唾液腺のつまり(唾石症)その後
先月、唾石症の経過観察で大学病院の耳鼻科を受診しました。
超音波検査の後、受診です。
(前回診ていただいた先生は都合があわず、違う先生です。)
先生 「その後どうですか?」
私 「腫れるほど唾液が溜まるということはなくなりました。ただジワーっと張ったような感じなるようなことはあります。石があると言われた左側よりも右側のほうがよく感じます。」
先生 「どんな時に感じますか?」
私 「食事の時と、あとは朝起きたときです。」
先生 「あーなるほど。超音波の結果をみると、石はなくなっているようです。何か悪いものが写っているということもないので安心してよいと思います。」
「石が出た!」という認識はなかったのですが
お正月ころから頬が膨らむほど唾液がたまるということはなくなっていて
もしかしたら知らないうちに出たのかな!?と思っていたのですが
石はなくなっていました
そして「悪い物はない」という言葉にほっとしました。
先生 「ステノン管(唾液腺の管)の唾液を排出する機能が落ちると、夜寝ている間や食事のときに唾液が溜まりやすくなります。張りを感じるのはそのせいでしょう。
放射線治療もしていますしね。
ただこれは薬などの治療法はありません。
溜まったときにマッサージをすると楽になるという患者さんもいらっしゃいます。」
なぜ石のない右側も張りを感じるのかずっと疑問だったのですが
この説明で納得がいきました。
甲状腺外科の主治医はRI治療から時間がたっているので今回の件は関係ないのでは?という意見でしたが
耳鼻科の先生二人に放射線治療の影響を指摘されると、やはり関係はあるように思います。
私は一年半くらい前に100ミリキュリーのRI治療を受けたのですが、
その後主治医から2度目のRI治療の話はでませんでした。
そこで、2回目は受けなくてよいのですか?と聞いたところ
「本当だったら検討してもよいのだけれど、受け入れ先の病院(他県)がコロナで大変な状態なので難しい」
とのことでそのまま立ち消えになりました。
今思うと2回目受けなくてよかった。
治療も辛かったし、さらに唾液が減ったり詰まったりしたら、普段の生活が
頸部の違和感と同じく、唾液腺の不調とは一生のお付き合いになりそうだけど
とりあえず石も出たし、張りの原因もわかったので一安心
唾石症での耳鼻科の受診は今回で一旦終了、また何かあったら改めて受診ということになりました。
定期健診(術後1年9か月)と唾液腺の詰まりその後(FT4⇒TSH修正しました)
12月に入り甲状腺外科の定期受診がありました。
今回は超音波検査と血液検査+受診です。
超音波検査の際に、唾液腺が詰まる症状を技師さんにお話ししたところ
そちらの方も超音波で見てくださいました。
そして主治医の先生の受診。
(私が通う大学病院では先に検査があり、結果がでてからの受診になります)
超音波の結果、唾液腺の詰まりは「唾石症の疑いあり」とのことで耳鼻科に紹介状をいただきました。
(以前の放射線ヨウ素内服療法との関係性は時間がたっているので関係ないでしょうとのことでした)
そして甲状腺癌に関してはリンパ節転移らしきものは大きさの変化はなし。
血液検査の結果のサイログロブリンは前回よりも更に下がって2.0を切っていました。
FT4TSHの値は前回0.01Lより上がって0.04Lだったので
FT4TSHが前回より高いのにサイログロブリンが下がっているのは良いことで、さらに2.0を切るとちょっと安心できるとのことでした。
(FT4TSHついては骨粗鬆症との関係で0.1を下回るとよくないとも言われていますが、この辺りは病状や病院の方針によるとおもいます。私の場合はもともと骨量が少ないのでエディロールも処方していただいています。2.0という目安も放射線治療等を経ての場合ですのでおそらく状況によって違うと思います)
※TSHをFT4と勘違いして書いていたので修正しましたすみません
甲状腺がんについてはちょっと安心できる検査結果でした。
そして唾液腺の詰まりですが、
最近は膨れ上がる程ではないのですが、ジワーっと痛くなったり
なんとなく腫れぼったくて触ると痛かったりといった事が続いていました。
超音波の結果では
左側は唾石症(腎臓結石とかのように唾液腺に石が詰まっている)の疑いあり
右側は特に所見なし
とのことでした。
そして後日紹介していただいた耳鼻科を受診。
耳鼻科の先生に触診していただいたり、写真撮影をしていただきました。
結果
「左側はやはり石があるようです。
ただそれ程大きくなく出口に近いところのようなので、唾液が多く出るように酸っぱいものやガムなどを取ってマッサージをしてみてください。
それで自然に排出されるかもしれません。
一か月後にまた様子をみて今後の方針を決めましょう。」
ということになりました。
石ができる原因には唾液の減少もあるので
放射線治療で唾液が減少しそれが関係している可能性はあるとの事でした。
右側も痛むことがあるのですが、それについては今のところ特に悪いところはなさそうです。
1か月後の受診まで、自然に石が排出されるのを祈ってガムを沢山かむことにします。
甲状腺外科の次の受診は4か月後で来年の4月、次はCT検査もあります。
サイログロブリンがまた下がってるといいんだけどなぁ。
反対側の耳下腺もつまる
左の耳下腺が詰まりがちになって唾液が溜まるようになって1か月以上。
膨れるほどに唾液が溜まることはないものの
食事の時に痛むときもしばしば…
そして反対側にも同じような痛みが現われて
ついに前と同様に唾液が溜まってプクーっと腫れあがりました。
今度はしばらくたって唾液が流れても
ちょっと腫れてる…
そこで再度近所の耳鼻科を受診。
「今回は耳下腺自体がちょっと腫れているようなので
抗生物質を出しておきますね。
これで良くならなかったり
繰り返すようだったらCTとか検査が必要になるかもしれませんが
あまり心配しなくていいと思いますよ。」
とのことで抗生物質(メイアクト)が1週間分でました。
まだ2日目だけど
良くなった気配はなし…
左と違ってたびたび膨れるし
唾液がすくなくなっているみたい。
前回コメントで
「唾液がすくなくなってパンが食べられなくなった」
と教えてくださった方がいらっしゃるのですが
まさにパンを食べようとしたら
「パサパサして飲み物がないと飲み込めない」
ただ、なぜか夕食時は比較的調子が良くて
痛くならないときもある…
RI療法から1年以上たっているし
原因が何であれ現状は変わらないけど
副作用なのかはちょっと気になります。
(大学病院の定期健診でも聞いてみようとは思いますが
12月なのでまだちょっと間があります)
良くなるといいんだけどなぁ