高いのと長いのを体験してきました。

三島スカイウォーク。日本一の大吊橋とのこと。
晴れていれば富士山も見える素晴らしいロケーション。しかし私が訪れた日はあいにくの曇り空。残念ながら富士山はまったく見えませんでした…








別の日に東京スカイツリーへ行ってきました。
やはり曇り空!タイミング悪いな~(;つД`)








東京ゲートブリッジが…かすかに見えるような。


次の機会があれば、晴れているときに行きたいものです。

傑作『レイジングループ』と同じ作者が手がける
ADVノベルゲーム『トガビトノセンリツ』。
発売は2011年と、けっこう前の作品です。

現在もスマホで遊べるゲームですよ。

 

↓紹介ページ

https://www.kemco.jp/sp/games/tbns/ja/index.html

 

 

キャンプ場へ向かっていた高校の管弦部メンバーが
道中で何者かに拉致、謎の閉鎖空間に監禁され、
敗北は即、死につながる「プリズナーゲーム」という
理不尽なデスゲームに参加を強制されるという物語。

参加者は「看守」「囚人」に区分けされ、
各囚人には、本人以外には公開されない「罪種」が存在する。
そのうちの「殺人鬼」が看守すべてを殺せば囚人側の勝ち。
その前に殺人鬼を特定し処刑すれば看守側の勝ち。

いずれの場合もゲーム終了となり生存者は解放されるというルール。

最初に同行者ひとりが「公開処刑」されることによって、
これが冗談ではないことを気づかされる一行。

仲間で殺し合いなどしたくないという主人公の思いと、
部員たちの、生かしたい、生き延びたいという思い。
複数の思惑が絡み合い、物語は次第に壮絶な方向へと堕ちてゆく――


脱出・デスゲーム系は基本的に残酷描写や血腥い展開の嵐で、
プレイするにはけっこう気力が必要なので、
「今なら読める!」という余裕がないときついです。

タイミングが重要ですな。


ゲームとしては選択肢が少なめだし、
二択なので攻略というほどのものでもないし、
この作品はノベルゲーとして割り切って読むとよいかも。
序盤は明るいコメディが続き、
このノリでドロドロのデスゲームになんてなるのか?
みたいな不信感(笑)があったんですが、そこはそれ、
閉鎖空間に移ってからは、お約束のような怒涛の展開。
物語は好みが分かれるかと思いますが、
私はこういうのも好き。
ノリの良い文章、読み応えのある物語です。

そういえば音楽が相原隆行氏
(ナックルヘッズ、ソウルエッジ、レイブレーサー等
ナムコ作品の作曲を手掛けた人)でしたよ。
久しぶりに氏の音楽に触れた気がしました。

 

 

 


紹介とネタバレなしの感想はここまで。
ここから先の雑文にはネタバレがありますので、
これからプレイするという方は
最後まできっちりと終わらせてからお読みください。


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二周目の暴露モードが解禁されてからが本番ですね。
が、一周目で飽きちゃった人は二周目(同じ文章+α)を読むのは
ツライだろうし、そのまま投げちゃって
真のエンドに辿り着かなかった方もいるのでは?と思います。
難しい構造ですねぇ。
暴露が読み応えあって、私は二周目を読むのも楽しかったけど。

登場人物が多くて全員覚えられるかな?と思っていたのですが、
物語を進めていくうちだんだん各キャラの個性が判ってきて、
じわじわ思い入れが増してゆく展開。
不良ぶっている主人公の和馬がなんかかわいいし、その友人も楽しい。
しかし、各キャラのほとんどがトラウマや親からのネグレクトなど、
ドロドロした過去・葛藤を持っていてキツい。酷い親が多すぎ。
みんな二面性をもっていて厄介。
まともなのは征史郎くらいだったのでは?
そんな征史郎がわりと早めに退場してしまうのが残念でした。
そのときのエレナの台詞が泣けてなぁ……

亮也の行動は計画が杜撰で普通にイラつきました。
看守を皆殺しにする、まずは彩音先輩を、
と手にかけておいて即失敗するしこいつアホかと。
覚悟を決めてやるなら、もっとうまくやれや。
BADENDで成功している展開もありましたっけ。

