行ってきました、堪能してきました♪♪♪
marasy Piano Live Asia Tour 2019 Final

昨年のツアーが終了したあとに発表された、幕張メッセでのステージ!

2000席規模の人見記念講堂でもチケット争奪戦になるんだし、
もっと大きなところでやって欲しいとは思っていましたが、
まさかの幕張……
えっしかもイベントホールじゃなくて、メインホールの7と8?
っていうかメッセってでかいぞ? 収容人数は? ステージが見えるのか?
色々なことが気になりつつも、即座にチケット購入を決意、
待ちに待った半年です。

幕張メッセといえば、即売会(売る方)とかで過去に何度か訪れているんですが、
最後に行ったのは2011年5月。地震のあとが生々しく残されていた時期です。
あのときはまだ東京ゲートブリッジの中央が繋がってなかったのよねぇ。

 
幕張メッセ。
右側のカニみたいなのがイベントホール、長いのがメインのホール。7、8ホールは左のほう。
左上にある青いのはZOZOマリンスタジアムです。

 


さて、ライブ当日。
ん、ん、ん? グッズ販売時間が先行と一般に分かれているようだ。
午前中に現地到着するスケジュールを組む根性はなかったので、
15時半くらいに会場イン(開場は16時)。
グッズはいくつか記念にお迎えしよう程度の軽い気持ちで行ったものの、
開催されている物販の行列が本格的で「うわー」。
前回サクッと買えたのでナメてましたスミマセン。
行列に並ぶと暑い暑い。会場が広すぎて人が多いと空調も効きが悪いというか……
これはコミケで何度となく体験してきた感覚だぁ、と気づきました。
ファン層もアニメ、ゲーム、ボカロが好きな人がけっこう多いはずなので、
おなじみのそっち系空気感。
 

7ホールに展示。
夜間の工事現場でよく見かけるぼんぼりに照らされた空間は、なんだか幻想的でした。

 


今回私はスクイーズと手ぬぐいを購入。
ぬいぐるみは迷ったけど、前回お迎えした子がいるから今回は見送り。
まらしぃグッズは安っぽくなくしっかりした作りなのが良いですね。
グッズ販売が7ホール、ライブ会場は8ホールとなっていました。
7、8ぶち抜きでの公演じゃなくてよかったかも……
広大すぎて何も見えんわ。
いやしかしあそこって稼働式……というかパイプ椅子だし、
客席に段差がまったくないから、結局ほとんど見えなかったんだけどね。
それでも前回の人見二階席よりはまらしぃさんの顔が見えました(笑)。
あーメガネかけてて前髪の一部が青いわー♪


さあ、ステージ本番です。
曲順とか演奏された曲とかうろ覚えなので、
抜けや間違いがあったらすみません。

オープニングは、ステージ後方のスクリーンに、
まらしぃさんが最初にアップした動画「ネイティブフェイス」
のいきさつ?のようなものが映し出されていたっぽいけど、
何しろ前に座っている人がもうどばっちりと私の視界を遮っていて
半分以上見えない(これはもうしゃーない笑)ので、諦めモード。
目で見るものに関しては脳内補完しつつ、ですわよ!
以下も、見えなかったことに関しては「~ようです」「~らしい」
みたいな表現になります、ご容赦ください。

そういう流れで最初の曲はネイティブフェイス。
レーザーが音楽と連動してほんとかっこいい!

PiaNoFace、うらめし太郎とオリジナルが2曲続く。

次に、アニメ楽曲メドレー。
残酷な天使のテーゼにはじまり、うー!にゃー!の曲とか
ようこそジャパリパークとか入っていましたね。

続いてボカロ楽曲メドレー。
シャルル、初音ミクの消失など。
ニコ生やつべライブで何度となく聴いていたから
曲は耳に残っているんですが、
アニメやボカロ曲に関しては曲名を知らないものが多いです。
一度曲名を聞いてもすぐ忘れちゃうんだよな……

そしてまたしても難易度の高い手拍子を望まれる客席。
まらしぃさんと観客の音バトルみたいな。
手拍子と拍手が遅れて聞こえてくるのは、会場の広さゆえか。

ここで電子ピアノに切り替え。
楓神(だったかな?)を弾くまらしぃさんをピアノごと
舞台上移動……していたようです。
ちゃくちゃくとセッティングされていくのはMarasKライブ空間。
そしてスペシャルゲストのkorskさん登場。
音が鳴り出した瞬間、会場が突如ダンスホール空間へとチェンジ。
立ち上がる観客。ああ今からしばらくそういう流れなのか、と
周囲にならってスタンディング。
こういうのは勝手がわからなくてもノらないとね♪

レーザーの本領発揮!

