今年も桜の季節がきた~♪
でもコロナはまだ蔓延ってる~(´Д`)チクショウ
 
混んでいる電車で行く場所の花見のお誘いを泣く泣く諦めたりしつつ、
悔しいので、すいている電車で行けるところへ桜を見に行ってきました。
写真をばんばん貼っておきます。
 

 
 
 
 
 
レンギョウもいい感じに咲いてました。
 
 
 
 
 
 
 
これなんの花かな?
 
こっちはモクレン? こぶし?
 
新緑の季節がやってきた!という感じ。
 
 
良い散歩でした。
 

switch版『Caligula Overdose -カリギュラ オーバードーズ-』をプレイしました。

 

 

 


いわゆる学園RPG……なのかな?
などと、どんな内容かろくに知らず、先入観もナシで開始。


主人公は男女を選べるので、少し悩んで女性を選択してみる。

簡潔にあらすじ。
なんらかの心の闇を抱えた人々が高校生活を送る仮想空間メビウス。
そこが偽りの世界だと気づいた者達が集い、
さまざまな妨害を乗り越え現実世界へ帰還しようと戦う物語です。
バーチャルアイドルのμ(ミュー)とアリアというキャラが登場し、
それぞれが敵側と味方側につきます。

バトルが複雑っぽく、本腰を入れるのは面倒そうだったので、
ストーリーを楽しめる一番易しい難易度を選択してサクサク。

マップが表示されるので迷うことはありませんが、
各フロアを巡り戦う探索パートの迷路が少し面倒。
フロア内ではμの歌う曲がずっと流れっぱなしで、
敵と遭遇した時だけボーカルが加わる仕様がなかなか素敵。
フロアごとに曲が異なり、それぞれ人気ボカロPの作品だということです。
Lucidとソーンの曲が特に好きでした。

途中で「このまま進めていいのか?」と思う選択があったので、
作品の基本知識だけは調べてみることに。

『PSvitaで発売された「Caligula」というゲームのリメイク版である。
本筋に加え、その裏側を知ることができる新たな要素が追加されている』

ふむ、なるほど。確認した。
でもこれ何も知らずに進めると、

まず確実に初見で「裏側」もやることにならない?

ところで、作中たまに挿入されるアニメパートについては、
キャラ造形とかけはなれた作画が多く「???」みたいな気分。
もう少し絵柄を原画に寄せてほしかったなぁと思います。
特に盛り上がるシーンに挿入されるアニメなのだし。

そんなこんなでじわじわとプレイして、エンドまで到達しました。
なかなかやり応えがありまして、
男性主人公を選択して2周目をやっています。

ビジュアル的にどちらの主人公も好きだなぁ。
あとは鍵介を贔屓。


この作品、どこらへんがネタバレの境界線か判らないので、
以下ネタバレありの感想とします。




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↓以下ネタバレあり。
未プレイの人はご注意下さい。









いわゆる味方側である「帰宅部ルート」、
敵側である「楽士ルート」両方のエンディングを確認。

どこかで取り返しのつかない選択があったらマズイなと、
最初の選択肢が出た時点で攻略サイトを覗いたんですが、
楽士ルートを選んでも、どちらにつくか最後に選択ができるので、
特に心配する必要はなかったのですね。
帰宅部の部長をしながら、裏では楽士の一員として活動し、
帰宅部のメンバーを容赦なくぶちのめす二重生活に

多少のやましさを感じつつ物語を進めることになるのですが。
というかいきなりバレるんじゃないかとドッキドキでしたねー(笑)


両方のエンドを見た後「楽士ルート」に行かない流れで2周目をやっていますが、
Lucidが登場しなくなり帰宅部が楽士を誘き出す作戦もなくなるため、
若干状況に変化が出るくらい?
あと男主人公に対しては彩声が冷たくて泣きそうです(笑)。

 

見た目だけならよかったのに琵琶坂の犯罪者度が強烈すぎて引く……
琵琶坂の正体と田所とのつながり、梔子や彩声の過去との接点とか、
キャラエピソードを進めていない場合の展開など、
まだ見ていない流れも多いかもしれないです。
見ていない選択のほうにもボイスがついているっぽくて気になります。
とりあえず初回は皆のエピソードを漏らさず見た、と思います。
ん、ソーンのだけは最後まで行かなかったかな?