BADENDではいろいろえらい目にあっていたけれど、
真ルートで蓮とくるみが生存していたのは唯一の救いでしたね。
一周目のラストで、くるみがまたデスゲームに巻き込まれるのか!?
みたいな終わり方をして、二周目でああくるとは嬉しい展開。

弟を庇うのに豹変したシーンはなかなかショッキングでしたが、
千鶴と和馬を追跡する蓮の強さが、とても泣けたのですよ。
蓮ぽん……たくましくなって。
皆を見つけて、埋葬してくれてありがとうと思いました。
遺体を放置する千鶴の外道っぷりがすごい。
そういえばこいつに諾々と従っている奴らもこわい。

黒幕はまぁ、ひねりもなく予想通り。
真っ先に死んだ奴が実はラスボス……ってけっこう王道ですよね。
しかしこの千鶴が非の打ちどころのないド変態で、
しかもエクストラで読める過去話も強烈すぎて、
ここまで壊れちゃっていると逆にすがすがしくもありますね。
悪逆を尽くした女が最期に悔しがる展開が欲しかったのですが、
奴は最後の最後まで満足そうだった。ムカつく。
和馬は最後まで勝てなかったというのが、読後の棘でした。

とはいえそれだけに、いつまでも強い印象が残る作品となりました。

 

 

読後のお楽しみに素敵なコンテンツみっけ☆

https://www.kemco.jp/applipage/android/12_game/tbns/sp/sp/sp_pc/index.html

 

 

 

突如訪れるのがパソコンのトラブル。
パソコン開始当初からトラブルには悩まされ、強制的に鍛えられてきました。
数日前にものっすごく久しぶりに食らって、うっわーと焦りました。
再起動ループという症状は初めて体験したのですが……

とりあえず時間がないので休日まで放置。

土曜日はカラオケ行って6時間くらいボカロとか色々歌ってきました。
現実逃避(笑)。

面倒だけどこのままじゃマズイし、仕方ないからやるかと作業開始。
一日がっつりパソコンに貼りついて、色々試して手こずりながらなんとか復旧。
使える状態に戻すのがね……時間がかかるよね……
ずっと座りっぱなしで腰が砕けるかと思った。肩もいたいorz
パソコン詳しくないしトラブル慣れてないんで勘弁してほしいところですが、
そう思っていてもどうせまた見舞われるんだ、そうなんだよパソコンの世界ってえぇぇぇorz

一応復活し、快適に使えるようになったパソコンにイヤホンを繋いで、
まらしぃさんのYouTubeライブのアーカイブ聴いて疲れを癒しています。
ベーゼンドルファーの音の良さに、これまた惚れる~。
スタインウェイとベーゼンドルファーが両方あるムジカーザ(コンサートホール)で
まらしぃさんの演奏を聴いてみたいなぁ。

ムジカーザで収録してくれないかな。

 

パソコン作業で疲弊していたけど、明日はそこそこ元気に仕事できそうです。



 

2019年冬アニメ、いくつか観ています。
2018秋アニメの感想も加えた雑文になっています。
まだ始まって間もない作品の感想とかも含まれていますよん。


◆ゾンビランドサガ
境宗久監督作品ということで見ていたのですが、
ホラーコメディアイドルものとでもいうのでしょうか、
あちこちカッとんでいて楽しかったです。
音楽と歌唱(やたらとうまい)がしっかりしていて、聴いていてグッとくる。
最終回ライブシーンの最高潮でも素直に感動できたし、
とても良い作品でした。
完結してないけどな!
続きをやってくれることを期待しています。
たえちゃん享年29歳……


◆転生したらスライムだった件
2クール目に突入、ようやくミリム参戦。かわいいじゃないか。
OPで登場していたのに1クールで出なかった方々は
これから続々と出てくるのか……こないのか。ヒナタあやしい?
原作はweb版を読了。
読み応えありすぎ。当時の更新履歴を見る限り、
本業を持っているにも関わらず作者の執筆速度がすごかったっぽい。
このあと書籍化→コミカライズと展開していった様子。
書籍化の段階で大胆な改稿がなされているのか、
シーンやキャラの登場が前後していたり、
web版とアニメ版とはあちこち違いますね。大筋では同じっぽいけど。
2クールだと魔王編くらいまでかな?
楽しんで観ています。


