Mind Shift -6ページ目

Mind Shift

「すべては心(Mind)の持ち方によって変わる(Shift)」

をモットーに、

働くこと、生きること、楽しむこと について

日々の気付きを書いています。


本日は、ピラティスを教えている先生と、
気持ちいい風が流れるカフェでお茶。

筋肉についての面白いお話をお伺い致しました。

         *****

筋肉には、大きく2つに分けて。
赤い筋肉と、白い筋肉があるそうです。

赤い筋肉は、身体の表面に近いところにある筋肉で、
マッチョなボディービルダーの方が鍛えている筋肉だそうです。
瞬発力に優れているのが特徴です。
短距離ランナー的筋肉と言えます。

一方、白い筋肉は、身体の芯にある筋肉で、
インナーマッスルとよく言われている筋肉だそうです。
瞬発力には乏しいものの、疲れにくく、長時間身体を支えられるのが特徴とのこと。
長距離ランナー的筋肉と言えます。

その方曰く、初めて会う人でも、ぱっと見ただけで、
赤/白の筋肉をどう使っているか、大体分かるそうです。
私はやはり、白い筋肉は、ゼロではないけれど、
赤い筋肉に頼っていることが多いそうでした。

         *****

印象に残ったのは、ボディービルダーの方に実は腰痛が多いという話です。

腹筋も背筋も見事に鍛えられているので、
腰痛もしっかり筋力でカバーできているのかと思いきや、
身体の表面に近い赤い筋肉は鍛えているけれど、
身体の芯にある白い筋肉は鍛えていないので、
腰痛はよくあることだそうです。

何だか、たくましいイメージのボディービルダーが
裏では腰痛に苦しんでいることを想像すると、複雑な気持ちになります。。

         *****

生きて行くためには、赤い筋肉も白い筋肉も両方必要ですが、
長く健やかに生き続けるためには、白い筋肉を鍛えることは不可欠とのこと。

仕事においても、瞬発力も、長期的に続く力も両方必要です。
でも、長く生き「続ける」ためには、長期的に続く力は不可欠。

とはいえ、瞬発力だけでも日常的には、
なんとかカバーできてしまうことが多いのは
筋肉も仕事の力も一緒。

では、どうしたら「赤い筋肉」を鍛えられるのか?

         *****

「赤い筋肉」を鍛えるためには、
「白い筋肉」をだまらせるしか方法はないそうです。

つまり、表面の赤い筋肉が力を発揮できないような姿勢になり、
白い筋肉で動かさざるを得ないポーズをとるということ。

仕事で言えば、瞬発力が意味をなさない場面に身を置き、
長期的に続く力を強制的に鍛えるということ。

いつもの自分の勝ちパターンが、「瞬発力」だけに
頼っているなと感じたら、あえて、そのやり方を自ら封じる、
もしくはそのやり方が通用しない環境に身を置いて、
自分が持っている、自分の奥にある力を意図的に引き出していくことも
大切かもしれません。

私の場合、前職の営業時代に提案をする際、
伝えたいメッセージが100%言葉に落ちきっていなくても、
想いを全身にまとい、つたない言葉に身振り手振りを交えて、
最後は熱意で共感を得る、という瞬発力を行使することがままありました。。

でも、そのやり方では通じない場面があるのは明らか。
であれば、しっかりと言葉だけで共感を得る力を意図的に磨くことが必要です。

blogを書くこともしかり、企画のコンセプトをA41枚にまとめることもしかり。

「赤い筋肉」を中心に日々動きつつも、
「白い筋肉」を鍛えていこうと、思いました。

みなさんがいつも頼りにする「赤い筋肉」、意図的に鍛えたい「白い筋肉」は
何でしょうか?

