
感想
今まで読んだ貴志祐介の作品と比較すると、難しい言い回しや言葉がないので読みやすかった。
読みやすかったが故にグロいシーンを読んだ気持ち悪さもダイレクトなもので、少し吐き気がするほどだった。
最初はただの探偵事務所の話かと思って普通過ぎてつまらないと思っていたが、徐々に主人公の異常性が見えてきたりオカルト的なことに首を突っ込むことによって狂っていく様子に恐怖を感じた。
最初から異常な人物として書かれるより数倍気持ち悪さがあった。
オチはなんだかしっくりこなかったが、全ての人物が自分なのに同時に存在しているのは4次元的なことなのかと思った。
すべての人物が自分の過去世と未来世でこの世には自分一人しかいない、即ち「孤独」であるなんてことを現実だと認めるだけでも気が狂いそうだ。
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