心臓病予防に効果があるとされているものには、ポリフェノールと並び「オメガ3脂肪酸」が挙げられます。

 

オメガ3脂肪酸を取るためには、魚を食べるのも良いですが、ナッツでも同じように補えます。

 

オメガ3脂肪酸の一種で、魚介類の脂肪に含まれるものを「エイコサペンタエン酸(EPA)」と「ドコサヘキサエン酸(DHA)」と言います。

 

一方、ナッツなどの植物性食品に含まれるオメガ3脂肪酸は「αーリノレン酸」と呼ばれ、体内でEPAとDHAが生産されるもとになります。

 

つまり、ナッツで魚と同じオメガ3脂肪酸が取れる、ということです。

 

オメガ3脂肪酸は、体外から摂取する必要のある必須脂肪酸の一つ。

 

悪玉コレステロールや中性脂肪の値を下げ、心臓病、糖尿病、高血圧など、いわゆる生活習慣病の予防に効果を発揮するとの報告があります。

 

2013年に発表されたハーバード大などの調査では、約12万人の男女を20年以上追跡調査したところ、日常的にナッツ類をひとつかみほど食べた人は、全く食べない人と比べて、29%も心臓病による死亡率が低くなっていました。

 

ただ、オメガ3脂肪酸はひじょうに繊細な性質で、扱い方によっては激しく劣化します。

 

高温で加熱しない、光に当てない、低温で保管するといった点に注意し、新鮮なうちに食べることが大切です。

厚生労働省の試算では、2025年には65歳以上の高齢者の約5人に1人が認知症になると予測されている。

 

焦っているシニアもいるかもしれないが、人間の脳には特性というものがある。

 

それを踏まえた効果的なトレーニングを行うことが大切だ。

 

「赤!」「…青!」「…黄色!」

 

言葉は、赤く着色された「あお」や青色の「きいろ」など、実際の色と言葉が意味する色が異なっている。

 

言葉の意味に惑わされずに、「何色で書いてあるか」を答えるのが課題だ。

 

単純な遊びに思えるが、表示されたら即座に答えなければならないプレッシャーをかけられると、想像以上に戸惑ってしまうという。

 

こういう頭の使い方は「面倒くさいな」と感じますが、それこそが脳トレの最も重要なポイントです。

 

脳は、できないことをできるようになろうと試行錯誤を重ねるときに活性化する特性がある。

 

例えばニンジンの皮むきなら、一般的にはピーラーを使うより包丁でむく方が活性化しやすいが、包丁で楽々とむける人には逆効果。

 

自分にとって面倒くさいことでなければ脳トレにはなりません。

 

もう一つ重要なのが、できなかたことが努力の末にできるようになると、脳はたちまち沈静化してしまうという点だ。

 

極論すると、脳トレは課題ができるようになること自体はどうでもいい。できない課題に挑戦して、あがいて、できるようになっていく過程が大事なのです。

 

また、同じ作業でも、淡々とこなしている時よりも心を込めて行っている時の方が脳は活性化するという。

 

シニアの方は幼い頃、何事も心を込めてやりなさいとしつけられたと思いますが、あれはまさに脳トレの王道です。

 

ただ、心を込めて取り組むとより早くできるようになるので、沈静化も速やかに起きてしまうのですが。

 

人との交流にも脳トレ効果が期待できる。

 

特に、対面で表情や雰囲気を読みながら相手を理解しようとする会話や、自分が笑ったり、相手に笑ってもらったりすると効果が大きい。

 

年を取ると人と関わるのが面倒くさくなりますが、だからこそ脳トレになる。

健康志向の高まりとともに、骨粗しょう症という言葉が広く知られるようになり、カルシウム不足が原因と思い込んでいる人が多いようです。

 

人間の骨では、吸収と再生が絶えず繰り返されています。

 

その主役がカルシウムで、食事から補給する必要があるのはご存じのとおりです。

 

その際、骨におけるカルシウムの代謝を調節し、また腸からの吸収を助ける働きをしているのが活性型ビタミンD3です。

 

骨粗しょう症が有名になるにつれて、カルシウムを主成分とするサプリメントや医薬品が作られ、また活性型ビタミンD3も薬として広く使われるようになりました。

 

最近、カルシウムなどを大量に取ることが本当に骨粗しょう症の予防に有効なのかを検証する調査が、海外で広く行われるようになり、意外な事実が分かってきました。

 

骨粗しょう症が問題となるのは、骨がもろくなり、骨折しやすくなるからです。

 

しかし大量のカルシウムやビタミンを取っても、骨折を予防する効果は証明できなかったようです。

 

むしろカルシウムを取り過ぎると心臓や血管にたまってしまい、障害を起こす原因になることも分かりました。

 

それどころか、骨折が逆に増えてしまうというデータさえあります。

 

カルシウムが集まって丈夫な骨となるには、血液中の特殊な物質の助けが必要です。

 

しかし、カルシウムが過剰になるとその物質が消費されてしまい、肝心の骨に集積されなくなるからというのがその理由です。

 

多くの学術調査から、骨を丈夫にする秘訣は、サプリメントや医薬品に頼るのでなく、魚などをよく食べ、日々運動するに尽きることが分かっています。