たまには落ち着いて考えてみるのもいいかもしれません。
本日は、師匠から先日紹介してもらった本

自分の仕事をつくる (ちくま文庫)/筑摩書房」

西村桂哲(著)2009年発行を読み進めています。


その中に、

"本人の「解像度」の高さが、その人のアウトプットの質を決める"

という一文があります。

解像度とは、物事を見る精度です。

例えば、イヌイットは雪を示す
100種類の名前を持っていて
それらを使い分けているそうです。

雪の世界で暮らすためにはその雪を高精細に見分け、
伝え合う言葉が欠かせないからです。
雪に対する解像度が高い、と言えるとのこと。

また、優秀なピアノ奏者に、
「優れた音楽家にとっても最も重要な能力は何か?」という質問をすると、
迷わず「聴く能力」と返ってきたそうです。
自分が出している音を聴き取る力がない限り、その先への進歩はない。
もし「自分は十分にいい音が出せている」と感じたら、
そこがその人の音楽の上限となる、とのこと。

つまり、
自分の世界をいかに高い解像度で見ることができるか。
その解像度の高さが、アウトプットのクオリティーを決める
といっても過言ではなさそうです。


この考え方を応用すると、例えば
blogの場合

参考にしたい他の人のblogや、自分の
blog
どれだけ高い解像度のレンズを通して見れるかによって
クオリティーが左右されそうです。

極端な話、超粗い解像度のレンズ、
つまり、ある一定の分量の日本語が書いてあるかどうか、
というレンズだけで見れば、ほとんどのblogは同じ。

「自分のblogも十分な量の日本語が書いていてある、だからOK」
としてしまえば、それで終わりです。

そうではなく、「タイトルの付け方」「導入の言葉の選び方」
「全体の構成」「文章のトーン」など、blogを見る目線を
細かく、細かくして、つまり
解像度を高めてみていくと、
目指すblogと現状のblogのクオリティーのギャップ、
何に注力すべきか、という道筋が見えてきます。

解像度高く見る、というのは、「粗」もよく見えるので怖いことでもあります。

(テレビで顔がアップになると、ぱっと見、どこからみても
 実年齢より10歳以上若く見える女優さんの首もとにしわがよっているのが
 見えてしまうように、、、汗)

でも、

"本人の「解像度」の高さが、その人のアウトプットの質を決める"

のであれば、解像度を高めていくことは必須不可欠なサバイバル力と言えそうです。

自分の仕事、キャリアについても同じ。

目指す世界をどこまで精度の高い解像度で見れるか。

自分の現状をどこまで高解像度で直視することができるか。

まずは、ここにしっかりとパワーを割きたいと思います。

本日は、日中の15時過ぎという、暑い時間にとある川沿いを歩いていました。

駅に向かう途中、手持ちの水がなくなり、
耐えきれず、冷たい飲み物を求めてカフェに駆け込みました。

救世主となるはずのカフェでしたが、
「禁煙席はありますか?」という問いに
「うちは全席禁煙なので」とぶっきらぼうに言われてから約50分後、
残念な気持ちになって出てくることになりました。。

なぜかというと、理由はいくつかあるのですが、
自分の器の小ささを棚に上げて考えると、、
こんな理由があげられます。


①注文したものが出てくるのが遅い

10組くらいのお客に対して、ホール2名、厨房5名いる中、
シンプルなアイスティーが出てくるのに10分以上かかる。
さらに、アサイーボールという日を使わず材料を混ぜるだけで
つくる軽食が出てくるのに30分かかる。

②外から見ると立派なのに、中からみるとちゃっちい

外観はおしゃれ、かつ値段もおしゃれカフェの価格である割に、
出てくるコップが100円マックより、ちゃっちいプラスチック。。

③内輪だけで盛り上がっている

席から見える厨房では、スタッフ同士が冗談を言い合ったりして
笑っているのが見えました。また、会計をクレジットカードで頼んだところ、
カードの使い方を新人スタッフに教えながらやりはじめるため、
サインをするまでに時間がかかる。居心地が悪いので一刻も早く出たい中、
「お待たせ致しました」の一言がなかった。。


残念ながら二度とそのカフェに行くことはないと思います。


逆に、また行きたいと思うカフェは、少なくとも

①注文したものは早く出てくる
②外から見たのと同じ雰囲気が中でも感じられる
③内輪で盛り上がることなく、こちらのテンポやリズムを優先してくれる

という点は押さえられているように思います。


カフェであれば、人通りの多い道に面していれば、
毎日一定程度の新しいお客様が来るであろうと思われるので、
2回目はこないお客様が多くてもよいのかもしれません。

しかし、これを仕事というサービスを提供する立場に
置き換えて考えてみると、

①注文頂いたものをスピーディーに(相手が欲しいタイミングで)提供する

②外から見たのと同じ品質を、実際のサービスで提供する(期待値を下回らない)