 

Piano Samurai
(Piano Ninjaだったかな? 頭の中で混ざっててわからなくなってる)
アンラッキーガールちゃんの日録
ざざぶり大作戦(雨やんでたけど!)
ほか数曲(聴いた覚えはあるけど曲名わからん)を披露。
合いの手や身振りは周囲の真似。
立っているほうが視界がよくなったなー。
アゲアゲkorskさんやはしゃぎまくるまらしぃさんがよく見えました。

MarasK終了とともに皆着席。


MarasKのあとは電子ピアノによるピアノプロジェクション。
MessierとMilleが流れました。
Milleは待望の動画にもなりました♪ 好きぃー♪

https://www.youtube.com/watch?v=mSCyxsQ-e3w

 


あとはここで誕生日のお祝い。
客席の誕生日の人々にカメラが向けられる。
ピンクのさるが乱舞する個性的で素敵なハッピーパースディ。

そのあとライブツアーのために作曲された「風来」
幕張で初披露の動画も流れたのですが、
やはり全体が見えなかったので
いつか動画がアップされることを期待しています。
というか、
ライブ会場のスクリーンの位置をもう少し高めにしてくださいスタッフさん。
マジで見えなさすぎで折角の楽しいライブが視界的にきついです(泣)。

電子ピアノタイムが終わり、グランドピアノへ。
ここでマイクをオフにした状態で、Iris。

広い空間で聴こえるかどうか不安だけど挑戦したかったということで、
本来の意味での生音源が会場内に響いたのでした。
この間、客席から咳一つ聞こえなかったすげえ。
私の位置はC3ブロックでしたが、ピアノの音は思ったより聴こえましたよ。

ひかりのやくそく
コラショのアニメ映像あり。

アマツキツネ
見たことないCG動画あり。SEGAと出ていたようだからゲームがらみ?

千本桜
もう外せない定番中の定番曲なのでしょうか。
手拍子が追いつかない。

「次が最後の曲です」「ええー!」という掛け合いを何度か
やり直しさせられつつ(笑)最後の曲というのが
ナイト・オブ・ナイツ。
まらしぃファンならよく知る事実ですが、
この曲が単体として終わることはあまりなく、
ほぼ確実にメドレーになります。
ニコ生やつべライブでは「おさんぽナイツ」と呼ばれていますね。
そうつまり、最後の一曲がロングメドレーなのです!
曲名は……覚えていませんが、耳慣れた名曲ばかりでした。
ライブ直前のつべライブを見た人が吹くようなフレーズまで
しれっと入れてくれるのがまらしぃクオリティ。
荒し行為による視聴者のイライラをさらりと楽しさに変換して、
場を気持ち良くできるまらしぃさんの人柄が素敵すぎるのです。


アンコールにはなんと「ラブピアノ1号機」がサプライズ登場。

https://jp.yamaha.com/products/contents/pianos/lovepiano/index.html#about

 


楽曲もやはりLove Piano!
この曲特に好き~♪
1号機ちゃんは独特な音色でした。

そしてラストのラストは、まらしぃさんが初めて作曲した、

夢、時々…

で終了。

極上の夢のような心地良いひとときが終わりました。

またいつか!

