はしっかり仕事してやり残しなし。

帰宅して次の日の準備を。





5/11(土)


朝からツキイチ考える会、来期の新底について編。

しまった、思ったよりいっぱい集まってしまった。



深い関わりがない人もいるかも…やけど、そんな人は1人もおらんから仕方ないか。

旗は立てました。

「待ってたら上がってくる」と思ってたら痛い目にあうのでお尻叩いてね。あとデザイン開発部の皆さんはワークショップで参加できなかったぶっちょに確認と共有よろしく!




お昼は次の日に向けてミーティングランチ。

寿司を食べながら神社マルシェの打ち合わせを。この後三人は買い出しに行ってくれます。→自分は仕事に戻ります。ごめんなさい。



昼からは品質改善のツキイチ考える会。

発表者が痛感したのは、「普段からプロセスを伝えないと…」ってことだと思います。


最終系まで行ったらアイコンタクトでわかるかもしれないけど、チームで仕事をする時には今何が起きてるかが伝わらないと周りがサポートしようがない。


初心。

改めて、共有の大事さを見つめ直そう。10年前に学んだ情報の対照化をもう一度。拾って先回りしてくれる人は必ずいるのでな。ミーティング後半、いろいろ話ししてくれたメンバーの声を大事に次の手を進めよう。





その他なんやかんや仕事をしてたら予定よりも一時間以上が遅くなった…。




キッチンの実家へ。

準備はすでに始まってた。




玉ねぎを切って炒める人、果物を切る人。

この時は自分も含めて全員手慣れてない。



自分はニョッキのよしろーちゃんに手配してもらった牛スジを開封。

↑スジ肉ちゃう、これ。このまま焼いたら十分なやつや。よしろーちゃん本当にありがとう。これで素人の僕らでもうまいもん作れそうです。




剣山みたいな道具を使ってスジ肉に穴をあけ、果物に漬け込んで。寝かせるのに一時間必要なのでその間に清見原神社へ。











次の日の神社マルシェに備えて屋台の準備は進んでおります。(こういう時の自分は全く強みが出ませんですみません)

→基本バーティーとカナビー強い。




キッチンに戻り玉ねぎ切り倒し、



茶色くなるまで玉ねぎ炒め 4個×3セット。



カナビーはこんにゃくを切り湯通しし。



スジ肉と酵素。

これ、肉が柔らかいから果物なくていいかも…とか思いつつも、おまじないみたいな感じと甘味と酸味が味にも影響しそうと思ってしまうのでレシピを信じて。



果物を取り除いてから玉ねぎ、ニンニクとともに30分煮込む。



30分経ったらこんにゃくを入れて再び30分煮込む。



1ロットあたり700ml〜900mlのエヴァラ焼肉のタレを投入し、



また30分煮込む。

美しい。



ここからは焦げないように木ベラでクルクル混ぜながら。

いい匂いします。




試食。



一口食べた時に全員で「ぶはぁっ」って笑うくらいだから大丈夫。だいたい自分で作った料理って最初の一口は「???」ってなるけど、自分のこのリアクションなら大丈夫だろう。


エヴァラ焼肉のタレの整い感がすごいのとスジ肉の内容が良すぎる。



これで最初の2.5キロが完成。

あと7.5キロ作るので同じことを3回繰り返します。

たぶん完成は深夜一時くらいになるのでは?と予想しながら。



よく喋ったり、時には黙々と作業したり。



↑肉の宮から果物を取るのが異常に早くなった人。(翌日以降全く役に立たん技術)



タレを入れて煮込んだ2セット目(左)とこれから煮込む3セット目(右)。



自然と持ち場が決まっていくのが面白い。

                 (明太子)




最後の煮込みがセットされて着地が見えたのが22時半。

深夜一時まではかからんとわかってほっとする。一旦落ち着いて飲んだビールは沁みました。




そして最終の煮込み。



この大鍋が、

4つあります。合計10数キロ。100食分。




そして大量に出た油を丁寧に抜き取り、

この丼3杯くらい牛脂がでました。


余熱をとってから大鍋にラップしてから冷蔵庫に入れて、全部終わったのは0時過ぎだっただろうか。





終わり。




板の間に各自持ってきた寝袋で寝る。

1時半とか2時だったかな…。疲れてて覚えてない。



カナビーは帰ったので卯年三人が川の字になって高本家実家三階で寝る。背中痛い。帰ればよかった。






5時に目覚め。


江原さん、すでに起きてシャワー浴びに家に帰ったみたいでおらん。


俺も帰って風呂入ろう。






バーティーを残して。









身体ガチゴチ。















わあぐわああん!