③内輪で盛り上がらず、相手が何を求めているか?どういう提供のされ方を
 求めているかを把握し、優先させる

ということが大切かもしれないと思います。
愚直にやればやるほど、"カフェの常連さん"ができて、
大きなお店を構えることもできるようになりそうです。


人の振り見て我が身を直す。
言うは易しですが、いざ、自分に置き換えてみると中々ハードルは高いようです。

でも、"常連さん"が沢山くるような自分カフェを創った方が
ずっと楽しそうなので、日々、居心地のよいカフェを目指して
がんばっていきたいと思います!



本日は最終出社日ということで、
昨日書いたお手紙と共に、会社へご挨拶に行ってきました。

8月以降も少しお仕事を頂いたりする予定なので
関わりが完全に消える訳ではないのですが、
6年強働かせて頂いた区切りのご挨拶でした。

             *****

幸いなことに、多くの方に、
お一人おひとり直接お話させて頂くことができました。

分単位で働いている中で、時間を頂く、というのは
本当に貴重なことで、懐の深い方々ばかりです。

有り難いと思うと同時に、それぞれの方が、
それぞれの人生や仕事の時間を生きていらっしゃるのを
改めて感じ、

有能である訳でも、人望が高いわけでもない、未熟な自分は、
これから何もしなければ、「去る者日々に疎し」状態になり、
ご縁を失いかねないことを強く感じました。

このまま、特段何もせずとも自然とご縁を続けて頂けそうな方は、
どんなに多くても1/3程度、というのが感覚値です。
(自分の非力、小物っぷりにとほほ、です)

             *****

「ご縁」という言葉で思い出されるのは、次の言葉です。


「「小才は、縁に出会って縁に気づかず。
  中才は、縁に気づいて縁を活かさず。
  大才は、袖触れ合う他生の縁もこれを活かす。」


平成進化論の鮒谷さんにご紹介頂いた言葉です。
(意味はこちらのメルマガをご覧下さいませ)


今回の場合、同じ会社でお世話になったので、さすがに
「縁に出会って縁に気づかず。」ではないものの、
「縁に気づいて縁を活かさず。」になりそうです。

「エスプレッソなご縁」と思っている会社関係の方ですら、
こんな状態ですから、いままで「袖触れ合」った方とのご縁を
つむいでいくのは相当にハードルが高そうです。


             *****


どうすればよいか。

季節のお便りを出すのも、やっていきたいですが、
やはり、毎日、押しつけでないご挨拶をできるのが一番です。

鮒谷さん曰く、メールマガジンはご縁を育てるのに最適であるとのこと。

なかなかblogもろくに書けないままですが、
メールマガジン発行も本格的に視野に入れたいな、
と改めて感じた、退職日でした。



みなさんは、メールマガジンを発行していらっしゃいますか?

まだの方。これもご縁と思って(無理矢理の結びつけ?)
共に発行を目指す動きをご一緒できれば幸いです。

本日は、朝一番に年に1回の歯医者へ。

1回約3000円、合計2時間弱で、
虫歯チェックと、歯石除去などのクリーニング、磨き方指導を
してもらいました。

中学生の時に視力を落としてしまって以来、
眼鏡やらコンタクトやらで時間と労力、お金を割いているため
せめて歯だけは守ろうと、定期的に受診しています。

みなさんも予防医療として、いかがでしょうか?