新密度を★まで上げると戦闘時の皆の台詞に変化があり、

それがけっこうエモい。仲間への思い入れも強くなりますね。

 

RPGのバトルは主人公のコマンドだけは自分で入力するけど、
他のキャラはAI任せにしたいタイプ。
しかしAIがアホなのかなんなのか、既にいない敵に向けて攻撃したり、
効率的じゃない無駄な動きが多かった印象。
主人公の行動も1度に3回分入れられるのだけどやはり融通が利かなくて、
敵が消えた虚空に銃撃する主人公のアホな姿を何度も見たな。
易しい難易度でやったので問題はありませんでしたが、
高難度でアレだとクリアもままならないのでは?


「帰宅部ルート」はみんな帰還できて現実世界も無事という、
まぁ無難な終わり方。
ただし帰りたくなかった人(楽士側)への救済はあったのかどうか……

エンディング曲はkemuさんなのですね。

スタッフロール後に描かれるアニメでは誰が誰だかいまいちわからず、
後日談がしっかり伝わって来なかったな。

 

5/31追記

だらだらプレイしてようやく男性主人公での「帰宅部ルート」クリア。

男性主人公では楽士ルートを選択しなかったため分岐はナシ。

分岐ナシだと必然的に琵琶坂の正体を知る機会がなくなり、

後日談で刑務所から出てきた男がヤバ気な笑みを浮かべるシーンが

追加されていました。

楽士ルートを経ていて奴の本性を知っているから

「危険人物を野に放ってしまった」と嫌な気分になるわけですが、

本性を知らないであのシーンを見た場合、

「やっぱりヤバイ奴だったのね」と事情は分からずも後味の悪さを

感じるのでしょうか。

いやー、あいつは放置したらまた人を殺しそうだし、

やはり楽士ルートを経てキッチリ追放しておかないとダメでしょうという印象。

琵琶坂がいるパターンでの裏切りエンドも見たいけど、

さすがにもう一周プレイするのは面倒なのでした。

 

 

「楽士ルート」は
最後の選択肢で「現実には帰らない」を選ばなくても
ソーンは一切暴露しないんだね。優しいわ(笑)
ともあれ、
楽士側のエピソードも解禁してそれぞれの事情を知れたのは良かった。

現実に帰りたいと思う人も多数なのに、

それでいて全てをぶち壊すという破滅的な展開も……
キャラに思い入れがあるほど、なかなか心にくるものがあるラストで、
最低のクズとして罵声を浴びながら主人公が帰宅部を全滅させるという、
長い時間をかけて到達したゲームの結末とは思えないような展開が味わえて、
悪役の気分にどっぷりと浸れました。こういうのも珍しいですね。
一人で全員と戦う展開もあるかもと、途中から帰宅部のレベル上げを
やめていて正解。でも一人でも楽勝でした。
しかし皆、裏切りを知った途端ブチ切れて即座に責め立ててくるとは、
新密度★まで上げているのに「あいつ裏切りやがった!」って、

飲み込みも切り替えも見限りも早すぎない?

「何故裏切ったんだ!」「もしや洗脳されているのでは?」とか
そういう不毛なやりとりとかさー、もう少し何かあってもいいのでは?
あとアリア完全体の全身像が楽士ルートでしか見られないのは何故。
闇堕ちしたようなアリアのしゃべり方が善哉。

たぶん現実世界の混乱もヤバく、メビウスは滅亡で、

最後μの質問に「はい」と答えて終わる絶望感も新鮮。

けれど、これは虚構の世界でこその娯楽なのであって。
諍いや戦いはあくまでもフィクションの中だけで楽しみたいですね。

 

 

【セガ、ゲームセンター事業から完全撤退 店名から「SEGA」消える】

↑数日前に出ていた、ヤフーニュース記事の見出し。

 

( ゚Д゚)!

