現在、お出かけブログをお休みさせていただいております。
日々の小さな楽しみを見つけて書いていきます。
◆ 母との梅しごと① 2020 忘備録
母が結婚してから、ずーっと毎年梅干を漬けていました。
我が家はずっと梅干しは買ったことが無く、ずっと母が漬けていました。
でも、そろそろ大変なので私に譲りたいと。
今まで土用干しの時くらいしか手伝ったことが無かったので、急にそんなことを言われても無理!
というわけで、昨年から徐々に修行。
といっても、昨年は言われるがままやっていたので、今では全く思い出せない感じに(笑)
そこで、今年はできるだけ作業を記録に残し、来年こそは私が主導で梅干しが漬けられるようにマニュアル作りをしたいと思います。
なので、自分の忘備録も兼ねています。
地味な記事になりますがご了承ください。
そして、今回記事にした梅干しの漬け方については、あくまで母の自己流であり、皆様にお勧めするものではありません。
それぞれにいろいろな漬け方もあると思うので、あくまで「そういうやり方もあるのか」程度に見て頂けたら幸いです。
マニュアルはぜひ、著名な方の本やサイトなどをご利用ください…(笑)
2020年6月17日
少々出遅れ気味でしたが、なんとかスーパーで南高梅を入手。
売り切れのお店も多かったので、来年はもっと早く動かなくては。
和歌山県産 南高梅 4キロ
群馬県産 赤しそ 3袋(+事前に買ったもの2袋)で合計5袋
漬かったら「ゆかり」を作りたいので多めです。
まずは梅を洗います。
母が「これは梅専用」と言いながら、物置から巨大なザルとタライ?を出してきました。
梅しごとは金属はダメなので、プラスチックなのだそうです。へー。
表面のざっと泥汚れを落とし、5~6粒ずつ丁寧に洗って、ざるにあげて水を切ります。
梅の甘ーい香り。
このままパクっと食べたくなるようないい香りです。
次は桶の準備。
去年は2キロだったので、カメに漬けましたが、今年は4キロなので木の桶で。
木の桶?そんなのあったっけ。
桶にゴミ袋をかぶせます。
これはあくまで汚れ防止のもの。
その上に、漬物専用の袋を2枚かぶせます。
ここで登場するのがアルコール35%の「果実酒用ホワイトリカー」。
これで梅にカビが生えないように漬物用袋などを消毒します。
漬物袋の中にホワイトリカーをちょっと入れます。
袋をちゃぷちゃぷ動かして、中を出来るだけ消毒します。
2枚の袋をそれぞれ消毒します。
ご存じの通り梅干しは保存食ですが、母曰く「昔みたいに塩辛くしないのでカビ無いように消毒をしっかりしないと」と。
袋を消毒し終わったら、袋の中のホワイトリカーを桶に。
桶をぐるぐる回して、出来るだけ全体を消毒します。
袋がかかるので、直接梅が桶に触れることは無いのですが、念のためです。
っていうか、ゴミ袋をかぶせる前にやった方がいいね(笑)
もういちどゴミ袋を戻して。
もう一枚の袋に入っていたホワイトリカーを、今度はかぶせたゴミ袋の中に入れ消毒します。
梅酢が2枚の漬物袋からあふれて、ゴミ袋まで来ることがあるそうですが、ゴミ袋の中に入った梅酢は使いません。
既に消毒が終わっている漬物袋を2枚かぶせます。
これで桶の準備は完了。
次は、先ほど洗ってざるにあげていた梅を拭きます。
今回はキッチンペーパーで拭きながら、つまようじでヘタを取っていきます。
拭き終わってヘタを取った梅は、さきほどの準備した桶に入れます。
目にもとまらぬ高速で梅を拭く母…というほど早くはない。
おしゃべりが止まらず、逆に手が止まりがち(笑)
全部拭き終わったら、桶の中の梅に、ホワイトリカーをぐるりとかけます。
塩を量って入れます。
今回は「天塩」。
4キロの梅で300gの塩を使いました。
10%では塩辛いというので減らしました。
赤しそを大量に入れるので、その塩分も足されるから大丈夫とのこと。
それでも結構な量の塩ですね。
袋をバッサバッサと振り回し、梅全体に塩が回るようにかき混ぜます。
漬物袋の口をひもで縛るのですが、そのビニールひもをホワイトリカーで消毒。
そこまで徹底するのかーと関心するやら怖いやら。
一袋目の空気を抜き、口をねじり上げます。
そこを先ほどのひもでぐるぐる巻きの蝶結びに。
さらにその外側の袋も、空気を抜き、口をねじります。
外側の袋の口はさらに厳重にしばります。
根元をぐるぐる巻き蝶結びにした後、それをねじって折り曲げ、さらに結びます。
これでとりあえず完成!
4キロの梅を見た母は、「なんか物足りないなー」と。
何しろ全盛期は10㎏以上も漬けていたんだそうです。すご。
上からビニール袋を2枚かぶせて蓋にします。
その上に10キロの重石を乗せます。
重石は、ビニール袋に入れてから乗せます。
さらに上からビニール袋をかけて、虫が入ったりしないようにひもでぐるぐる巻きにします。
この状態で2週間から20日くらい。
水が上がってくるまで外の屋根のある直射日光が当たらない場所に置いておきます。
さて、あと少し。
今度は赤しそを準備します。
なるべく裏が緑じゃない、紫色の濃い赤しそがいいんだそうです。
この赤しその葉っぱだけをむしります。
小さな先端の赤しそは茎も入れますが、それ以外は茎はぎりぎりまで取ります。
結構うらが緑のも多かったです。
そしてすごくたくさんに見えるけど、塩でもむのですごくちょっとになります。
まずは、泥や虫などを落とすようにきれいに洗います。
結構汚れているので丁寧に洗います。
あとは、ボウルに赤しそを小分けに取って、塩を入れます。
あとはひたすら揉みます。
灰汁を出すためです。
絞ったら灰汁を捨てを繰り返して、出る水の色が明るい赤紫色になるまでよく揉みます
分けて絞った赤しそをまとめ、最後にもう少し残った灰汁を出します。
そうしたら、よーく絞ってガラス瓶などに入れて、梅が漬かるまで保存します。
と、まあこんな感じでした。
何のことやらなのに、最後まで読んで下さってありがとうございます。
次の梅しごとは2週間から20日後なのだそうです。
その時にまた書きます。
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オマケ☆
10年分のブログの中から「梅」でブログ内検索をしてみました。
2018年12月、クリスマスプレゼントに母が大好きな味噌煮込みうどんを食べに行きました。
煮えたぎる味噌煮込みうどんを、母がとってもおいしそうに食べていました。
もしお時間があったらご覧になってみて下さい。
https://ameblo.jp/mimimisuke/entry-12425798639.html