ひよしです。




土曜。


ツキイチ考える会。


午前中は来夏サンダル底について。


定番が売れ続ける事はありがたい事ですが、会社として新しい、機能性が向上した、履きやすくなった、は常に考え続けなきゃいけない大事な生き残る術だと感じました。



誰かに頼るのではなく、個々で常々考え、アイディアを出し合える環境が当たり前になってくれると嬉しいですね。




お昼。



小ライスの定義が分からなくなります。




午後の部。



インソール素材変更について品質改善メンバーより発信。


思い起こせば海外での加水分解トラブルからウレタンの素材で模索してきましたが、ここが良くなればここにデメリットが出る。

それを騙し騙し行って来たと思うのですが、今回の案件については自分はエーテルに替える前から意見としては出して来たので大賛成です。


クリアしないと行けない箇所はいくつもあると思いますが、

社内外で納得感を含め、いかにスムーズに切り替えれるかが肝かと思います。







日曜。



今日は朝からお腹ペコペコやったのですき家に寄ってから会社へ。




先は長いですが、少しずつ丁寧にアタマに入れて行きます。




お昼は

びっくりドンキー。



チーズまみれ‥



胸いっぱい(笑)




帰宅して。



胸いっぱい‥





赤身を欲する年齢になって来ましたね。







月曜。



午前中は近鉄の上席に再度お願いしてご訪問させて頂いた二件についての確認をして下さると。


上役にお願いするのも担当の方からすると、なんでやねん!

って、なるかも悩みましたが、やっぱり良いものを提案したい気持ちは変わらないのでお言葉に甘えさせて頂きました。



お昼。



毛さんとは同タイミングで催すのは割と前からの話し(笑)




午後からは再度濱野先生に相談。


失敗も多い自分なので最近は少し慎重になってる部分はありますが、念には念をで。


幸い契約書にも全て記載されてましたのでこれでまとめて送ります。














5/9(木)


あぱごはん。

フロントにお弁当を取りに行って部屋で食べるスタイル。




10時ホテルチェックアウト。

諏訪田製作所の水沼樹くんと待ち合わせまで時間があるので向こうに見える地場産センターに行ってみようと。



歩いてすぐ。









こんな感じで燕三条の様々な企業さんの製品を見ることができます。




前日お世話になったタダフサさん、



藤次郎さんも。


諏訪田製作所さんの製品は飾られてないそう。理由は聞いてないからわからない(笑)




奥の方に行くと広い販売スペースがあって、

道の駅みたいな感じかな?いろんな商品を購入することができます。




宝石店みたい↓



富山で見学させてもらったオリイさんとのコラボ商品とかもあって。→この青を見たらすぐわかるってのもすごいね。




木で作られた小さい靴のオブジェ。



ひゃー、



中までくり抜いてる。




包丁、お皿、コップから治具までいっぱいあってここにずっといられそう。




続いてこちら、

隣の建物も見させてもらってました。



賞を取った燕三条製品が多数飾られているそうです。



↑こういうのは生野区の企業ではできんわなぁ。ものづくりへ世界への入り方が違うかったので仕方ないし、生野ブランドとかなくていいんだけど、違う案で「らしい」ことをやっていきたいやね。




樹くんが車で迎えに来てくれたので燕三条駅に。





駅の改札を出たところにすぐこういうセンターがあって、

JRとコラボしてるスペースって言ってたかな…?



燕三条の様々な企業の製品や技術を見ることができて、

奥の方にはコワーキングスペースもある。



そして、



↓なんと!

↑いろんな企業を紹介するプレートが入った棚があって、


ギルド化しているらしい。



「こんな技術の会社ないかな?」「こんな困り事を解決してくれる会社はないかな?」をここで発見できるらしい。

自分がやりたかったことだ。

一般の人が見学できる場合もあるらしく、ここからパネルを数枚取って、


ネジで止めて小さい冊子にすることもできるみたい。いろいろ段取りしてはるなぁ…って感心しきり。



そうそう、この旅ではいろんなところでコンテナを見たんだけど、

↑これ、やりたいなぁ。

段ボールに荷物入れるのが悪いわけではないんだけど、作り手としても見栄えが残念なのよな。

何十年も前からこんな風に整理したいと考えてたので余計に羨ましい。




もちろんこの施設があるからなんでもうまくいくわけではなく、長く続けて認知を高めてからの日々の機能、普段活用〜までは大変な苦労と葛藤があると思います。

が、燕三条は一歩も二歩も進んではるわなぁ…って感心する。



そんなことを考えてたら、ともちゃんが到着したみたい。





片手にPC持ってやってきた(笑)