アーケードゲームの開発は継続するとのことですが
「セガの直営店」というものは、なくなるようなのです……
寂しい話題だなぁ。

コロナ禍で客足が遠のいたことも影響しているでしょうか、
近年目に見えて衰退しているように見えるゲームセンター。
今後ますます数が減ったりするのでしょうか。
私自身、最近になってからはめったに行かなくなっていますが(すまん)、
若かりし頃の青春(笑)な思い出の場所ではあるのですよね。


◆というわけで、徒然なるままに思い出をダラダラ書く

ゲームセンターは地下にあるケースも多く、
昔は不良のたまり場で危険な場所というイメージが強かったのです。
(ドラマや漫画等創作内ではカツアゲのメッカ、実際には置き引き多発地帯、だと思う)

トラブルに巻き込まれるのは嫌なので、私は、
デパート屋上のゲームコーナー等、ヤバい奴がたむろしにくい場所へ通っていました。
50円でプレイできる台がメインだった時代。懐かしい。
天井の蛍光灯が反射して見づらくなるのを防ぐために台に置かれたカバー、知ってる?

そのうち不良のイメージは払拭され、純粋にゲームファンの巣窟と化していったと思います。
現在も高田馬場にある「ミカド」というゲーセンが当時の面影を保っている感じですね。
私にとっては、タバコの濃度が低ければ、あそこはパラダイス。
だがムカシのゲーセンはどこもみんなタバコ臭かったのだった……よく我慢してたなー。

私がハマっていたのはスペハリ、アウトラン、アフターバーナー等、
特にセガが強烈な個性を放っていた体感ゲーム全盛期時代。

当時は池袋に、確か「ザ・ゴリラ」という世界最大規模のゲームセンターがありました。
中央にはお化け屋敷?みたいなのがあったような。
広く奥深い、明るいフロアにずら~りとゲーム。
一人でも、仲間内でもよく行ったな。楽しい空間でしたね。

東京ディズニーランドに行ってまでゲームコーナーに突入していた人に仲間意識!

同行者には嫌がられましたがねw

 

当時の作品で特に記憶に残っているタイトルは、

音楽に魅了され下手の横好きでやっていた「ドラゴンスピリット」
PCエンジン版でやり込んだらアーケードでも攻略が通用した「R-TYPE」
難しいのに何故か魅力を感じた「A-JAX」
最早ビギナーなど太刀打ちできるはずもなかった「TATSUJIN」
難易度がそれほどでもなくとっつきやすかった「サンダークロス」

コマンダータイプ、ダブルクレイドルタイプ、アップライトタイプ等、
いくつか形態があった「アフターバーナー」
とにかく曲がカッコイイけど操作が難しい「サンダーブレード」 
超目立つデカい筐体、1プレイ数百円した「ギャラクシーフォース」
激烈注目を浴びていたクソデカ筐体360度ぐるぐる体感ができる「R360」
セガの体感ゲームはどんどん大きくなって、ついにジョイポリスなんてのもできました。

ダライアスやニンジャウォーリアーズなど複数画面のワイドサイズ作品など、
目を引く大型筐体が多かった時代であります。


◆この辺から話題が脱線
特にSTGは音楽がカッコよくて、ゲームミュージックのCDを買い集めました。
ちょっと思い立って棚を発掘してみたら、けっこうある……

袋に入って見づらいかもだけど、興味ある人は根性で見てね。

 

↑棚の奥

コナミ、ナムコ系が多い。ゲームサウンドエクスプレスシリーズは幾つか未購入でした。
 

 

↑棚の手前

セガ、タイトーと東亜プラン、任天堂、古代祐三作品が目立つ。
あっ並びがおかしいものがある。あとで直しておこう(笑)。

 

 

↑セガのCDをピックアップしてみた。

体感ゲームスペシャルが最初に買ったCDだった。ケース割れてる~(泣)

ドラクエやFFも持ってます(ドラクエはレコードとかカセットテープも……)。
同人誌を出しまくったレイシリーズも当然全部ある。
ここの棚に入り切らず、別の場所にも保管してあります。
ゲームソフトと合わせて収納をぎゅうっと圧迫しています。
なんだこのマニアな棚。

