鳩ぽっぽ町長の衝撃発言

 

数々の衝撃発言で辞職する事になった愛知県東郷町の井俣町長。

中でも職員の脳を鳩の脳と比べて劣っていると発言した「お前らの脳みそは鳩の脳みそより小さい」は、かなりのインパクトだった事からSNSでは「鳩町長」や「ぽっぽ町長」などのあだ名がついているようです汗

 

今回は、この衝撃発言をした町長の行動や発言から見える心の内側を見て行こうと思います。

 

では、改めてどのような発言があったか見て行きましょう。

 

【衝撃発言一覧】

・「お前らの脳みそは鳩の脳みそより小さい」

・「お前の頭は帽子をかぶるためだけの頭か」 

・「バカ」「バカヤロウ」「バカなの?」「あほ」「頭が悪いな」「小学校レベル」 

・「最上級のあんぽんたん」「三流大学出身」「三流大学以下」 

・「ポンコツ1号・ポンコツ2号」 

 ・「死ね」 

・「春木川に落ちて、流れて行ってしまえ。…そのまま流れて、下流で見つかればいい」 

・「飛ばすぞ」「辞めたら?」「転職したら?」 

・「いつ降格してくれるの?」「早く降格してくれ」 

・「担当から外れろ (部外者がいる前での発言)」 

・「草刈くらいならできるだろう」 

・机の側面(脚)を蹴る。 

・机の上を強く手や書類、ボールペンで叩く。 

・計算機を机に投げつける (計算機が壊れた) 

・「蹴るぞ」「ぶっ飛ばすぞ」 

・おまえ、おめえ、てめえら、 くそやろー、 といった乱暴な言葉を使っての叱責 

・彼氏や彼女の有無、名前、結婚の予定などを聞く 

・親や配偶者、彼氏の勤務先を聞く 

・配偶者の勤務先を聞き、 それ (一般企業名)は夜の店かと聞く。 ・「子どもを作れ」 「いつ子ども作るの?」

・「たとえば旦那さんとエッチなことをしているときに期待しているところとじゃないところを触られるってことない? そこじゃない、そこじゃない、って思うでしょ」 

・「○○さんが僕の愛人だとするでしょ」 ・(赤ちゃんが)「おっぱいを触りたがらない?」 

・(女性職員もいる前で男性職員に対し) 「エロ本買うの?」

・「育休を1年取ったら殺すぞ」 ・「絶対育休なんか取るなよ」 

・「あいつが育休を取りやがった」 

・「あいつが育休取って何の意味があるの?」 

・「育休を1年取った職員がいたが、出世はできないな」

・手術を控えた職員に対して「死んだ場合の保険はいくら?」「死んだ場合の香典はいくら?」 「保険金の受け取りは誰なの」「家のローンはいくら残っているの?」 「保険金を町に寄付するつもりはないの?」 

・「保険金で娘がハワイに行くのではないか?」 

・手術を控えている女性職員に対し、他の職員の前で 「いつ、巨乳になって帰ってくるの?」 

・手術を控えている職員に対し「がん保険、入ってるの?」

・「太った?」 

・「大きくなった?」 

・「やせた?」 

・「白髪が目立つ」 

・「みすぼらしい」 

・「いくつになった?」 

・「いい年だよね」 

・頭部(禿)を話題にする…

 

などなど…サラッと上げただけでこれだけあるのですが、これを「コミュニケーションのつもりで甘かった」と釈明にならない釈明をし、「正しいことを抹殺するために「ハラスメント」という言葉が使われることは間違っている。」と、自分が言った事はハラスメントではないと言わんばかりの言いぐさで世間を呆れさせました。

 

そしてこの時に記者から具体的な事案を聞かれた時に「誰か分かってしまうけど言いますか。それハラスメントですよ」と返し、ニヤ~っと笑って見せたところでゾッ~あせるっとした方も多かったのではないでしょうかはてなマーク

 

この町長の特徴は、とにかくニヤニヤが止まらない事。

会見中もなぜかニヤニヤ、ヘラヘラしていていましたね。

 

この人の場合、人と関わるのは基本的に好きなのでしょうが、ただ、絶望的にコミュニケーション能力が無いのです汗

 

人との円滑なコミュニケーションでは言葉だけでなく、相手の表情やしぐさ、声のトーン、言葉使い、視線などなど気を付けて観察していれば分かる事は沢山あります。

 

が、この鳩ぽっぽ町長さんは、そういった相手が出して来るサインが汲み取れない…というか、あえて汲み取らず「都合よく変換して、相手が困る返しをして快感で喜んでいる」ようにみえます。

 

そもそも、相手の細かな反応のニュアンスが分からない(受け取らない)ので、思い込みで自分の都合のいいように汲み取れない欠落している部分を補って勝手に「相手は喜んでいるビックリマーク(相手としてはかなり困惑している)コミュニケーションは取れているビックリマーク(不快な表情や困惑の表情をポジティブ変換)俺ってすげーキラキラ」という斜め上の認識に変わるというわけです。

 

会話相手の細かなニュアンスが分からない人というのは実は結構いて、大まかに分けると「プライドが高いコミュニケーション下手」と「プライドが高くないコミュニケーション下手」な人がいます。

 

