

昨日はTOHOで
イ・ビョンホンの韓国映画『エターナル』を見てきました。
あらすじは言えませんが
ミステリーのような
ファンタジーのような。
こんな精彩を欠いたイ・ビョンホン見たことない・・・と
思ったらそれには訳がありまして、
最後にその不可思議な現象がはっきりします。
監督は『世界で一番いとしい君へ』の
イ・ジェヨンだから心に残る作品になったのかな?
思い出しても切なくなるような良い映画だと思いました。
ま、『世界で一番愛しい君へ』は
彼らしくないと言われたようですけど・・・?
妻役のコン・ヒジョンはあまり好きな女優さんではないけど
この役はとても良く合っていて素敵でした。
今日はミニシアター、シネマe~raで
『プラハのモーツアルト』を観ました。
美しいプラハの街並み
上演されるオペラの舞台
美しいオペラ歌手スザンナとの激しく短い恋
フィガロの結婚で人気を博したモーツアルトは
3男を病気で亡くし失意のどん底にある時に
プラハの名士たちに招かれ
友人のヨゼファ夫人の邸宅に身を寄せていた。
そこで新作オペラの作曲に励むのですが
『フィガロの結婚』のケルビーノ役に抜擢された
スザンナと恋に落ちる。
彼女は父親の欲からサロカ男爵と婚約させられるが・・・。
最終的にスザンナは嫉妬に狂った男爵の暴力で
命を落とすことになった。
そんなこんなで(どんな?)
モーツアルトはクソ男爵のイメージを盛り込み
『ドン・ジョバンニ』を書きあげ
リハーサルなしでの公演を大成功させたのであるよ。
18世紀の映画はどれも煌びやかな衣装が素敵です。
凄い映画を見てきました。
100人の画家による油絵長編アニメーション映画です。
印象派の巨匠フィンセント・ファン・ゴッホの死の謎をめぐり、
郵便配達人の息子が、ゴッホの弟テオにあてた手紙を届けるためパリに向かいます。
その過程で、ゴッホの死の謎について解き明かしていく
サスペンスドラマ。
狂気のゴッホは殺されたのか
言われているように銃で自殺したのだろうか…?
登場人物は
郵便配達人ジョセフや医師のガシェ、その娘など
絵画の中で出会っている人たちが次々登場するのですが
ほとんど同じ顔をしています。
(ある意味、模写なのであたりまえなのですが・・・。)
人物の動き、光輝く風景、風の流れる描写などが
あたかも自分がその絵画の中へ入り込んでしまったような錯覚を起こさせます。
まさに動く油絵そのものです。
印象派大好きな自分にとって
10倍も20倍も得した気がした映画でした。
ある日新聞の読書欄で見かけた『銀河鉄道の父』と言うタイトルに魅せられて図書館へ行くと予約6人待ち。
待って待ってやっと手元に来た400頁余のハードカバー。
表紙には古びた手帳に書かれた
「雨ニモマケズ 風ニモマケズ・・・」の文字と丸眼鏡、
そして、愛用されたであろう懐中時計と万年筆。
宮沢賢治の父、政次郎の目線で描かれた門井慶喜さんの長編です。
花巻の資産家の家に生まれた賢治に
溢れるほどの愛情を注ぎ、一方では家長として、父としての沽券にかかわることは出来ない可愛い父親像。
その事と溺愛との間をウロウロする様がとても暖かくもあり
少しだけ滑稽でもあり・・・。
腕白な少年時代、
家業を継ぐつもりはないと農業学校への進学を懇願する思春期。
学校の先輩でもある石川啄木に憧れ
詩作に励む青年期。
親とは相反する仏教に熱心に打ち込み
故郷へ帰ってからは農業を通して貧しい農民たちの力となり
父と反目する時代もありました。
それでも政次郎さんは限りない愛を注いできました。
子供の頃からお話を聞かせるのが上手だった彼は
妹のトシ子に「お兄ちゃんはお話を作る人になってほしい」と
言われた為だけではないけれど、
ありったけの原稿用紙を買って日夜、文を書く日が続いた。
しかし、兄妹以上に仲がいいと周りで心配されるほどの
最愛の妹がわずか22年の生涯を閉じた。
トシ子の最後の言葉
「あめゆじゅとてちてけんじや」
賢治は「わがった!」と裸足で廊下から飛び出すと
枕元にあった茶碗に雪を山盛り入れて戻って来た。
子供の頃から勉強不足で
この呪文のような言葉が理解できなかったので
霧が晴れたような思いがしました。
あめゆじゅとは岩手のこの地方の方言で
雨交じりの雪・・・みたいなニュアンスの言葉らしいです。
「お兄ちゃん、喉がすごく乾いたの。
お庭の雪を少しだけ持ってきて頂戴な。」
