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Mr.資金繰り表 税理士コンドウマナブ

税理士、資金繰り表ドットコム代表、マイケルEガーバー認定ファシリテーター、マインドマップ公認インストラクター、翻訳家、ボードゲームデザイナーと色々やってます。

最近、新聞紙上で唐突で変な政府や諮問機関、シンクタンクの発表が行われてます。

かなり怪しい

大きな流れとしては、財務省は消費税率を上げたくて仕方がない、そのために財政危機をことさらに煽る。

大企業は、法人税率を下げたい。消費税増税は輸出企業にとってはむしろ還付が増えて嬉しい。

新聞社は、消費税率アップ後の軽減税率を適用して読者の減少を食い止めたい。

これらを背景として最近の3つの唐突なニュース報道を見てみましょう。

① 2060年(45年後)に政府の借金が8000兆円(1京円という説もあり)になると財務省の財政制度審議会が試算

 国債利率3.6%(現在0.6%)で試算。

 8000兆円から逆算して利率計算したんとちゃうやろか?

 だいたい8000兆円も誰が貸すのか?

 諮問機関の学者も我が母校同志社大学の浜矩子教授とか悲観論が好きなひとがいる。

 この先生と悲観の乗宣と呼ばれる高橋乗宣さんが毎年共著で出してる本一覧

『2009-2019年 大恐慌 失われる10年』
『2010年日本経済―「二番底」不況へ突入する!』
『2011年日本経済ソブリン恐慌の年になる!
『2012年資本主義経済大清算の年になる = 2012: The Year Capitalism Unravels』
『2013年世界経済総崩れの年になる! = All Fall Down:The Year of the Great Collapse』
『2014年 戦後最大級の経済危機がやって来る!』

 こうなると吉本新喜劇的な繰り返しパターンのギャグの世界ですね。

② 日本経済研究センターは法人実効税率を10%下げれば2030年までに実質国内総生産(GDP)を50兆円押し上げられるとする試算をまとめた。海外から資本や人材を呼び込むことで、高い経済成長が可能になるという。税収が減った分は追加の消費増税で補うべきだとの考えも示した。

 
 GDPが50兆円も増えれば個人所得税や消費税も自然増収するので、消費税税率をアップする必要ないと思います。

 生産面から見たGDPの計算式と、消費税の計算式はとても良く似ているので必ず連動するはずです。

 また下のグラフのように名目GDPと税収はほぼ同じ動きをするので税収は減りません。なのでこの記事はおかしい。




③ 国際通貨基金(IMF)が日本の消費税率について、「最低でも15%まで段階的に引き上げる」ことを求めた。

 かつての韓国などと違い、IMFに干渉されるいわれは全くありません。逆に出資してる立場です。

 元財務官僚 高橋洋一氏の記事から

「国際機関の報告書という体裁をとっているものの、実質的には日本政府の主張である。よくいえば、日本政府と国際機関の共同作業である。いずれにしても、日本政府の意向に反するものが書かれることはまずない。
IMFについていえば、日本は第2位の出資国である。いうなれば大株主である日本政府を無視できるはずがない。さらに、日本は大株主の力を背景にして、IMFのナンバー2である4人いる副専務理事ポストの一つを確保している。このポストは歴代財務省財務官の天下りポストだ。そのほかにも、日本はIMFの理事ポストも持っており、これも財務省からの出向者だ。理事を支えるスタッフとして理事室があるが、その職員も財務省からの出向者が多くいる。」

ということです。つまり自作自演。

こんな記事をろくに検証もせず垂れ流す新聞は軽減税率を適用されようが、読むに値しないと思います。
昨日は、中小企業の法人税率は意外に低いということを書きました。

法人税率が高かった時代は、役員報酬をたくさんもらって会社の利益を減らす節税がポピュラーでした。


その節税策の根拠は、個人の所得税率よりも法人税率が高いことが前提だったのですが今はどうなのでしょうか?


