人は金と権力が手に入るとエロスに走りやすくなるものです。
それは議員に限った事ではありませんが、それが国の中枢を担う政界で立て続けと言うのは異常事態です。
一番近いところでは、広瀬めぐみ参議院議員（通称エッフェル姉さん）の不倫事件。
いつから不倫していたかは不明のようですが、去年視察という名の公金でのルンルンフランス旅行に行ってからの不倫は国民をなめているとしか言えないでしょう。
不倫も真っ赤なベンツという目立ちまくりな車で歌舞伎町のホテルへ乗りつけるってもう…「老いらくの恋」にもほどがある行動ですが、ある意味「金と権力を手にした人が行き着く先」がよく分かる行動でしょう。
また、芸能人コメンテーターの中には謝罪会をみて高く評価し「信頼できる方だなって思ったので頑張っていただきたいです」などと言っている方もいるようですが…
（カウンセラー的に見ると「あぁ～こういう人って騙されやすいんだよね…」が本音です
良くも悪くも素直で感動しやすく時代に合わない性善説な人…）」
不倫をしてそれでも頑張りたいというのなら一旦議員辞職して選挙で勝ち上がって来るのが筋でしょう。
（記者の取材に「うん。最終的に辞めたらいいんですかっていうことになるんであれば、そういう身の処し方はあると思うからそれは考えますけども……。自分というよりかは子供のことと、それからアンディのこと……」と言ったけれど、結局は辞めないですしね。）
（カウンセラー的に気になったのは、子どもと不倫相手の事は真っ先に口から出たのに旦那さんの事は出なかった事）
今の状態は、議員と言う立場も、年間貰う数千万の報酬も何も変わらないのです。
これらを守れるなら会見で涙くらい何でもないでしょうし、その涙を見て感動ちゃって全国放送で擁護してくれるなら一石二鳥です（見方を変えれば、色々な事件を起こしながら会見さえしない議員は相当な小心者って事なわけです。）
このエッフェル姉さん以外にも
【松下新平 参議院議員】
中国籍スパイ、ハニトラ事件。
【吉川赳 衆議院議員】
18歳女子大生に飲酒させお台場のホテルに入室し現金4万円を支払い関係をもとうとして結局自分の一人遊びを見てもらう行為事件。
【辻浩司 埼玉県議】
県議自身が撮影した知人女性の性的画像をネットに投稿したわいせつ動画投稿事件。
【岐阜県岐南町小島英雄 町長】
セクハラ99件事件
こちらについては前回記事を参照ください。
数年遡れば、コロナ禍の不倫や自死者が出た不倫話しなんかもゴロゴロ出て来ます。
そして、この記事を書いている間にも…
【自民党青年局過激パーティー事件】
自民党青年局が2023年11月に自民党青年局・近畿ブロックの会議が和歌山市内で開かれ、青年局の国会議員や多くの地方議員らが出席し開いたパーティーで、“過激なダンスショー”が繰り広げられていたというもの。
ダンサーはほぼ下着のような衣装でダンスをし、議員の膝の上に乗って口移しでチップを貰う写真が出回っています。
このパーティー問題が炎上すると自民党和歌山県連青年局長・川畑哲哉県議は会議のテーマは、多様性だったと釈明した上で「（ダンサーは）コロナ禍前には、海外からも招聘されて、海外とかでもダンスを、パフォーマンスをされていると聞いている。我々は、モダンダンスとか、ゴーゴーダンスという風に認識している」「多様性というテーマにかなうかどうか、和歌山とのゆかりであるか、問題提起としてインパクトがあるかどうか、いろんな面から検討して、くだんのダンサーを招いた」.口移しでチップを渡す参加者については、「いました。詳細を聞かれると、記憶をたどってから…」と、曖昧で訳の分からない言い訳を必死にしているところです。
（正直、こんな言い訳で乗り切れると思って記者に喋っている時点で「頭おかしい…
」としか思えないんですが、まぁこれで何とかなるだろうと思っているからこその発言なのでしょう
）
小児心理学では良くも悪くも大人のする事を子供が真似る事は証明されています。
つまり、大人は行動や発言に注意しないと子供はそれを真似てしまうという事ですが、親が行動や発言に注意して育てても、親から巣立って行く過程や巣立った後の社会で多くの目上の者がルールやモラルを欠いた行動をしていればあっという間に染まってしまうのが人間です。
それが国の中枢で、ルールやマナーを教える上の立場の人物たちが裏金作りやその言い訳に必死だったり、不倫や旅行をする事にうつつを抜かしたりしていれば若手はそれを手本として育ってしまう
人間を含む動物は、若いほど性欲はあるものです。
それが、モラルも倫理観も道徳観もタガを外せて、後で党なり、派閥が「言い訳」「もみ消し」「雲隠れ」をしてくれる保証があれば今回のような事も「多様性だから」とアホな発言が堂々と出来る若手議員が出来上がるわけです。
多くの一般市民は「優しく、親切で正直な事はよい事」と教えられ育ちますが、今の日本の一定数以上は「優しく、親切で正直な一般市民をどう誘導し、騙し、巻き上げるか」を上から学んで育っています。
そこには「議員になれば、派閥に入れば、後は大概の不祥事は「庇うか、揉み消すか」で悪くしても「厳重注意」くらいで最悪でも「離党」くらいだと見通せているからです。
年間数千万のお給料が貰えて、公共交通機関の年パスも使えて、公費でマウンティング海外旅行に行けて、パーティーでエッチなお姉さんをお膝にのせて、お口でチップを渡しても辞めなくていい職業なんて議員くらいですから、それがまた「俺たちは特別」という意識に拍車をかけ倫理観や道徳観のハードルが下がって行った結果「党の若手会議後の懇親会が場末のキャバクラ余興」になったということでしょう。
てか、これが若手とは言え政界で起きた事が前代未聞です
カウンセラーから言わせていただくと、間違いなく昔よりは行動が過激化していますから「変態性」は増しています。
それに、元々変態性を持っていて隠しているような人には刺激を与えた可能性があります。
夫婦やパートナー以外で性的なものに反映されるのは色々な意味で危険です。
そもそも議員である以上、抑圧がある事くらいは理解していたと思いますが、そのコントロールが出来ないのであれば議員は向かないと思います。
政界の異常事態は一党だけの問題ではなく、政界全ての問題です。
特に古参の議員さんは、小銭集めに目の色変えるのは止めて、これからは「若手を真っすぐに育てる」という善行を積まれてはいかがでしょう。
「自分がいなくなった世界の事など知らん」というなら話は別ですが…
このお話が誰かの心のヒントになれば幸いです
和歌山県の方々はえらい迷惑だと思うんですがね
）