 

↓音楽ナタリーのライブレポート記事。

https://natalie.mu/music/news/334995

かっこいい写真がいっぱい(嬉しい)。

セットリストがあるのがありがたい~♪

曲名はPiano Samurai以外はだいたい合ってた。私の記憶力も捨てたもんじゃないか(笑)。

 

 

これまでにこつこつ購入してきたCDとグッズ。

 

帰りはセガ幕張でmaimaiとオンゲキ(初プレイ)やって帰ってきました~。

 

6/11・記事のurlを貼り、文中こまごま追記しました。

 

 

見ためがカワイイお菓子に惹かれます。







虎がうまかった。

↑見かけると買ってしまう京菓子。
季節限定のデザインもあって萌える。



↑干菓子。
食べるのがもったいないかわいさ。



↑スカイツリーで食べたアイス。
ロケーションが味を引き立てるパターン。


↓こちらは秩父で入手したお菓子。
ネタに特化していますね。
なぜ焼肉味を青にした…



あまりかわいくなかった(笑)
味はちゃんとしてました。

ラミン・カリムルー ソロコンサート『From Now On』に行ってきました。
よみうり大手町ホールにて。

ラミン・カリムルーは
圧倒的歌唱力を誇るミュージカル俳優です。
昨年、日本ではチェ役として『エビータ』全公演を演じ切り、
そのタフさも見せつけられましたね。
あの灼熱の夏をものともしない強靭さも素敵。

 

よみうり大手町ホールの客席は当然ながら

「彼の歌を聴きに来た」というお客で満たされていて、
ノリも拍手も力強いものでした。

曲目はミュージカルナンバーやオリジナルソングなど。
カントリー調にアレンジされた曲が多かった印象です。
始まってすぐに大曲の連発、客席もエキサイト。
いきなりクライマックスな盛り上がりを見せました。
コンサートの初っ端に「TIL I HEAR YOU SING」や「ANTHEM」
なんて曲順の構成はあまり見かけませんよね……

舞台上も皆さん楽しそうでしたね。
心地よい時間を過ごせました。

セットリスト


入り口の電子看板

読売新聞社前の花壇


 

ミュージカル『笑う男 The Eternal Love -永遠の愛-』を観てきました。
日生劇場にて。

原作はヴィクトル・ユゴー「The Man Who Laughs」
現在入手できるもので、電子書籍化(電子文字ではなくスキャンした画像)された
「笑ふ人」という翻訳本がありますが、
これを読むには時間と気合と根性が必要そうです。
とりあえず250ページくらいまで読んでみました。ぬぉー、目が痛いぃ。
読了するまでにはしばらくかかりそうです。


【キャスト】
グウィンプレン 浦井健治
デア 夢咲ねね
ジョシアナ公爵 朝夏まなと
デヴィット・ディリー・ムーア卿 宮原浩暢
フェドロ 石川禅
ウルシュス 山口祐一郎


衣装が豪奢、背景も豪華、映像などを併用した、
迫力かつ見応えのある舞台でした。

音楽も耳に心地よい。ああフランク・ワイルドホーンだなぁと
思わせる特徴的なフレーズがあちこちに。

主人公の見せ場が多く、おいしいシーンも盛り沢山なので
浦井健治ファンにはたまらない作品かと。


↓以下物語のネタバレあり。
内容をばらされたくないという方はご注意を。


主人公の出生の秘密とか、ベタでお約束だけどアツイ展開。
奔放な貧乏人から貴族へ大変身するシーンは、
衣装のあまりのホワイトなまぶしさでつい吹いてしまいました。
だって王子様にしか見えないんだもん(笑)。

最初はフェドロの企みで、ジョシアナの傍に連れてくるために
偽の貴族に仕立てあげたのか?とミスリードさせられました。
が、そういう陰謀はなく本物だったわけで。
フェドロがどういう人物なのか、舞台を見ただけでは
良く分からなかったのですよね。
脚本上の説明不足か。
どうやら人の出世を妨げることが目的のような?
それならグウィンプレンを敢えて貴族として教育せず
女王の前で好きなように語らせたのも、
彼が堕ちてゆくシーンを愉しむ意図があったと推察できる?
原作は登場人物ひとりひとりが詳細に書かれているようなので、
頑張って読み続けます。

しかし、作中死亡フラグが立ちまくっていたとはいえ、
デア死亡→グヴィンプレンも後追い入水死。とんだ悲劇エンドです。
二人で昇天、彼等はようやく一緒になれたのだ……みたいな展開が
なんだか普通に嫌でした。
死んだと思っていた彼がせっかく戻ってきたんだから、
そのままハッピーエンドのほうがいいんだよなぁ甘いけど。
原作に忠実な展開なら仕方ないのですけれどね……

オペラやミュージカルの大作は誰か死なないと収まらないのかー。

 

◆2019年冬季アニメ感想

 

「ブギーポップは笑わない」「上野さんは不器用」
なかなか良い出来ばえの作品でした。
ブギーは途中ごっそり見落として、後からニコ動で補完しました。
10~13話はTV放送いつやったんだぁー!?
それから上野さん超可愛い。
「転スラ」は中途半端に終わったなぁと思いましたが、
二期決定とのことで納得。続きが楽しみです。


そして『ケムリクサ』良かったです!