自力で最後まで聴けないので(笑)CDを買い漁って聴いているうち、
買うことそのものが趣味になってしまっていて、
正直、音楽しか知らない作品があるというのがなんとも……邪道といえば邪道。

当時好きだった曲は無数にあります。
めがてん氏の曲が好ましく耳に優しい。ドラスピ、オーダイン、メタルホークは神。
セガ体感ゲーム系は繰り返し聴いていました。アフターバーナーLOVE。
東亜プランの音楽には中毒性が……究極タイガー、TATSUJIN、ゼロウイング。
ちょっと今これを書きながら聴き返していたら、エキサイトしてしまった!
うわーだめだ、ここに書ききれんほど思い入れがあるわ。
当時を知っている人々と、これらのCDを聴きながら盛り上がりたいわ。

コンシューマでCD化されないものは、自分で録音なんてことまでしていました。
アナログもデジタルでもやったマジカルチェイスの収録は特に力を入れたな。
近年CDで発売されましたが、自分でやった収録順のほうが思い入れが強い(笑)。

そんなこんなでゲームミュージックに溺れていた思い出。

タイトーSTGの名作「RAYシリーズ」以降、しばらくゲームセンターからは離れていましたが、

maimaiがやりたくて出戻りしました。
最近は1コインで体力がなくなりますが!(あきらかに老化)

セガ直営店がなくなると、maimaiの台数も減っちゃうのかな?
ゲーセンが繁華街にないと淋しいし、外出した際には忘れずに立ち寄ることにします。

 

 

コロナ感染者増加傾向とかヤメテー(泣)。
早くどこでも好きなように出かけられるようになってー!(切実)

 

『高橋洋子×まらしぃ ONLINE SHOW from Billboard Live』

1月に入ってすぐ、恐ろしいくらいに感染者が増え続けています。うわああ……
こんな感じで、まだまだ劇場に足を向けられないような状況なので、
ライブをネット配信していただけるのは非常にうれしいものです。
というわけで、

『高橋洋子×まらしぃ ONLINE SHOW from Billboard Live』

2022年1月11日 18時30分開演

2ndステージの配信を堪能させていただきました♪

以下、楽曲ごとに思いつくままゆるい感想~。

 

開幕「ヤシマ作戦BGM」から、ものものしくスタート。
エヴァで一番心に残っている曲なのに正式な曲名を知らない……
洋子さんが紹介していたのに聞き取れなかったのでしたorz
歌詞付バージョンは初めて聴きました。

「魂のルフラン」って、
そういえば、原曲を聴いた記憶がない……と思う。
エヴァンゲリオン劇場版シト新生を観たかどうかを覚えていない私。
TVシリーズ→劇場版の流れは当時かなり話題になっていたと思うのですが、
もはや記憶の彼方です。そんなこともあって(?)とても切なげに聞こえました。

ここで最初のトークタイム。
紅白歌合戦の裏話を楽しく聞かせていただきました。
洋子さん、笑いを取るのがうまいですね。
おふたりの会話は、ところどころお茶目でカワイイ。

「T.o.k.y.o」
まらしぃ作曲、高橋洋子作詞の楽曲。

「魂と呼ぶもの」
福島震災時の復興イベントで歌われた、手話を交えて切々と謳われる曲。

曲間に差し挟まれるトークがほのぼのしていて楽しい。

まらしぃさん曰く「僕のわがままゾーン」↓
映画で流れている歌唱以外で初めて聴いたなぁ「君をのせて」
さすがの歌唱。
学生時代に合唱コンクールでピアノの伴奏をした過去から、
高橋洋子さんの伴奏をするに至ったというまらしぃさんのどやぁな自慢話☆

そして「アマツキツネ」
歌うたびに寿命が縮んできます……と洋子さんがぽつり。えっ(笑)。
歌っているときの歌手の顔がどうとか気になりませんよ!
おぉー熱唱してくれているなーと、聴いているほうも興奮するだけですので。
そして夢を諦めなければ報われる的なトークの流れで「空想少女への恋手紙」へと。
歌い手に合わせて演奏のキーを変えてくるのがまたいい。
ピュアな雑念というパワーワードで吹く。