予定を1日間違えてたらしい。尚且つご入籍されたらしい。




↑こんな人。素敵な仕事をされています。めちゃくちゃ面白いよ。




2日目ですでに恒例になった到着して即めし。



前日、お休みで来れなかったこちらへ樹くんが案内してくれ、

行列。

でもすぐに中に入れるオペレーションの良さ。



店内広い!

中がいい感じ。



コップもいい感じ。




いわゆる燕三条ラーメン。(でも実は燕背脂ラーメンらしい)

濃口醤油、背脂、煮干し、極太麺、生たまねぎ。


うまい!


お世辞抜きでうまい!


食べながらまた来たいと。



そんなわけでまた来る。絶対に来る。





そしてお昼は1日間違えたともちゃんがご馳走してくれました。


ラッキー。





見学に行く予定の工場は13時からなのでまだお昼休み、



なのでこちらへ。



型屋さんと併設のショップだっただろうか…(とにかくものづくりされている会社さんのスペースを利用されているお店だと思う)天井から床から全部かわいかった。




↓燕三条の職人さんを題材にした漫画。

なんと5巻には樹くんをモデルにしたキャラクターも出ているそう。(ギャルになってたけど)



お店を出ると晴れ間。

新潟は曇りだらけって聞くけど日照時間は意外と長いらしいです。



前日にコーヒーをいただいたお店に再び。



【こっくり】珈琲をいただき、また樹くんの奥さんに会いに行ったり。



良き時間になったのでここから歩いて、





玉川堂さんへ。



まだ何屋さんかわかってないのだけど、このあと驚くことになる。









「ほうほう」って治具を見ながら、

何に使うんだろう、これ。





って奥に入ると、




おおぉ……、




何時代や…、








やかんを作っておられ、



この丸い銅の板を叩いて、



こうなって、



こうなってって、おいマジかよ、

注ぎ口、どないなってんの?




↓やかんになってる!

注ぎ口とか溶接じゃなくて叩いて作ってると…







いろんな人がいろんな作業をやってて、ずっとカンカン、コンコンって音が鳴り続けてる。




いいなぁ、







色付けの説明とかも受けて、



銅っておもしろいね。



青いのがいい。




焼いてる作業場。(語彙…)



得意分野の分業ではなく、こちらで働かれている職人さんは全員でいろんな作業をできるようにしているそうです。



ええもんを見させてもらえました。




その後はこちらでお茶をいただき、









そりゃこの価格になるわ。

と言いつつ、あの現場を見たら安く感じるものね。山さん、こちらにヒントがあるかもよー。




🎃やかん、アートっすな。




綺麗。



自分もずっとこんな作業をしたい…という叶わぬ夢。



「手間をかけたら数が上がらず値段が高くなる」

そんなジレンマはものづくりをしてたらどこにでもあるのだな、と説明を受けながら感じておりました。(ヘラ絞り→溶接の製品もされているみたい)


17時半からは作業されている方は【好きなもの】を作っていい時間になるそうです。鍛錬に最適だな。そういう空間があるの好き。


全ての工程や背景までもご丁寧に説明いただき、お茶までいただきありがとうございました。






また樹くんに車を走らせてもらい、




どこ走るねんと。




ついについた。

諏訪田製作所さん。


10年くらい前から来たかったんです。





なので聖地巡礼気分でもあります。



ジャイアント馬場さんって新潟の方ゃったのね。

↑こちら、馬場さんの車だそうです。








こちらは端材でできたアート作品。現場の皆さんが時間がある時に作ったそうです。

この細長い楕円端材の形が「あぁ…、これか」ってあとで思わされます。




ついに、





の前に、



樹くんが「せっかくだからこちらに!」って少しだけバックヤードに連れて行ってくれて、




工場の裏にある工場(って表現になるのか)