第1話の段階では、

「荒廃した世界を行く赤い姉妹と、正体不明の少年。
これまでの過程も状況もよくわからず、今のところ謎だらけで、
彼等の行く先で何が起こるのかも予測できない。
今のところ不安ばかりが蓄積してゆくような展開です。
ハッピーエンドは期待したらダメなのかな……?」

という漠然とした感想でしたが、
続けて見ていくうちにどんどん物語に引き込まれ、
いつの間にか登場人物たちが好きになって、
彼等が不幸になったらイヤだなぁと思うようになっている自分がいました。

この物語は、ラヴェルの楽曲「ボレロ」のよう。
「長い長いクレッシェンド、
そして変わることなく刻まれるのはボレロの血を引くリズム。
変わらないといえば、主題も調性も、変化しないことは頑固そのもの。
そのくせ聴く者を捕えて離さない。
その秘密は楽器の使い方の鮮やかさにあるのかもしれません。
始めは少なく、控え目に、やがて色合いを変え、数を増し、
気がつくと洪水のように全てを押し流してゆく見事さ!
(ボレロCD解説文より抜粋)」
ボレロという作品は静かに淡々と始まって、だんだん音が大きくなり、
盛大にフィナーレを迎える曲なのですが、
私が見た「ケムリクサ」とは、まさにそんな感じの作品でした。

最終話を見たあと、興奮したまま全話一挙に見ちゃいました。
録画したものをとっておいて正解。

たつき監督は廃墟お好きなんですね。ルインズな描写がとても魅力的。

というわけで以下、ケムリクサの感想を
話数を追いつつ、つらつらと書いていきます。
内容のネタバレあります! 
まだ見ていない方は気をつけて下さいまし!

*********************************************

第1話
わけがわからないことだらけの第1話。
初回からラブコメの気配にニヤニヤときめく。
序盤でいきなり人死にが出るものの、
初見視聴者としては特にまだ感情移入もできていないので
とりたてて泣けるシーンでもないわけですが、
二度目に見ると、死のシーンの重さがわかるのでぐっとくる。

戦勇のフォイフォイのようにキャラのしゃべり方にクセがあって
最初はウザくもありましたが、割とすぐに慣れました。
それどころか、以降、人物の会話、やりとりがすごく楽しくて、
集中して聞き入ってしまうのでした。
わかばとりつりなが次第に仲良くなっていく過程も萌えるのです。
りんの、なんの感情なのかわからないという鈍感ぶりもキュートです。

 

第2話
舞台は軍艦島?
命を繋ぐため、水を探しに出かけるという目的が生まれる。
まさか車両ごと歩き出すとは思わず、その発想にぶったまげる。

第3話
そういえばりなこの死の間際に背中に見えた、葉脈のような痕跡。
黒いのは姉妹たちの『遺骨』みたいなものですよね?
体を張って何かを守ろうとするのが、わかばのパーソナリティーかな。

第4話
ヌシ出現。味方側の適材適所。わかばの叡智。
二回目に見てやっと「あ、こいつがシロだったのか」と気づく。
細かいところまでよく描かれているわー。

第5話
工場廃墟萌え。シロかわいい。死んだはずの姉りく出現。

どういうこと? 次回へのヒキもうまい。

 

第6話
わかば、りくからケムリクサの使用法を教わる。
基本を覚えたあと、どんどん使い方を把握していったのは
ワカバの潜在意識が働いていたのかと思えば納得。
日記の内容から、色々と想像が膨らんでいった回。