洋子さんデビュー時の頃からの素敵な御縁の話題。
「もう一度逢いたくて」
ゆったりと寛いだ大人の時間、って印象の曲。
1992年に放映されたドラマ「悪女(わる)」挿入歌だそうです。
当時オタク全開だった私、ドラマなどはまったくノーチェックでした(笑)。
今は興味があるものならドラマも観ます。

匂いの話、詩と曲の話、グッズの話、配信の話など盛り沢山なトーク。
洋子さんの口から「野鳥の会」というワードが何度か飛び出しましたが、
一体なぜだろう。

私の中では紅白名物という印象しかないな野鳥の会(失礼)。


そんなこんなで、あっという間にラストの曲。
ライブのトリを飾るのは特別バージョンの「what if?」
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』劇中歌。私は残念ながら映画未視聴です。
今回のアレンジはコーラス感をピアノに落とし込んでいるとのこと。

 

いや、まぁここですんなりと終わらないですよね。

勿論アンコールも!

 

まらしぃさんのピアノソロで「青く駆けろ!」

恒例のハッピーバースディは洋子さんの歌唱付という豪華バージョン。
その流れから出てきたカクテルで二人が乾杯。
まらしぃさんは画面外で一気飲みしたもよう?

そして歌わない訳がなかった、
「残酷な天使のテーゼ」でライブが締めくくられました。
途中で連弾もあり、仲良し感がたまらない~♪


とても素敵な時間を過ごさせていただきました。
それにしても、
歌唱力の高い安定した歌声と極上ピアノが融けあう音色は心に沁みますね!

 

年末に『スーパーダンガンロンパ2』をクリアして、
続けて『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』を
年明けに集中してガーッと最後までやってしまいました。

目が疲れた……


私がプレイしたのはいずれもニンテンドーswitch版です。



このシリーズは、
優れた才能を持つ高校生が外界と隔絶された場所に閉じ込められ、
デスゲームを強要されるという物語です。
ジャンルはハイスピード推理アクションとのこと。


タイトルに惑わされるのですが、このシリーズは

『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』
  ↓
『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』
  ↓
ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-(アニメ)
  ↓
『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』

という流れで繋がっている感じです。
ざっくりあらすじを読みましたが、アニメ版そのものは未視聴。
アニメを知らなくても「V3」をプレイするのに支障はなかったと感じます。

続編が出るたびタイトルが意味不明に変形しているなと思っていたのですが、
『ニューダンガンロンパV3』というタイトルに関しては、
作中に「ふーんなるほどー」と思わされる部分がありましたが……
突っ込みたいけど、どう突っ込んでいいかわからない。


謎解きでは詰まることもなく攻略サイトも見ずに進められたのですが、
学級裁判パートの様々なアクションが苦手です。難易度低でも苦手です。
やり方が判っていても反射神経が鈍いのでなかなか先へ進めず
ストレスが溜まっていくという仕様orz
早く先を読みたいのに、こういうので詰まるのは嫌だ……
トリッキーに動く文字と、湧いてくるピンク単語、大声台詞が憎い~(泣)。
物語だけをじっくり読みたい人のために、難易度極甘設定を下さい……

作中、映画やゲーム等の細かいパロディが散りばめられていましたが、
元ネタがわかるもののほうが少なかったのです。

ブレインドライブがほとんどアウトランで草。楽しい。
BGMがマジカルサウンドシャワーのノリなのは絶対わざとだろ。

あと声優の顔ぶれが異様に豪華。


ところで、V3の評価は賛否両論らしいです。
さもありなん。

とはいえ物語として読み応えはありますし、
キャラクターには目が離せない魅力がありました。



ところで、バグなのかなんなのかプレイ中いきなりゲームが停止
するという事態が3回ほどありました。
他にも音が乱れたり、動作が不安定だったこともしばしば。
なので、こまめにセーブして進めることにしていました。
ダウンロードしたソフトですが、私のswitchに入っている他のソフトで
そういうことはないし、V3の不具合でしょうか。





以下、シリーズ全てを含むネタバレありの感想を書きます。
未プレイの方はご注意下さい。
何も知らない状態でプレイしたほうが面白いので!