例えば、1000万円の役員報酬をもらっている人の場合。

この時の所得税プラス住民税は

660万円×30.420%-436478円=1571242円

になります。

具体的な計算過程を知りたい人はこちら 数字が苦手な人は飛ばして下さい。

「まず給与所得控除という領収証のいらない経費が220万円もらえます。

この時点で給与所得が780万円

社会保険料などの所得控除が120万円あるとすると

課税される所得は660万円」


問題はここからで

例えば、1000万円の役員報酬をもらった時点で法人の利益が800万円あったとします。

節税するために、役員報酬を200万円アップしたとします。

法人の利益は200万円減ります。

そうすると200万円×22%=44万円 法人税も減ります。

一方、個人の所得税と住民税はどうなるかというと

累進税率で30.42%と33.483%の税率が適用されるので

結果的に、約625000円 個人の所得税と住民税が増えてしまいます。

つまり、会社の税金は44万円減るけど、個人の税金は62万5千円増えることになります。

こうなると節税にはなりませんね。

ただし、まとめて納付する法人税よりも、月々源泉徴収される所得税、住民税の方が資金繰り的には楽に感じるので、あまり深く考えず役員報酬をあげてしまうケースも実際にはあると思います。リボ払いと同じようなものですね。

それと役員報酬をアップすると社会保険料も上がるケースが多いので、このへんはきちんとシミュレーションする必要があります。
昔は会社の税金って利益の半分持っていかれるというイメージがありました。

現在法人税の実効税率は40%で、それを36%とかに下げようと言われています。


でも、これって大企業の話なんですよね。

実は、中小企業の税率ってもっと低いんです。

26年4月以後開始の法人の表面税率は23.5%ぐらい実効税率は22.2%ぐらいになると思います。(但し※税引前利益が800万円以下の場合です。)

※実際には課税所得800万円以下なので税引き前利益とは少し異なります。

ちょっとややこしいですが一応実効税率について解説しておきます。


会社の利益にかかる税金は

国税の法人税15%と、地方税の法人市民税・法人都道府県民税(法人税の17.3%)及び法人事業税・地方法人特別税(約6%)の5種類です。

単純な税率いわゆる表面税率は

(15%×1.173)+6%=23.595% 

ぐらいになります。これは地域によって若干異なります。

実効税率とは、法人事業税と地方法人特別税の約6%が翌事業年度に損金算入されるため、実質的な税率は下がるのでそれを考慮にいれた税率です。

計算式は

23.595%÷(1+6%)=22.259%

22.259%が中小企業の800万円以下の利益に対する実効税率になります。

なんでこんな計算式になるかは数学の得意な人に聞いてくださいね。

つまり税金を支払っても利益の3/4以上は会社に残ることになりますので、
無理やり節税対策でお金を使うことはやめておいた方が賢明だと思います。


よく保険の営業マンが、実効税率40%で計算した節税保険の提案書を持ってくることがありますが、そんな時は「実効税率って、そんなに高くないですよ!」と優しく突っ込んであげてくださいね。







アベノミクスの第3の矢であろう今年の税制改正の目玉

生産性向上設備投資促進税制

名前だけを聞くと製造業しか使えないように思いますが、
どんな業種でも使えます。

今日近畿経済局の説明会に行ってきました。

想像以上に大盤振る舞いです、利益の出てる会社だったら補助金もらうよりも
効果があるかもしれません。

特徴として挙げられていたのが

①対象者は青色申告者であれば無制限

②対象設備 車両を除くほぼ全て。建物(新築)も可

③税制上のメリットが今までの投資税制と比べて桁違いに大きい。建物でも上限なしで即時償却ができます。仮に1億円の建物を新築したら4000万円の節税効果もありえるということです。


平成28年3月までに設備投資の予定がある方は是非検討されたら良いと思います。
工業界の証明あるいは投資効率5%以上アップという要件がありますが、
意外とハードルは低そうです。

詳しくは経済産業省のHPに、あります。しかしこの書類だけでは分からないことがいっぱいあるので、検討をされている経営者やサポートされる税理士の方は説明会に参加されることをお勧めします。