第7話
水を見つけて目的達成……かと思いきや、深刻な状態を目の当たりに。
新たな目的に向かってさらに移動を続ける話の流れがスムーズ。
二度目を見て、そうだったのか……!と判ってくるのがゾクゾクする。
白衣は言われなきゃ気づかないレベル。
みんな目ざといなぁ。
ここ以降、わかばの腹巻(笑)がきちんと服の下に描かれているのね。
細かい伏線だ。

第8話
シロ達けなげで可愛い回。
みじかい足でてこてこついてくる姿がプリティすぎぃ。
「ココ? フネノナカ」というミスリードもうまいですね。
Cパート「お前も含めてな」とりんがこそっとデレたあと、
テレビ放映では間を置かず「どん兵衛」のコラボCMに突入。
少し不意をつかれました(笑)。
どん兵衛やたらうまそうな描写。つい買いに走ってしまった……
ただ私はうどん派なので買ったのはきつねですが。
売り上げには充分貢献しているCMだと思います。

第9話
富士登山。タガメ怖い。
長女りょう出現。彼女の顔もしゃべり方も好き。
わかばをちゃんと「頑丈そう」と見定めているのが流石。
末妹りょくも出てきて、物語の謎が色々と語られる回。
この回で、死者がどのように補完されているのかが見えてくる。
ラスボス戦で出てきてくれそうだなーと期待もふくらむ。

第10話
新宿廃墟萌え。
11話でワカバがコピーしていたのは新宿ビル群ですかね。
最後の水を飲み尽くし、りくりながリタイアすることで
「もうあともどりはできない」という悲愴感を強調し、
見るものにそのことを強く印象づける。
話の流れが抜群にうまいですね。

第11話
そして、回想。全ての謎が語られる……
りりがワカバに懐いていたこと、彼への気遣いから
全てを滅ぼしかねない存在を生み出してしまったこと、
赤い姉妹達が生まれた理由などが語られるさまは圧巻。
分割存在となるためにりりが散り、そのまま
6人に分かれるEDへ突入する流れでゾクゾクきた。
地球外生命体ワカバは植物系の人間?
想像の余地が残されているのもこの物語の魅力ですね。
たぶんまた会えるというのは、一度死んでも
(失敗はするかもしれないけど)長い時間をかけて
再生できるという確信が彼にはあった筈。
ふたりの別れのシーンが悲しい。
「待ってて」と言われたのに待てなかったりりがせつない。

第12話
OPの葉にりりの絵が追加されているなんて、言われないと気づかん。
みんな本当に目ざといわ。
串刺しになっても生きてるってのは戦勇のヤヌアさんを思い出す(笑)。
りりが見たワカバの死。冬虫夏草みたいになってるのがえぐい。
体を苗床にする流れは「ダークグリーン」を思いだしますな。
りんがようやくわかばを名前で呼んだ時、
ぎこちない叫びかたになっているのが素晴らしい。
りんの横顔、どんな表情なのか視聴者に見えないよう
髪で隠しているのがうまいよね。
ラスボスとの絶望的なまでの力の差、絶体絶命の危機というときに
死者が助けに来るのは胸熱展開。3人ともカッコイイ。
しぶとい敵をいつまでもしつこく暴れさせず、
最後渾身の一撃でしっかり倒れるのも爽快。
敵が散りゆくなか、取り戻した「好きなもの」に抱きついたりんの
「うるさい、少し待て」のシーン、ニヤニヤ見ちゃった。
どこかに行きかけたわかばをがっつり握って止めるのも素直。
ようやく泣けて、キラキラ笑顔で「好きだ」――
ヒロインのド直球っぷりにもう……ときめき最高潮にィィー!
いやぁ、私的には大変満足なラストでした。
あれだけ死にそうな荒廃世界で、

(過去の人を除いて)誰も死ななかったのも良かったです。

しかしワカバ仕事大失敗して上司に怒られないのか?とか
宇宙船どうなったの?とか
地球に降りたっても、そのあとどうなるの?とか、
語られなかった気になる謎も多々あるけれど、
そのへんは色々想像するのも楽しいじゃん。

TV放送で、途中にCMが入らなかったのが嬉しすぎました~♪
おかげさまでテンポよく最後までじっくり堪能できました。
素敵な物語をありがとう。

はー、好きだ。
しばらくしたらまた見返そう……