***************************************************************

↓これ以降、ネタバレあり。




 

 

 

 

 

 

 

 

 



本編エピローグまで完了。
解放されたサブゲーム的なものは未プレイ。



チャプター1~5までは面白く、チャプター6~エピローグまでは不満、
という評価が主流らしいですね。
私もまぁ、その意見にはだいたい賛成かもしれません。


物語は外連味全開だけど、それがダンガンロンパの醍醐味でもある。
しかしV3は、いかにしてプレイヤーの意表を突いて最後に突き放すか、
ということをメインに考えて作られているのではないかとすら思いました。


チャプター6で主人公達は
「ダンガンロンパはフィクション」
「これまでの登場人物もお前達も虚構のキャラクターでしかないのだ」
という事実を急に突きつけられてしまいましたが、
メタ展開なのはまぁやり方次第で面白くもなるし、別に構わないです。
が、やはりアレでは不完全燃焼でスッキリしない。

V3で嫌だったのは、

◆偽証
そもそも裁判で嘘をつくこと自体が嫌。システムが嘘を強いるな。抵抗感が半端ない。

◆推理に必要な情報の隠蔽が、実は序盤であったんだよという種明かし
これをやられるともう正しい推理はできない。

◆ジャッジの不正
裁判官役が真犯人を知っているのに別人を処刑するのは重大な反則。
こんなルール違反をされたらゲームが成立しない。
チャプター1の事件の真相がチャプター6で暴かれる手遅れ感全開状態がもやもやする。
最初の犯人は本人の自覚なく冤罪で、運営側によって不当に殺されたということじゃないか。

そしてきわめつけは、
◆記憶の改竄と上書き
これがあると物語が根本から覆るし、本当になんでもありになってしまう。
最初から最後まで何を信じていいかわからず、
あれも嘘これも嘘なら、そもそも話として成立していないじゃん的な苛立ちが生じる。


しかしフィクションだからなんでもありと言われても、
キャラクターに扮しているという設定の人物が死亡すること自体はリアルらしい。
外の世界の「視聴者」はフィクションを見ているという態なのに、
リアルな高校生が自ら志願してオーディションを通過して、記憶を消して
フィクション内のデスゲームのキャラクターをいわば「演じている」のなら、
あれって「視聴者はリアル殺人事件を見て楽しんでいる」ことになるのでは?

普通に犯罪では?

 

更に、望んで参加したと言いつつも、全員がコスチュームを与えられる前のシーンでは
「突然さらわれた記憶がある」「自分がここにいる理由が判らない」
「過去のデスゲーム事件を知識として知っているっぽい」
といった感じで描かれており
「このゲームに参加できるんだヤッター!」という空気感はない。
冒頭から明かせない情報だから伏せていたと言われればそれまでだけど、
学園空間と、そこで起こった事は本当にフィクションなのか?という疑惑も浮上する。

でも「どこまでが本当でどこまでが嘘か確認するすべがない」
という設定を種明かしの段階で加えられてしまった時点で、
プレイヤーの考察も迷宮入りせざるを得なくなる。


いつまでももやもやして心に残るという点では、成功していると思います。



個性的でアクの強いキャラクターは一緒に過ごしているうちに愛着が湧いてきます。

作中「おしおきされるのは自業自得」という人がほとんどいなくて、
そこそこ残酷凄惨描写な処刑が、心にじわじわくる。
極悪な奴が悪あがきをして破滅してざまーみろって流れからのおしおきなら
スカッとするのに、そういった方向の判りやすい爽快感はほぼ得られない。
イイ奴がいなくなって悲しいという気分になるシーンのほうが多かった。


●キャラ別の感想

赤松楓
今回は女子が主役だ! と思わせてからの
「実は犯人→主役交代→死亡」という流れの逆転劇。
あんな短い時間で殺人装置を設置するのはスゴイ。
最原気づけや。
あんなの成功するのか?と思っていたら失敗していたという。
死に様が惨すぎる。薄幸な悲劇のヒロインだった。