一昨日、小規模事業者持続化補助金の採択者むけ説明会に参加してきましたが、

当初の募集要項から内容が、コロコロとかわっています。

おばあちゃんが孫にお小遣いをやろうとしてるのに、
お母さんがそれを止めているって感じで
最近の補助金はどうも予算が使い切れないものが多いようです。

それもあってハードルをさげようという努力が感じられます。

例えば当初10万円以上の発注をする場合は相見積もりをとることが必要とされてましたが、

今回の説明会では、10万円以上が100万円以上に変わっていました。

総額で75万円が限度なので、実質的に、相見積もりはいらないことになりました。

昨日書き忘れてましたが、申請書には商工会か商工会議所の公印がいるのでやっぱり加入は必須です。

昨日は、小規模事業者持続化補助金採択者向け説明会に参加してきました。

75万円をチラシ ホームページ作成 新商品開発などに使えば2/3の50万円の補助金が出るものです。


わたしも、キャッシュフロー経営ゲーム「あきんど」で、1次募集の採択を受けました。

1次募集では、2470の応募のうち2138件採択 86.5%の採択率なので、かなり通りやすいと思います。京都府では42件中37件の採択だったそうです。

提出書類がいっぱいあって補助金をもらうのは大変そうですが
以前よりもかなり緩和されてる感じはします。アベノミクス効果ですね。

1次応募 2次受付は5月27日で、まだぎりぎり間に合います。

わたしも1週間前にあわてて書類を作りました

あっ、これは商工会か商工会議所を通したほうが良いので、入会をおすすめします。入会すると日本政策金融公庫の非常に有利なマル経融資なども受けることができますよ。

アベノミクスのせいなのか、最近、日本政策金融公庫が数年前に比べて格段に利用しやすくなっています。

以前は、担保あり、保証人あり、保証人なしの3区分で利息に差が付けられていましたが、

現在は、担保ありと、担保なしの2区分になり連帯保証人は不要となりました。

創業者向けも以前は、自己資金の要件が非常に厳しかったのですが、それが1/10に、

さらに中小企業経営力強化資金を利用すると自己資金すら不要となりました。(税理士などの認定支援機関と一緒に事業計画を策定することが必要)

保証料も不要で利息も安い、いいことづくめのようですが、ひとつ大きな落とし穴があります。

数年前から、日本政策金融公庫は、個人信用情報機関のCICなどに、貸付の情報提供をはじめています。個人借入はもちろん、法人で借入た場合でも代表者保証をしていると、ばっちりと借入額が登録されます。法人で借りた場合でも個人の債務としてカウントされ各金融機関は照会することができます。

法人借入の場合1000万円を超えるようなケースも多いので、住宅ローン、くるまのローンを借りるときやクレジットカードをつくるときに大きく影響してくると思います。

心配な人は、CICのサイトトで1000円支払うと自分の信用情報を調べることができます。
実は私も自分自身の信用情報を調べたことがあります。なかなかスリリングですが、自分がどのように金融機関から見られているのかを客観的に知ることができ安心することもできます。

因みに銀行からの借入は登録されません。

そんななかでオススメなのは、マル経融資といわれるもの、これは商工会や商工会議所を通じて日本政策金融公庫から借りる制度です。こちらはCICに情報を開示していないようです。

金利も安いので、お勧めです。商工会、商工会議所も最近は積極的に動いていますので相談してみられては如何でしょうか?

 ながらく放置状態でだったホームページを久々に更新しました。

自分で作ってたら時間が勿体ないから専門家に頼めと色んな人から言われましたが、自分で作るのが好きなので今回もBINDというソフトで自作しました。

作っていく中で自分の事務所の強みであったり、これからの取り組みや、料金体系など色々なことを見直すことができました。ホームページが出来上がることも大事ですが、プロセス自体に大きな意味があります。

SEO対策などしてないので、直接このサイトをみつけて来られる方は少ないと思いますが、何かの機会で私のことを知って、どんな人間かを知りたい人のために長めの文章を書いてみました。自分でホームページを作る良さは何度も何度も文章を推敲して書き直せることです。

近藤学税理士事務所 のホームページ

このブログの記事がホームページにもアップされますので、
ブログもちょくちょく書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。

Googleの提供するメールサービスGmailはとても便利で、7年ほど前から全てのメールをここに集約しています。

メインで使っている独自ドメインのメールアドレスもレンタルサーバーからGmailに転送しています。

しかし最近レンタルサーバーとGmailの相性が悪くメールが数日遅れて届くなんてトラブルもありました。

そこでレンタルサーバーを経由せず直で独自ドメインのメルアドをGmailで
つかうという大技に挑戦してみました。
Google apps でやります。

ネームサーバーを書き換えるなど結構高度な技が必要ですが、
成功すれば実に快適です。

30GBも容量があるので10年ぐらいはメールの心配はなさそうです。

以前マイケルEガーバー・レイディオというガーバーが起業家に対し電話でコンサルをする番組を聞いたことがあります。


そのなかでガーバーがある起業家に


「君の夢はなんだ?」と質問しました。


その起業家は「店舗を、ロスやサンフランシスコに出店することです。」という風に答えたと思います。


それに対してガーバーは、


「それは夢じゃない、目標だ。」と返しました。


「あなたの中の起業家を呼び起こせ!」に詳しく書かれていますが、アントレプレナー(起業家)の夢は自分以外の誰かのためのものです。

一方、目標は自分事。


昔なつかしい ヒグチ薬局のCM「目標1327店」は、社長の夢ではなく、その通り目標ですね。お客さんにとってはどうでもいいことです。






あなたの中の起業家を呼び起こせ! 普通の人がすごい会社をつくる方法/マイケル・E・ガーバー
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