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アメリカでしのぐウエイトレスのブログ

バカヤロー!って叫びたいときだってあるんです…。

アメリカに住んでいると、


何でこんなことになるのか、意味分からん…。┐( ̄ヘ ̄)┌


という問題を抱えることが、多々ある。 そりゃもう、大きなものから小さなものまで多種多様。

そして、大きかろうが小さかろうが、自分のせいであろうがなかろうが、それらを解決するには、多大な時間と労力を要する。


それが最近、リビングルームの蛍光灯が切れてしまったのに、カバーが開けられず交換できない、といった悩みのほか、特に何の問題もない、という、アメリカ生活では、実にラッキーな日々を過ごしていた。


そこへ、降りかかった災難。多分、我が家の今年の三大事件に数えられることになるであろう大問題。


ったく、またか…。(-_-メ


と、問題解決に向けて走り回った翌朝、食あたりか、ストマックフルーか、疲れからか、私は突然、



便器に座ったマーライオンとなった。orz




ついてねえ。(-""-;)


で、2日間の休養を経て、職場に復帰。



すると、今までは、仕方ない、どーでもいいや、とやり過ごしていた、客の小さなワガママや、同僚のちょっとしたミスに、いちいちイラッとする。



どーしちゃったのかしら、私。


腐った食べ物の毒か、インフルエンザ菌が脳にまわったか???


二日も休んでリフレッシュしたんだから、心にゆとりがあったっていいはずなのに、なぜこんなに過敏に反応する?



だいたい、ここのところ、いつもヘラヘラとダイニングを歩き回って、それほどストレスなく働いていたのに。




あまりストレスを感じさせないように、目に見えない何かで自分を守るクセがついていたのかも。

ストレスを与え続けられて、そういう自己防衛本能が働いたのかもしらん。


二日も寝て暮らすなんて、慣れないことはするもんじゃない、ってことか。orz



一応職場復帰は果たしたが、ヘラヘラウエイトレスに戻るには、もう少し、周囲からストレスを与え続けられる、というリハビリをしなければならないようだ。



出来上がった料理を運んだとたん、まだ一口も食べないうちから、


塩とコショウをもってきてくれ


と、のたまう客ってたまにいる。



せめて味見てから言えよ。(-_-メ



と、いつも思う。




もってこい星人が要求するものは、塩コショウにとどまらない。


なんにでもレモンを絞りまくる客、スシを食べるのに多量のゴマを必要とする客、どんな料理も激辛に変身させる客、これってみな、出身国のお国柄がでていて興味深い。多民族都市LAならではの光景。

もちろん、個人的嗜好の問題である場合もある。

スシだろうが刺身だろうがテリヤキだろうが、なんでもタバスコをかけて食べる常連客。私達は影で、怪獣タバスコンと呼んでいる。о(ж>▽<)y ☆



そして、レストランには、別の種類のもってこい星人も存在する。


頭痛がするので、アスピリンをもってこい。

メニューの字が小さすぎて読めないので、老眼鏡を貸せ。

紙おむつはないか。

ミントキャンディーをくれ。


レストランはコンビニエンスストアじゃない。


ある女性客、席につくなり、


キャンドルを持ってきて。( ̄^ ̄)



ディナーの時間になると、テーブルに置かれる小さなキャンドルのことらしいが、私の職場には、そのようなものはない。キャンドル置くと、メニュー燃やされたりするし。(←事実です)


ない、と断ると、あからさまな不満顔。

そんなことで不機嫌になるなって。


いつまでゴネてると、盛り塩に誕生日用のちっさいろうそく立てて持ってくるからな。(-""-;)



またある女性客、席につくなり、


あら、お花はないの?(((゜д゜;)))



お花ですか?(;^_^A



そうよ、ふつうテーブルに飾ってあるもんでしょ。(`Δ´)



そりゃ、そんなレストランだってある。でも、それがすべてじゃないでしょうが。

ふつうっていうあんたが、ふつうじゃない。


全人類が自分と同じ考え方をしてる、同じ価値観を持っているという思い込み。さすが世界の警察、アメリカ人。orz






別の日。女性グループ客の一人が、小さな花瓶に入った花を持ってきてテーブルの上に置いた。


どなたかのお誕生日パーティーですか?(;^_^A


と、尋ねてみた。


するとその女性客。


いいえ、誰の誕生日でもないわ。こないだ来たとき、お花なかったでしょ。だから、自分で持ってきたのよ。

( ̄^ ̄)