最原終一
最初の声の印象で「男装している女子」疑惑が私の中に浮上。
林原めぐみさんの男子声は初めて聴いたかも。
下まつげが気になる。すげぇ気になる。
既に頼りない感じの男子という印象が心に焼き付いていたし、
チャプター1で消えるのかと思っていたのに、まさかの主役。
帽子を取ったら立派なアホ毛が出てきて「あ、主人公だ」と思った。
捜査に関係がなくても水着シーンを覗きに行く程度に男子だったw
百田くんとのイチャイチャがけっこうツボる。

百田解斗
どういう髪型なんだ?と、まじまじ見つめてしまった。
宇宙飛行士のはずなのに熱血バカ、でも割といい奴。
チャプター5で死にそうだなと思っていたら案の定。
「プレス機で潰されたらしいけど死者不明」のくだりは普通にドキドキした。
エグイサルには変声機システムがあるのか?
搭乗している時の演技力高すぎ。
最初は百田と王馬のアルターエゴではないかと疑っていた。
病死したため残酷描写がなくモノクマが悔しがる流れで少しだけ救われた。

星竜馬
声が渋い。

天海蘭太郎
影が薄い。

獄原ゴン太
厄介なところはあるが純粋でいい子だったので、死に様が辛すぎる。
電脳世界での記憶が消えたのはゴン太も王馬にとっても想定外で、
もし記憶を保ったまま学級裁判になったら動揺を隠し通せず即バレだったかも。

王馬小吉
最初から最後まで本心を見せなかったし、
こってりとした悪役を演じていたのでどうしたって印象は悪くなる。悪顔怖い。
自ら望んでプレス機で死ぬのが壮絶すぎる。
が、あれって潰される直前で毒死したかもしれないし、
本当の犯人が百田か春川かは誰にも判らないのでは?
(遺体を解剖すれば判明するかもだけど現場に科捜研的なシステムはないし)。
その点で既にジャッジは不成立。
下野紘さんの芝居がたっぷり聴けて楽しかったな。

真宮寺是清
見た目も言動も怪しくて、予想通りやらかしやがったなという印象しかない。

キーボ
名前が希望なのは意味があるのかな?と最初から気なっていた。
アホ毛が目について仕方かなかったけど、やはり意味があったんだ。
最後、武装解除されたはずなのに即おしおきモードに入れたのは何故。
3人が生き延びたのは外の世界の意向? 
それとも消えたはずの自我によるもの?

東条斬美
スーパーメイドさん兼総理大臣というわけのわからん存在。
プール禁止だけでなく体育館自体が閉鎖されていると思っていたから少し惑わされたけど、
情報を整理して消去法で犯人特定容易。だけどロープウェイは思いつかないわー。

夢野秘密子
めんどい女子。彼女が最後まで生き残るのは意外だった。

春川魔姫
殺伐とした空気をまとった鋭利な女子が百田によってクールにデレるくだりが好き。
二人がラブラブするところまで見たかったなー。
最原と百田と3人でトレーニングするシーンもかわいい。

茶柱転子
なんであんなに秘密子にご執心だったのか、きっかけはあったのかな?
ついさっきまで喋っていた子が突然被害者になって喪失感が襲ってきた。

白金つむぎ
影の薄いコスプレイヤーと思わせておいて、全ての元凶。
作中、盾子の姿が挿入された時点で、白金が黒幕なのは意外ではなくなったな……
実在の人物のコスプレをすると拒絶反応が出るという設定は
「ダンガンロンパはフィクションなのだ!」と声を大にして主張する伏線か?
でもそれすら嘘かもしれないし、もうなにも信じられんわ。

夜長アンジー
彼女の宗教的洗脳が普通に怖いし厄介。
しかし純粋な意味で彼女の宗派に取りこまれたのは、
結果としては依存しそうな秘密子と純粋なゴン太だけだったのか。

入間美兎
口を開けば猥雑な台詞ばかりの悪口雑言マシンガン。
自ら嫌われにいっている代表みたいな人だけど、
強気に出られると途端に弱腰になるという残念チャームポイント?もあり、
なんとなく憎めないところもある。
電脳空間のアバターはみんな可愛かったなぁ。


ということでキャラクターの魅力で最後まで一気にプレイしました。
総合的にみて楽しかったのでした。