◆文豪ストレイドッグス DEAD APPLE
ついでにこちらの感想も混ぜちゃおう。
映画版文スト、円盤購入してようやく観ました。
物語は先に読んじゃったノベライズで既に知っていたので(笑)、
ほぼそのまんまだったかなー、という感想。
さすがに美麗な絵が、とにかく動きまくる。豪華な90分でした。
しかしこれアニメ版しか観ていない人に対して
けっこう思い切ったネタバレがありますよね。
原作者が関わっているし、そのへんは割り切ったのか。
ディスク特典のブックレットなのですが、
入場者特典小説二本分の分量がそのままどーんと文庫サイズで一冊。
読みやすくていい感じでした。
内容は……これは入手できなかった人も必要な重要情報では?
と思ったら一般販売される文庫化決定みたいで、
「えーだったら挿絵がつくであろうそっちで欲しかったよ」と
思いましたですわ。
4月からアニメの第3シーズンも始まるようで楽しみです。
どこまで描かれるのかな。
現在原作の展開がちょっときついので早めの光明が欲しい。


◆けものフレンズ2
「たつき問題」というのでしょうか、あの一連の騒動を経て、
ついにはじまった続編。
いまのところ本編に面白い要素がほとんど見出せませんが、
あとしばらくは様子をみてみようかと思います。
ミュージカルのオーバーチュアの如く
「これから何がはじまるのかな」と
わくわく感を刺激してくるOP曲はすごくイイです! 


◆ケムリクサ
たつき監督が手がける作品、これはやはり興味を惹かれますよね。
荒廃した世界を行く赤い姉妹と、正体不明の少年。
これまでの過程も状況もよくわからず、今のところ謎だらけで、
彼等の行く先で何が起こるのかも予測できない。
今のところ不安ばかりが蓄積してゆくような展開です。

でも続きが気になる。

ハッピーエンドは期待したらダメなのかな……?


◆はたらく細胞特別編
年末に放送していた特別編も観ましたよ。
原作が足りないので現時点での第二期は難しいのでしょうけれど、
人気が高かったのか、特別に一話だけの追加という感じ?
普通にテレビシリーズの続きという位置づけでしたね。
途中の赤血球の出番シーンはアニオリだけど無理矢理感。
というか彼女をひっかけた罠が悪質すぎて、
それを見て喜んでいる一般細胞もダメな奴というか
観ていて許容できない印象になってしまっているのですが……。
それ以外は良かったかな。

 


他に「逆転裁判」「レイトンミステリー探偵社」
「ブギーポップは笑わない」「上野さんは不器用」等を観ています。
さらに「GYAO!」でいろいろ観られるので、
昔の作品などをちょこちょこと。

時間足りないわ(笑)。

 

 

テレビドラマ『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』
1月6日放送。


「なんだこのタイトル?」と思って紹介記事を見たら
ビクトル・ユゴー原作『レ・ミゼラブル』を
現代日本に置き換えて描かれたスペシャルドラマとのこと。
あー、昨年やってた『モンテ・クリスト伯』と
同じような感じの企画なのね。

とりあえず録画しておいて、昨日ようやく観ました。

主演であるディーン・フジオカの印象、
私の中では「真海さん」の印象が未だに濃いうえに(笑)、
作中ちらほらとモンテに似た展開もあったし
ちょっと頭の中が混乱しました。


以下、内容のネタバレがありますので
未見の方はご注意下さい。


原作のエピソードをぎゅっと詰め込みうまく圧縮しつつ、
オリジナル展開も多く盛り込まれた駆け足なドラマでしたね。
原作はモンテクリスト伯と同じくらいの文章量があるのだから、
連ドラとしてやったほうがじっくり描けたんじゃないかと。
とはいえ、現代日本で置き換えられそうにない展開等もあって
色々と難しいし、単発で一気に見せたほうが良かったのか……