炎がギンギンで熱い。



これを溶かして、



ここでガチャーンってして、



また反対のところに流れたパーツを裁断する。




さすが音がすごい。




↑これが端材。諏訪田さんの施設の中で様々なところで使われています。




そのお隣にはこんな庭園も。



ハーブとかが栽培されているそうで、さすがプロのともちゃんはえらい食いついてはりました。




で、一般のルートへ戻る。



ここからは備忘録写真。

現場に行かんとわからんと思いますのでスルーしてくださいまし。















15時の休憩時間になると見事に皆さんおられなくなります。




















黒がいいな。


とにかく掃除をしまくるそうです。





検品工程。



製造と検品の関係を聞いていると品質への考え方と諏訪田としての取り組みもよく感じられます。ここは宇宙兄弟のパラシュート畳みのイメージを持ちました。




プロが作る端材アートがところどころに飾られています。

作り手の人ももう一つの顔を出せるので楽しいだろうな。


見応えありました。




で、ショップコーナーへ。





爪切り買おっと。




名入れできるらしい…。






彼女の爪は切りませんが、家族が使ってくれますようにとの思いを込めて。




カフェコーナーへ。

ここは社員食堂も兼ねていて、ほとんどの社員さんはこちらでランチするそうな。美味しいから皆さん喜んでいるそう。



テラスで、



漫画みたいなソフトクリームをご馳走になりました。この味と太さにも裏話があり…、こんな話を聞くだけでも樹くんってすごいと思わされるんです。




ここにも端材。


働く時間、環境、食事、程よいコミュニケーション、見える化、工場見学が働く前からできるので入社した時のギャップがなくスムーズに働ける。(働きたい人は何度も見に来るそうなのでミスマッチがない)


もっといろんなことを樹くんは説明してくれましたが、→書ききれんくらい勉強させてもらい、こちらの環境からも学ばせてもらいました。






念願の諏訪田製作所さんの見学終了!


これで終わると見せかけて、







↑この人はまだ驚かせてくれました。




諏訪田製作所さんの真裏、ほんとに歩いて行ける場所にずんずん入っていく、






三条製作所さん。




↓お弟子さん



刃物が出来上がるまでの工程を丁寧に説明してくださり、




師の水落さん、

是非この水落さんの人柄に触れてほしい。出会って数秒で、「あ…、この方は…」と思われるくらい素敵な人柄。




作られている床屋さんのカミソリは2年待ちだそうです。

お話を聞いてたらそりゃそうだなって思う。




一軒家にこんな感じ。







水落さんの砥石に包丁を滑らす感じ、音やリズムはヒーリングミュージックだった。




大阪に帰る時間になったのでタイムアップ…。

お弟子さんと2人で撮影させてもらいました。



自分の話ですが、19歳の時に弟子入りさせてもらった藤田さんという師匠のことをひたすら思い出す時間になりました。


包丁研ぎの話、最初の頃は1日に何十分も包丁を研ぐ練習をしたなぁ…って。(昔は「させられた」って表現してたけど今となってはとんでもない)

道具を大事にする。この行為は非効率になったんだろうか。とか考えたり、自分は道具を大事にできてないなぁとか考えたり。→飯の種なので改めてまいります。




最後は畑仕事?をされていた諏訪田製作所の小林社長にもバッタリ会えまして、樹くんが紹介してくれました。「わぁ、テレビで観たことある人だ!」って感じ。


これだけのことをしてはる人だから笑ってるだけなのにオーラが出てますね。いろいろ聞いていただけて恐縮です。




ここからは猛ダッシュ。

飛行機までの時間がないので樹くんに新潟空港まで送ってもらいました。




やー、楽しかった。体調整っててよかったー。




無事空港に着き飛行機に間に合いました。

本当にありがたい案内をしてくれました。それも二日間も。


感謝の言葉もありません。


ってくらい世話になった!金払わなあかんやつだこれ。


樹くん、ありがとう。

大阪に来たらとあるビルに連れてくっから!





カマスみたいな飛行機に乗って帰ります。




ずーっとプルプル震えてて電気風呂に入ってるみたいだぜ。



伊丹から家に帰って終わり!