あ、あの時の、花出せ星人か。(-"-;A



当人かなりご満悦だが、紙袋からおもむろに出された花瓶をテーブルの真ん中にドンと置かれて、仲間の客はリアクションに困っていた。

忙しいときの、アメリカのスシレストランは、まるでのり巻き工場のよう。


ふだん、おしゃべりが大好きなスシマンたちも、ただ黙々とへなちょこロールを巻き続けるのり巻きロボットとなる。



これ、見たことがない人には伝わりにくいが、日本のすし屋から想像すると、かなり異様な光景だと思う。

その異様な光景のカウンター越しに、さらに異様な風景を作り出すカップル客。



スシバーの片隅で、なぜかさめざめと泣くおばちゃん客。そして、その隣には、ただ黙って彼女の背中をさすり続ける、おじちゃん客。たぶん夫婦なんだろう。



ケンカでもしたのか、とも思ったが、どうもそんな感じではない。2人の世界に浸りきっているし。



どうしましたか? 極悪非道のスシマンがあなたに何かしましたか?

(;^_^A


とでも、尋ねようと思ったが、というか、尋ねるべきなのだろうが、注文をとって、出来上がったものを運んで、お会計を出すだけで精一杯の忙しさ。それだけでも、せっかちな客は、テーブルを人差し指でトントンたたいて待っている。


余計なことなんて、してるヒマない。二人だけの世界に入り込んでるのなら、ずっとそうしててもらいたい。


ま、気にならないこともないが。だって、ガツガツスシ食ってる客のそばで、泣いてるおばはんがいるんだから。(-"-;A


彼らのすぐ後ろのテーブルに、オーダーを取りにいったとき、聞くともなしに、彼等夫婦の会話が耳に入ってきた。



うんうん、そうだね。かわいそうなことをしたね。(^_^;)



泣くおばちゃん客をなだめるおじさん客の声だ。



でも、彼等も忙しそうだし、仕方ないよ。


テーブル客のオーダーを取りながら、チラと後ろを振り返って見てみた。


おじさん客の肩に顔をうずめるおばちゃん。その背中をやさしくさすりつづけるおじさん。



で、彼等って? もしかして、うちらのこと?ワレワレが何か??

私もスシマンも忙しすぎて、アンタを泣かすヒマはなかったと思うが???



テーブル客の相手をしながらも、彼等の会話に聞き耳を立てる。



分かった。おばちゃんがなぜ泣いているのか。


おばちゃんは、



さみしくて、泣いていた。orz


せっかく、スシバーの、スシマンに近いところに陣取ったのに、話し相手になってくれない。

スシマンと楽しくお話ししながら、スシを食べようと思って、はりきってやってきたのに、店の誰も彼もが、バタバタと忙しそうで、かまってくれない。


それで、おばちゃんは、さみしかった。( ̄ー ̄;



はあ、そうですか。



アメリカ人の、特に、古きよき時代にお生まれになった、白人女性には、ときどきこんなのがいる。



女は男に頼るもの。女は男に甘えるもの。


というか、甘えるべき、と言った方がよいか。



多分だが、スシマンがかまってくれない、というのは、おばちゃんにとって、それほど大問題ではない。


さみしい、と言って、泣いて甘えることが彼女にとって、大事な仕事なんだ。




つきあってらんねえ。(-"-;A



しばらくして、私は、泣くおばちゃんに声をかけられた。


おばちゃんは、上目使いで、目をしばたかせながら、



お、お勘定をお願いするわ…。(ノ_-。)


と、言いながら、また感極まったのか、ハンカチで目頭を押さえた。



泣き虫で甘えん坊でも、財布の紐は握っているらしく、震える手で、それはもういっしょうけんめいに、財布からクレジットカードを出そうとしている。


それを、かいがいしく手伝うおじさん。もちろん、その間も、おばちゃんの背中をさするのを忘れない。



仕方ないので、おばちゃんが泣いていたのには気づかないフリをしたまま、最後に一声かけてみた。



なんだか忙しくて、申し訳ありませんでした。(;^_^A



おばちゃんは、水分を多量に含んだまつ毛をバサバサさせながら、うなずいた。



いいのよ。どうもありがとう、また来るわ。今度来るときは私、あなたたちにクッキーを焼いてくるわね。(゚ーÅ)