生前に出版された「永訣の朝」の中に書かれているエピソードです。
父、政次郎は妹の死に慟哭し本に書いた事は
病状が良くないトシ子を転地療養をさせたい賢治の意見を聞かず無理やりに自宅へ連れ戻した自分への無言の抵抗だと受け取って悔いたと書れています。
結局代々続いた質屋の家業も継ぐ子がおらず
商売をたたんでしまいますが、
トシ子と同じ病の賢治を不眠不休で看護して
やっと憧れていた隠居の生活の入りました。
いまわの際に『雨ニモ負ケズ 風ニモ負ケズ負』を作った時には
筆圧も弱く画数の少ないカタカナしか書けませんでした。
普段、ミステリーが好きで
刑事、警察もの、法定物が殆どなので
岩手の訛りで会話がつづられたこの本を読んで
心の底の方がじんわりと暖かくなりました。
もう一度勉強しなおすっす。
どうにかエンジンがかかったと思ったら
とんでもないことに顔面に創傷。
昨日の午後、庭を歩いていて
あるものに引っかかり転倒
とっさに手をつかずに顔面でスライディングしたのです。
鼻より頬骨が高いのでしょうか、ズリ剥け。
日曜なので病院には行かず市販の塗り薬を付けて
一晩寝たのですが
今朝は、目の下が腫れて、昔の言葉で言うお岩さん状態。
近くの皮膚科へ行くと
「この市販薬でも大丈夫ですよ。」って言われ
もっと大げさに考えていただけに拍子抜け。
軟膏を処方していただいて終わり。
1週間後に見せて下さいと言われました。
その先生、皮膚科なのにお顔がアトピーのように見えたけど
何だかなあ~。
1週間後と言えば
JONTE×清貴のライブがあるのに
この顔で参戦は辛いなあ・・・
前回のブログで屋根に氷の塊が云々と言う記事を書きましたが
あれは間違いです。
とんでもないことに
屋根の上に乗っている太陽熱温水器が
極端に気温が下がったせいかぶっ壊れて
水漏れがしてその水が凍って樋に溜ったらしい。
いくら寒くてもこの辺りではつららが出来るほどではないんですよね。
さてさて、修理、または買い替えにどれほどかかることやら
遅ればせながら
明けましておめでとうございます
やっとこさ通常の生活の戻れました・・・かな?
特別忙しくしていたわけではないんですが
なんか脱力しちゃって。
元旦には初詣、遠州森町の小國神社へ
その後、掛川のならここ温泉で温まって、
一応、実家へお年始。
結構多忙
2日3日と婿の招待で愛知県の三谷温泉へ一泊。
お正月くらい家事を離れてほしいという婿の思いやりに感謝です。
いい温泉と豪華なお食事、
まったくありがたいこってす!!
塾と部活の中学生と婿は一足先に山梨へ帰り
娘と双子と私たちは蒲郡で少し遊んで帰宅。
家に帰れば夢は覚め、夕飯の準備。
ああ、もう少し泊まりたかったなあ・・・。
さて4日目は
予約してあったイタリアンレストランへ。
あっ、この日じー様はお留守番でした。
お写真はお借りしましたが
とてもリーズナブルで特に女性に人気のお店です。
5日は
双子にクリスマスプレゼント(いまさら)を買うためにイオンへ。
5年生ともなるとおしゃれの過渡期なんですね。
誕生日にはアクセサリーを、
今度は二人ともリュックが良いというのですが
選ぶのが大変。
スポーツ系は可愛くないからイヤ、
子供っぽいデザインはイヤ。
散々歩かされたけど
気に入ったのがあってよかった
6日は娘が高校の同級生と会うためにお出かけして
私は双子とスケートに。
「宿題終わらないと行かないよ」という事で
すでに11時は過ぎていたのに思いのほか空いていて
二人ともとても楽しんだ様子で
私も満足でした。
7日の午後には山梨へ帰りましたが
後片付けもしたくない気分でゴロリと。
布団だ毛布だを干すのにも
ここの空っ風のご機嫌を伺いながらなので
なかなか進みません。
今日も風がうなっていますがすべて干し終えて
やっと書こうかなとPCに向かった次第です。
昨年末から映画を見てないので
『婚約者の友人』を見てきました。
なかなか深いけど後味があまり良くない映画でした。
越前和紙の里で和紙作りの体験と
北陸の海鮮料理をいただくツアーにも参加して
良いお正月だったなあと振り返っています。
今、2階の窓の外で雨どいに溜った氷の塊が
ガタンガタンと音を立て屋根の上に落ちています。
温暖な浜松では、こんな事滅多にあることではありません。
久しぶりなので
ついつい長くなってしまいました。
申し訳ないです。
そして、ありがとうございました。