今から書くことって本当に間違えてるし、「そんなことないですよ!」ってすぐに反論されちゃうんだけど。


遠いところに行って、誰かのものづくりを見てると自分のものづくりが恥ずかしくなる。


たった一回しかない人生をかけてるのに自分は何をやってるんだろう。って思ってしまう。


うん、この想いって全て徹底論破される(笑)

俺も目の前の人がそれを言ってたら否定してしまう。でも自分は思ってしまう。




わかってるんだけどどうしてもそう思ってしまうんだな。一回ふぅーって息を吐いたら落ち着く感情なんだけど。


目の前にいる職人さんにはできないことを自分もやってるのにな、自分にしかできないことをしてるんだけどな。でもなんだこの感情は。ただの無いものねだりの嫉妬もありつつなんだけど、


人の仕事を見て、他社の環境も見て、自分のできていないことが浮き彫りになるから、「くそう」って自分に思ってしまう。


皆さん、様々な苦労があってそこに辿り着いてるのはわかってるのだけれど。って自分に言い聞かせ。



ものづくりへの捉え方が違うんよな…って。


激動を乗り越えてリゲッタがあるんどけど、そんなことをさっ引いてもリゲッタはまだまだだ。


未熟すぎる。


作り方も見せ方も伝え方もぜーんぜんまだまだ。


それでも買ってくれたり応援してくれたり、期待をして待っててくれる人がいてくれてんだから、チャンスはゴロゴロあるよな。


って自分を説得しながら、




今いるメンバーとガチりたいんです。


なのでやろう。



そんな旅になりました。


樹くん、本当にありがとう!

お会いできた燕三条の皆さん、ありがとうございました!





しょうちゃん、これ観といてー!

年内に雪が降る前に必ず燕三条に来よう!















5/7(火)


全体朝礼です。


ガチる。

ガチろう。

ガチりなはれ。



自分からはそんなお話を。


要するにこんな感じ。


たった一回のガチでええから。

狂ったように、叩き潰すように。


ただの精神論だ。

ただ、悩んだらガチれ。でええと思います。





そんなわけで伊丹。






ANA側といえば【いっぴんさん】。



いっぴんさんに置いてもらってる弊社のインソールなんですが、



日本中のどこの売り場よりも売れておりまして。

旅行に行く前の方や日本中を走り回るビジネスマンの方々に認めてもらえてるみたいです。




飛行機ナーバスな自分はひっそりとうどんを食べ、

付属の七味、山椒きいてて美味しい。





↓カマスみたいな飛行機に乗って、

シェイクされて、




新潟に着きます。

新潟です。




JR新潟駅まではバスで20〜30分とのこと。

↑乗り切れるんか、これ。




↑立って揺られた初新潟。いきなり疲れた。





撮った。 ひとり撮った。







ホテルの部屋でのんびり。



久しぶりにのんびり。



お風呂とか入って。





入浴中にメッセージきてて、



新潟が広すぎて黒ちゃんがどこにおるかわからんけど近いらしい。


「病み上がりなので軽く」ということで。





来た。

お腹は出てないらしい。それは三年間筋トレしてるかららしい。




飲んだ。



↓こういうのを頼んだ。

「しまった。たかももっちゃんは初新潟なのに、なんで俺は魚屋に連れて来なかったんだ」と黒ちゃんは悔やんでいた。頼むわ、まじで。



なんかちょっとだけ真面目な話もしたけど、

それは内容忘れた。(たぶん経営と筋トレの話)


たぶん年頃の女子との関わり方とかを喋った。覚えてないけどそれでいいや。






「もう一軒いく?」


でタクシー乗って、なんかよくわからないビルに入って、




マスターがマジックを披露してくれるバーでして、

ここからは「ひゃー」「すげー」「気持ち悪い」を永遠に言わされ続けてぐちゃぐちゃにされる感じ。



この後、なぜか新潟に住んでいる文の里中学の人と出会ったり。




●●の人の名前を当てられたり、スプーン捻られたり、箸を曲げられたり、選ぶカードをアレされたり、スマホにコイン入れられたり。


新潟の洗礼なんだろう。




マジックバーでビショビショにされた後、

「たかもっちゃん、ラーメン食ってく?」と黒ちゃんが誘ってくれました。さすがに病み上がりなのでご遠慮させてもらいましたが、「それをするために筋トレしている」と黒ちゃんが言うので俺も筋トレしよう。



黒ちゃん、何かとご馳走さまでした。

大阪に来たらアポロビル行こうぜ。




寝よう。







5/8(水)


ホテルめし。

もっと食べたい。



新潟駅から燕三条駅までは新幹線で10分ちょいらしい、

方向音痴の自分としては10分の新幹線はますます土地勘がおかしくなる。





秒で着いた。






おっ!