おじさんも、


妻の焼いたクッキーはとてもおいしんだ。楽しみにしてるといいよ。

(o^-')b


と、おばちゃんを応援した。



はあ、どうも。

クッキー楽しみに待ってるよ。


でも、


今度はぜひ、ヒマな日に来てもらいたい。また、泣かれても困る。

はりきってクッキー焼いてきたのに、相手をしてもらえなかったら、号泣するかもしれない。


毎週決まって、ド暇な曜日ってある。


そんな日は、


さー、今日もテキトーに終わらせるか。ヽ(゜▽、゜)ノ


と、なんの緊張感もなく、てろてろと出勤。



番狂わせって、ときどきある。


ド暇体制で、従業員も少ない日に、なぜか次から次へと客が入ってくる。



なんで、今日なのよ。みんなそろって、今日なのよ。(((゜д゜;)))


心の準備もなく、ユルユルの脳みそは、ただそんなことを繰り返し考えるだけで、しまいには、



ヒマだと思ってきたのに、なんでこんなに忙しいんだよ!!ヽ(`Д´)ノ


と、逆切れしてみたりする。ワガママな常連客達と同じだ。



いつもヒマな平日を狙ってやってきて、スシバーでとぐろを巻いている常連客達は、当然、私以上に驚いていたが。



そんな年に数度の番狂わせの夜、いつの間にか「予約席」の立て札をどかして、スシバーに座っていた常連客。


忙しくなってきたうえに、予約もいくつか入っていたので、つねに入り口は見張っていた。こいつのように勝手に座られて居直られても困るからだ。


それでも、気づかないうちに座っていたということは、


裏口から侵入したに違いない。orz



申し訳ありませんが、ここは予約席でして…。(;^_^A



あ、そ。気づかなかったよ。(← 多分うそ) 何時の予約?(・∀・)


そろそろ、予約のお客様がお見えになる時間ですので…。(;^_^A


と、言い終わらないうちに、後ろから声を掛けられた。



ボクたちの席じゃないかな? さっき電話したものだよ。(^-^)/


ほら、来ちゃったじゃないか。orz



じゃ、こうしないか。ボクはビールを1本飲んで、スシロールを1本食べるだけだ。

その間だけ、待っててもらうってのは、どう?(o^-')b

(だって、ボク常連だし、キミたち見たことないよ)



何、勝手に仕切ってんだよ。(-_-メ


予約客は、何言ってるんだ。オレ様の席だよ。どけ、コラ!というのも大人げないと思ったのか、常連客の提案をしぶしぶ受け入れた。


すると、どういうことになるか。


ヒマだと思って、なめきったシフトを組んでいたスシバーは超手薄。


長い時間待たされている、ほかの客の注文を後回しにして、スシマンはバカ常連客のオーダーを先に作らなければいけない。だって、彼がのうのうとビールを飲んでる間、予約客は後ろで待っている。


待ちくたびれた客も、スシマンも、


今日こそ、このばか常連客を抹殺すべきだ( ̄^ ̄)


と思ったに違いない、少なくも私はそう思った。



客たちの表情はいかに、と、スシバーをぐるっと見回したそのとき、食事の風景らしからぬものを見た。




スシバーの片隅で、となりの席の連れの男性に背中をさすられながら、おばちゃん客がハンカチで顔を押さえている。


気分でも悪いのか?いや、泣いてるみたいだ…。



でも、なんで???(゚ー゚;




続く。



ちょっと思い立って、新しいこと始めてみるか、という気になった。

が、できあがった生活のリズムを変えることが、大の苦手。


一週間、よけいなことを何もせずに、ずーっと考えてた。

だんだん考えることがめんどくさくなって、PCに向かうのもやめた。


そのこととは何の関係もないことでも、言葉を紡ごうとすると、いつも心のどこかにひそんでいるそれが、ひょっこり顔を出す。


そうしたら、また、あれこれ考えて、出来ない言い訳やら、言い逃れやら、いつのまにか頭が勝手に文字を組んでいるから。



ええい、めんどくさい。


私のなかに出来上がった、仕事とかプライベートとか、そういう時間割のパズルをぶちまけてみた。



でも、ジグソーパズルのピースは、結局同じ場所にしか、はまらない。




できた、究極の言い訳!



よし、やめた! やっぱ、やめた!ヽ(゜▽、゜)ノ


チャンスの神様には前髪しかないっていうのに。(;´Д`)ノ

最悪だな。>自分。orz



仕方ない。人生塞翁が馬。なるようにしかならない。

ほんと、怠け者でゴメンナサイ。



で、ホッとして、コロッと元気になった、現金な私。

たまった毒でも出すか、と、久しぶりにお料理なんかしてみた。




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ワインのつまみにはちょっと…。orz




やっぱ、たまにはこういう時間も必要なんだよね…。

と、もう一回、言い訳してみる。