先日・・・
子供たちの健やかな未来を守る
包括的性教育
~ 大人がまず知っておきたいこと ~
という院内勉強会のため議員会館まで行って参りました。
まず、この話をする前に言っておかなくてはならないのは私は政治には興味はないという事です
立ち遅れているこの 「性教育問題」 は若者が聞けば「なぜ」 と思う内容でしょう。
それをもし若者たちが 「情報操作」 と感じれば大きな波になる可能性は十分にあると思うほど酷いものでした。
ま、なにはともあれ・・・
興味があるのは、この勉強会の内容
という事です
結果から言えば・・・
日本の性教育は世界から遅れているどころか鎖国状態
性の事を知らない、分からない世代が年々増えているにも関わらず正しく教育する事が無い為、噂や噂を元にしたSNS情報、AVで表現される事が教科書となってしまいこれを正しい情報だと信じている若い子が増えてしまっているのです
結果、梅毒やクラミジアなどの性病が大流行しています
性病は男女関係なく感染する事すら知らない子もいる
その為、LGBTで知識が無い子が「同性同士は妊娠しないからゴム無しで大丈夫」と騙されて性病を移される事例も少なくないそうです
妊娠では、日本で10代の子の堕胎は1日450人だそうです
そもそも、人が知ろうと思う事を止められない事を私たちはよく知っているはずです。
赤ちゃんは色々なものを舐めて確認します。
この頃のお母さんは大変ですよね
歩けるようになった赤ちゃんは移動範囲を広げより知ろうと色々な挑戦をします。
これを大人はイタズラとよくいいます
この挑戦がいけない事である場合、親はやってはいけない事だと教えますよね
始めは 「ばっちいでしょ」 や 「痛い痛いでしょ」 など短く分かりやすい言葉で・・・
少し大きくなれば 「なぜダメなのか」 「どうしてやっちゃいけないのか」 を説明します。それは親が 「この説明なら理解できる」 と判断したからです。
しかし、現在の日本は教える教科書どころか国民の多くが有している情報は恐ろしく古い事すら知らず、歪んだ性知識で
「性教育ガラパゴス化」 してしまっているのです
これは 「性の事を口にするのはいやらしい事、はしたない事であり女性(受け入れる側)は性の事を知らない事が奥ゆかしい」 という
恐ろしく時代錯誤で性を都合よく扱い
思い通りにコントロールしたい人の為の論理
なのです。
それが証拠に・・・
海外では12歳までに年齢に応じた性教育(人権、性的虐待、コンドームの使用、性感染症や妊娠など)が完了し「性交同意年齢」も15~18歳が多いなか
日本では教科書の数行の説明を性教育とし
「性交同意年齢」は
13歳と突出して低いのです
※性交同意年齢とは性行為だと認識できる年齢という事
この現状では・・・うがった見方かも知れませんが
知識を与えず空っぽの都合のいい
SEXドールを作る為のシステム
なのかなぁ~と思ってしまいますね。
だってこれ・・・
こんなに矛盾しているのに
2017年に法改正を見送っているんですよ
子供たちには害にしかなってないのに なんで どうして
私的には 「あ~この人たちはSEXドール作りたい変態なんだなぁ~」 としか見れないですけどね
性情報を与えなくても子供たちは成長し体も心も変化していきます。そして種の保存の本能として性に興味を持つのです。
砂漠の真ん中で死にそうなほど喉が渇いていたら汚れた水でも欲するのと同じです
情報と行動に枯渇していたら悪い事を考えている大人から与えられるものを正しい情報だと思ってしまうのです。
ピルの処方も中絶の方法も安全で女性に負担をかけないWHOが推奨する国際スタンダードからは遅れている・・・というより・・・未開発な国の原住民・・・それが性教育で遅れている我が国、日本なのです
情報は教養であり
教養はマナーに繋がります
殆どの人が人生の中で関係する話なのに
情報が無い事で
ごまかされ
隠され
コントロールされ
一部の人だけが得をする・・・
どことは言いませんが独裁国家ってこんな事よくやってるよね
教養ある国は国際スタンダードを重視しますが残念ながら今の日本の性教育は国際スタンダードの真逆をいっています
しかし・・・
法や医療に関わる人達が
独裁でもなく変態でもなければ
日本の性教育は変わるでしょう
独裁でも変態でもなければね・・・
このお話が子供たちの未来に繋がれば幸いです
いつもはお願いしないのですが今回は子供たちの為の大切な情報が含まれますので出来ればリブログ宜しくお願い致します。