         *****


本日は、久しぶりにカフェにこもり、終日、お礼状を書いていました。

7月末にて、6年強お世話になった会社を辞めるため、
お世話になった方へ、お一人ずつお礼状をしたためています。

その数、社内の方で60名分ほど。
社外の方も含めると100名近くです。

お礼状を手書きで書く、というのは、ちょっと非日常体験でした。

まずは、紙とペンがなければ始まらないので、買い物へ。
先日は、鳩居堂やらLOFTで、便せんと絵はがきを大人買いし、

郵便局でも、夏らしい記念切手を大人買い。
今後も、手書きのお手紙をお送りする機会があるかも、と思い、
文房具店にて、手軽な値段で、でも書きやすい、太めの万寧謐も購入してみました。

普段はあまり店頭で買い物をせず、ネットで済ませてしまうのですが、
お店に出向いて、受け取った方にどんな風に手に取っていただきたいかを
想像しながら紙の質感、柄など、一つひとつのアイテムを時間をかけて見比べ、
購入するのは、自己満足ではありながら、とても楽しい一時でした。


         *****


そしていざ、お手紙を書き始めるときは、お気に入りのカフェへ。

いつ、どこで書いても構わないといえば構わないのですが、
落ち着いて、感謝の念を込めやすい、快適な場所を選ぶのは
意外と大切なことだと思います。

お一人おひとり、顔を思い浮かべながら、つたない言葉で書いていると、
すらすらと言葉が出てくる方もいれば、色々なことが思い出されて
中々言葉に紡ぎ出せない方もいます。

いずれにせよ、約100名の方にお礼状を書く、というのは
なかなかの大仕事です。
やればやるほど生産性が上がる、という世界ではないので、
とても1日では終らりません。
1週間、2週間とかけて、意識的に時間を設けて書いてゆく感じです。

この1、2週間は、とにかく合間を見つけて、書いていたので、
非常に慌ただしかったです。



         *****


わざわざ手書きをせずに、メールでお送りしてしまえば、
コピー&ペーストもできて、圧倒的に速くできるのですが、
やはりとてもお世話になった方々には、直接ゆっくりお話できないなら、
せめて手書きでお伝えしたいと思ってしまいます。

途中でメールにしようと1,2回思いましたが、
いやいや、ここは初志貫徹でお手紙で、、と思い直すこともありました^^;

「ご縁を大切に」とは、よく自分に言い聞かせるものの、
いざ、具体的に大切にしようとすると、
このように、効率化とは無縁の世界が現れてくることはしばしばです。


私でさえも、一時期に100のご縁に、心からのお礼を伝えたいときがあるなら、
各界でご活躍されている方は、一体どれほどの数のご縁を
どのように維持されているのだろうと、不思議に思わずにはいられません。



         *****


とほうにくれていても仕方がないので、
私が自分なりに定めた、ご縁を大切にする考え方は、

「ご縁の濃さによって、コミュニケーション方法を使い分ける」

というものです。


①エスプレッソなご縁

 ⇒ 一番濃いご縁。つまり、対面コミュニケーションが基本となる方々。
   対面ではできないときは、電話か手書きのものでご連絡する。
   全体で約500名いらっしゃるご縁のある方々のうち、
   このエスプレッソ組は約100名、全体の2割です。


②ブレンドコーヒーなご縁 

 ⇒ 対面でコミュニケーションを取ることもあれば、メールやFacebook上で
   必要なタイミングでやりとりをする方々。
   対面で2回以上お会いした方はこのゾーンに入るイメージで、
   一番人数が多いゾーンです。感覚値ですが、約300名、6割ほどです。
   このご縁の方々とは、FacebookやBlogなどを通じて、隙間時間に、
   近況を共有しあう関係が多いように感じます。


③アメリカンなご縁

 ⇒ 対面で1度だけお会いした方々。あるいは、以前は頻度高く
   お会いしていたが、疎遠になってしまった方々。
   何気にこういう方もいらして、残り約100名、約2割のイメージです。
   現状は、何か大きな出来事があったときにだけ連絡を取る方々です。
   このご縁をもう少し豊かなものにする、つまりカフェラテなご縁に
   持って行くためには、やはりもう一度対面でお会いする機会が欲しいです。
   そのためには、会うきっかけとなるものが必要です。

   

ご縁に濃淡をつけるなど、不謹慎、というおしかりもありそうですが、、
まずは「いまの現状は、①のエスプレッソご縁は大切にできているが、
②や③はおざなりになってしまっている」という形に、ありのままを認識
することから始まるものだと思いました。

「ご縁の濃さによって、コミュニケーション方法を使い分ける」

みなさんは、どのようにご縁を大切にしていらっしゃるでしょうか?

今日ももっと研究をしてみたくなるテーマでした。