夏の青春18きっぷを使って、千葉県のいすみ鉄道あたりを旅しています。
少し間が空いてしまったので、①と②を下記に載せておきます。
まだご覧になっていない方は、ぜひこちらからお願いいたします。
今回は、いすみ鉄道のスイーツ&ワイン列車に乗っているところからです。
車内アナウンスが流れ、進行方向右側を見るように言われました。
車窓には、ムーミンの仲間たちが、釣りを楽しんでいるというのです。
え?ムーミン?
減速してくれるサービスは無いらしく(笑)物凄い速さで通り過ぎてしまいました…。
…早いわね。
突然なぜムーミン谷が現れたかと言うと、このいすみ鉄道はムーミンとコラボして「ムーミン列車」などを走らせているのです。
私達が乗ったのは国鉄時代の古い車両ですが、ムーミン列車はムーミンのイラストがついていてかわいいんです。
後半に出てきますので最後までぜひご覧になって下さいね。
景色の良い場所をぐんぐん通っていきます。
緑が綺麗。
田んぼと山が見えてきた「国吉 くによし」という駅で、8分くらい停車しました。
ムーミンに会えると聞いて、カメラを持って飛び出しました。
…ん?
おっ、おう…。
あっちにも何かあるけど…ちょっと遠いな。
あ、やっぱり誰かいるみたい。
振り向くと、青空に白い雲、そして古い列車。
ああ、列車の旅っていいなぁ。
楽しいなぁ。
あと数分あったので、国吉駅舎へ行ってみました。
相当昔の事ですが、列車で北海道を旅した時のことを思い出しました。
懐かしすぎるよ。
いすみ市商工会館の隣が駅舎。
あっちまで渡らなくちゃ。
かわいいぞ。
そしてこの駅には、ムーミンショップがあります。
もちろん、いすみ鉄道とのコラボグッズもありました。
ハーブティーにマグカップ、キーホルダーのようなものもありました。
わ、停車時間が…!
慌てて戻ります。
間に合ったー!
そしてまた列車が走り出しました。
カメラを構えた人たちがたくさんいました。
ここは有名な踏切で、そこを通るこの列車を撮ろうとしていたようです。
「第二五之町踏切」という踏切で、遮断機の無い小さな踏切なんです。
田んぼの中、遮断機の無い小さな踏切、古い車両の列車…というのが絵になるんでしょうね。
城見ケ丘という駅では、「大多喜城」の姿を見ることが出来ました。
列車は「上総中野 かずさなかの」まで行くのですが、ほとんどの方がその手前の「大多喜 おおたき」で降りるようです。
観光スポットも多い場所なので、私達も大多喜で降りることにしました。
こんなに古い列車に乗れることはなかなか無いと思うので、とても楽しい思い出になりました。
バイバイ、またいつかね!
向こう側に黄色い列車が停まっていました。
そうそう、あれがムーミン列車です。
ヘッドマークがムーミンのキャラクターになっているのが見えるかな。
壁面にもムーミンだ。
ああ、行ってしまった。
そしたら、私達が乗ってきたレストラン列車も出発、スタッフの方々が窓から手を振っていました。
ありがとー!楽しかったよー!
じーん…。
いやいや、いつまでもジーンと感傷に浸っているわけにはいきません。
何しろ、いすみ鉄道は1時間に一本くらいしかないので、帰りの時間を考えるとあまりゆっくりできないのです。
まずは駅から出まして。
時計台のついた、かわいい駅舎です。
そして、道路を挟んで目の前には…
「大多喜町 観光本陣」?
つまりは、観光案内所って感じでしょうか。
やっぱり大多喜はいつきてもいいなー
…って自分で言っちゃう。
そして、謎の女性(笑)
中は大多喜町を中心として、この近隣のお土産がいろいろありました。
長かぼちゃ?
長すぎてちょっと怖い。
もう午後だったので完売していたお弁当。
わあああ、「野菜寿司」に「しょうがめし」だって。
これ、素朴で絶対美味しい奴よね。
食べてみたかったな。
このあたりはタケノコや猪肉が名物らしく、どっちもカレーになってました(笑)
イノシシといえば、こんなのも売っていました。
ウリ坊まん。
いやあ、かわいいぞ。
でも、冷凍品はね。
何しろ自宅へ帰りつくのは6~7時間後ですもん、やっぱり無理よね。
そしたら。
1個なら3分でアツアツを提供してくれるって。
やったー!
速攻でお願いしました。
その裏側にイートインスペースがあるからと行ってみると…
ぎゃ。
びっくりしたー。
身長1メートルくらいある大きなお人形でした。
どうやら地元にお住いの藤田邦子先生の作品らしい。
人形たちにはぱっちりとつけまつげまでついていて、何とも表情が豊か。
きっと入口で人力車に乗っていたお嬢さんも、藤田先生の作品ね。
大多喜町のキャラクター、おたっきー。
おたっきーって(笑)
でも、きりりとしてかわいいよ。
あ、兜には大多喜城とタケノコが。
甲冑も飾ってありました。
そうこうしているうちに、ウリ坊まんが到着!
ウリ坊まん 250円
このかわいさは罪でしょ。
味はいわゆる肉まんなのですが、食べた後少しだけ野性的な香りが鼻に抜ける感じ。
皮がフワフワでおいしい!
今回はおなかがすいていなかったので2人でシェアしましたけど、次は1個まるまる食べたいなと思ったのでした。
パンフレットもたくさんあったし、係の方も熱心に質問に答えていました。
大多喜町を観光するときは、まずここに寄るといいですよ!
あ、そうだ、私達には次の列車まであと1時間くらいしか無いんだった。
目的地へ急げー!
大多喜町のマンホールのふたが飾ってありました。
やっぱり大多喜城よね。
隣の建物には、昼間なのにぼんやりと街燈が。なんだこれ。
案内板を読んでみると、この建物は「天然ガス記念館」。
そして、この街燈は、千葉県産の天然ガスで灯る「ガス灯」なんですって。
わ、千葉県産の天然ガスってなんかすごい。
そして、ここ大多喜町は、国内で初めて液体状の天然ガスが発見された場所なんですって。
それでここに記念館が出来たんですね。
残念ながら今回は時間が無く見学できませんでしたが、見学無料という事なので観光に行かれたら、ぜひのぞいてみてください。
さて、これから大多喜町で気になっていたところへ、少しだけお散歩に出るのですが、今日は長くなり過ぎました。
というわけで、次回は、この続きで完結編とさせていただきます。
またぜひご覧になって下さいね。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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