「レ・ミゼラブル」としては正直アレンジが強すぎるけど、
ドラマとしての見ごたえはあり、面白かったです。

でもラストでなんともスッキリしない気分に。

これはたぶん、
最後に主人公の馬場純が逮捕されたからかなと思います。

原作は主人公を執拗に追いかける追跡者が途中でいなくなり、
監獄に戻されることなく、最後は若い二人に看取られて昇天する
という展開なので、その辺の違いがしっくりこないというか。


勿論、正当防衛の反撃で不幸な殺人事件に発展し、
罪を償わず脱獄してそのまま逃げ伸びていた馬場純が
最終的に逮捕されないと終わらないのは、
「実際に殺してしまった+脱獄した」という
事実があるので仕方ないのですけれど。

しかしまぁ純は死刑にはならないだろうし、
刑期を終えたら梢のところに帰って来られる可能性もあるし
(本人の意志はともかくとして)
生きている分、希望を残した終わり方とも取れるのでしょうか。

とはいえドラマでジャベールにあたる刑事が自決しなかったのは
良かったと思います。自ら死ぬ理由も特になかったけど。
最後に馬場純に対して「あなた」と言っているし(原作に即している)、
許せないながらも彼の心の中で何かが変化したことは喜ばしい。

あのあと刑事が本当に警察署へ連行して行ったのかどうか
具体的に描かれなかったのは、
あとの展開は見ている人の想像にゆだねるという意図もあるかも?

テナルディエにあたる夫婦は、コメディリリーフでしたね。
けっこうえげつないのに、どこかしら憎めない悪役として
面白く際立っていました。
これはミュージカル版のテナルディエ夫妻に準じているのかと思います。
原作は特に笑える悪役ではなく、作中では悪行の報いも受けずに
マリウスからもらった金でアメリカに渡り奴隷商人になる
という強かさがあります。
ドラマではいきなり刑事を撃ち、埋めちゃおう、という展開が
おバカで無茶苦茶だなぁと。

そういえばドラマの作中に「民衆の歌」のフレーズが
あからさまに使われているBGMがありましたね。
ミュージカル版を強く意識していたのでしょうか。

他に気になったこと。

脱獄囚のままでは、
ずっと捕まるのを恐れながら生きなくてはならないし
そもそもいずれバレて逮捕されるだろうし、
施設の院長は純を逃亡者のまま匿わず、出頭を勧めて、
「刑期を終えたらウチに来い」と誘ってあげたほうが
本人にとっても良かったと思うのですが。
でもほっとくと自殺する恐れがあったからとか、
それをする前に大地震が起きてしまった可能性もあるのか。

ドラマオリジナルキャラである拓海君が良い人すぎでしたね。

原作では死んだ他人になりかわるという展開はありません。

バルジャンのアレはあくまでも偽名とか、名前を借りていただけです。

 

拓海として生きている純のもとに現れた拓海の恋人を、
どうやって説得して理解してもらい
更に協力者になってもらえたのか
その辺すごいドラマがありそうなのに、
ごっそり端折られていたのが残念。

ファンティーヌは、どの媒体でどう描かれても薄幸。
しかしあの託児所、預かった幼児を夜間室内に放置するとか
すさまじい虐待施設。
金を貪ることに集中するあまり、
「ここで子供に何かあったら俺等がヤバイ」と考える頭もないのか。
あそこにいた猫達の安否も気がかりです。

そして革命がないから、ABCの友がまるごとカット。
選挙活動を手伝う人々にそれらしいのがいたのかな?

マリウスに当たる若手政治家の病気が唐突すぎ。
連ドラだったらもっと伏線を入れられたのでしょうけれど。
 

 


ドラマ放送日前後、以前私が書いたレミゼあらすじ記事の
アクセス数がすごいことになっていました(笑)。
すげえなテレビの影響。
私の書いたあらすじを読んでも
ドラマの参考にはならなかったかもしれませんが。
あのあらすじ読み返してみると、

最後の一行は私の感想だよなぁと思いました……