↑↑↑↑



諏訪田製作所の水沼樹くん。

去年の9月のICCのライバルでもあり、相棒でもあり、ずいぶん歳の離れた友達です。



前々から来たかった燕三条、その地の代表的な企業さんにピッチコンテストで出会えて友達になれて。で、忙しいのに二日間もアテンドしてくれると。

↑ICCの樹くん。



ほんとはここにピッチで準優勝した日本草木研究所の古谷ともちゃんも来る予定だったんだけど、日程を間違えたらしく1日ズレると。


そんなわけでこの日は2人で行動。





おお、これな。

燕市と三条市は別なので、間違っても「燕三条市」って呼んではいかんらしく。で、それもブランディングでうまくやってるそうで、いいプロレスができてるそう。




樹君と燕三条駅。

ちなみに高速の入り口は「三条燕」と逆になってるそうです。おもしれー。




車に乗せてもらって、



イチャイチャしながら。




まずはランチに連れてってくれて、



いい雰囲気だ。

好き。




メニュー。




ネギトロ丼セットを。



トロトロ。笑ってまうくらいうまい。



↑いわゆる燕三条ラーメン。こちらでいただいたのはらぁめんたむらの味に似ており。(うまい)ミニにせず通常サイズでもらえばよかった。




その後はまた車を走らせてもらい、



樹くんの奥さんが営むお花屋さん。

ドライフラワーなので大阪からプレゼントの依頼とかさせてもらおう。ちなみに奥さんは大阪出身の方らしくめちゃ別嬪さん。


樹くんは山口県出身だから2人とも別の地域からやってきて新潟で出会って結婚してお子さんが産まれて。なんか素敵だなぁ、それ。




見て、綺麗なお店。







めちゃくちゃ可愛らしいお店でした。お客さんがいない間に何かと作り込んでる奥さんも楽しそう。



ハサミももちろん諏訪田。




その後はお隣のカフェで、

たまたまそこにおられた『(株)つばめいと』の山後さんという方を紹介してもらい30分ほどこの街の話やこれからのことを聞いたんだけど、いい話だったなぁ。どの地域にもこんな方がおられて心がホッと温まった。

そうよね、人口の奪い合いをしてんじゃないもんね。って原点に戻らせてもらえました。




美味しいコーヒーを飲んだ後は藤次郎株式会社さんへ。






ここからは備忘録のため写真だけ残しておきます。





まずは売り場を見させてもらって、





しおりには見学ルートが記されてて、




工場入り口はちょっとしたミュージアムみたいで、






中に入ります。



右へ。













金属を扱う会社さんは看板とか全部かっこいいよね。




↑包丁を研いではります。






(こんな感じで夢中で見させてもらってました)




よかった…。






見学をさせてもらい続いて移動。



見渡す限り田んぼ。





到着したのは株式会社タダフサさん。






入ると商品がいろいろ置いてありまして、

まずこちらでご挨拶。樹くんが居てくれてるからいろんな話を聞かせてもらえるので大助かり。




番頭の大澤さん(プロレス好き)という方が案内してくださり、

金属を掴むハサミは靴業界と同じで「やっとこ」って呼ばれるんだね。




大澤さんに丁寧に教えてもらいながら、

































溶接工程。





後ほど仕事終わりでマスクを取った姿を見ることができましたが、すごい綺麗で笑顔の素敵な方でした。










ちょっと近づけて嬉しかった。





これ。

これだよな。同じだ。

ただ、ものづくりに取り組む誇りはうちの会社はまだまだだ。




なぜかこの地でヤマチクさんのお箸を買ったり、




包丁も買わせてもらいました。




二つの包丁工場、オープンファクトリーを見学させてもらいました。樹くんの考え、見てもらいたいものがこの2社さんに散りばめられており、そんなふうに選んで連れて行ってくれたことが本当に有り難い。しかと受け取りました。


ステンレスと鋼。

大量生産と中量生産。

ウォークスルーとベタ付き。


同じ包丁を作るにしても全然違う。





もう18時過ぎなので、



こちらで夕食。




なんやったっけ?「のっぺ?」



のどぐろとか食べて。






釜飯をいただいてました。




二時間くらいものづくりのこととか、ブランディングや値段付けの話、会社の在り方とかICCの思い出話とかいろんなことを喋ってました。


樹くん、自分より17歳も年下なのに学ばせてもらうことばかり。正直年下として接してないな。いっぱい教えてもらってました。





2日目終わり。


だー、すげー、充実してた。1日が詰まっててすごい。

頭の整理が大変だけど、温かい人にしか会ってないから自分の姿勢とかも見直せるな、これは。


さて、最終日へ。