「プライドが高くないコミュニケーション下手」な人というのは、プライドが低いわけでもなく「下手」と言っても、どちらかというと「空気を読まない」タイプの事で、あなたの周りにもいませんかはてなマーク

 

周りが気を使って聞けないような事を本人にサラ~ッと聞いちゃうんだけど不思議と許される「まぁ彼女じゃ仕方ないか~」とか「あなたしか聞けないよ」って感じで誰もが許しちゃう人…

 

こういうタイプは「コミュニケーション下手」と言ってもプライドが高いわけではないので何の裏もなく、ただただ素直なだけなので、周りからは愛される人が多いんです。

 

しかし、この鳩ぽっぽ町長さんは違う…汗

 

先ず、プライドが高いので謝りながらも「俺は悪くないビックリマーク」がそこかしこに溢れ出て来る。

 

そして人の細かな表情やしぐさの観察が苦手なので、人の穏やかな表情や微笑みでは刺激がない(反応していないと思う)ので、パワハラやセクハラで大きく顔を歪ませる事の方が「反応している」と思うため本人的には「コミュニケーション取れてる俺センスある~音譜」と、勝手に思うわけですね。

 

で、反撃されたり距離を置かれたりするとプライドが高いので「拒絶されたむかっ」とある意味ショックを受けて制裁のつもりでやり込める。

 

あの会見は本人にとっては不本意なので「自分は悪くないし、みんなマスコミや騒ぎ立てた職員が悪い」という言い方をしていましたね。

なので、記者に「それハラスメントですよ」と、言ってにや~っとしたのは「やってやったビックリマーク一本取ったビックリマーク」という意味のニヤ~だったのだと思います。

 

ただここで一つある事が分かってしまうんですね。

 

それは、「会見で記者が聞こうとした事がハラスメントになるのではないか」という場面での事。

 

それまで「不勉強だった」と言っていましたが、町長自身が記者に指摘しているという事は、自分の数々の発言がハラスメントだと分かってたって事じゃねはてなマークって事になるわけです。

 

例え、はじめは相手が喜んでんのか、困惑しているのか分からなかったとしても段々と周りがざわつき始め、メディアに取り上げられれば、からさすがに「あれはてなマーク…ちょっとヤバくねはてなマーク俺…汗」くらいは思ったでしょう。

 

それでも、プライドの高さから「やり込める事」が止められず、嬉しさのあまりやり続けて、会見では表情に出てしまったというところではないでしょうか。

 

ハラスメントを認識していたと思われる場面はその後にも表れていて、辞職を表明した全員協議会の直後、町職員に背中をポンポンと押されてエレベーターに乗るよう促された時には「触っちゃダメよ〜」と言ってニヤニヤしていた様子が報道されています。

 

今回のこの騒動は、そもそもコミュニケーション能力がないのに自分にはコミュニケーション能力があると思い込み、パワハラ、セクハラをこれまた勝手にコミュニケーションだと思い込み、プライドの高さから「相手をやり込める」という事が止められず、続けた結果職員だけでなく世間の多くの人から「気持ちわる~あせる」「何様はてなマーク」「これが町長だなんて考えられない汗」と思われ辞職する事になったお話しって事ですね。

 

この方、ちょっと気になるのが「人に対して嫌がらせをする事に快感を覚えるタイプではないか」と思えるところがある事で、これが多くの人が感じている違和感や気持ち悪さの正体でしょう。

 

パワハラ、セクハラの発言(特に女性が嫌がる発言が多く内容も気持ちの悪いものが多い)の酷さもさることながら、これだけ大事になっても週明け直ぐに辞めるのではなく、ボーナスはキッチリ貰えるように5月2日にすると名言していて、これは町民に対しても随分な行為ですけど、辞めてからもこの町で暮らすであろう家族の事なんかは考えないんでしょうね…汗

 

ちょっと心配なのは、思春期のお子さんがいる事。

これだけのパワハラ、セクハラで、全国的に話題になっているのに、全くそこに配慮していない感じに凄く違和感を覚えます。

家庭内は暫く荒れるのではないでしょうかね汗

 

クローバークローバークローバークローバークローバークローバー

今回の町長のように「相手を言い負かしたいビックリマーク」「やり込めたいビックリマーク」「イジメたいビックリマーク」「困った顔や悲しそうな顔を見たいビックリマーク」という人は社会には一定数います。

 

一般人であれば、人は周りからいなくなるんですが、今回のように立場が上だったり権力があったり、お金があったりすると被害者を増やす環境を作る事が出来るため被害者が増えてしまいます。

 

こういうサディズム的要素がある人というのは、ちょっと昭和的感覚の人が多く、未だに精神論や根性論で考え方を押し付け、「皆が付いてこないむかっ」などと言って一人で勝手にヒートアップして物事をかき回す事がよくあります。

 

この方57歳だそうで、政治の世界では若い方なんですが、今回の騒動の内容を見ると残念ながら「時代遅れのヒーロー願望だけが明後日の方向に肥大化した昭和に取り残された人物」という感じではないでしょうか。

 

以前の99のパワハラ町長も、なかなかの内容でしたが、こちらもなかなか…

 

今から暫くは、この告発ムーブは続くでしょう。

 

もう既に、いくつかの自治体では告発が起こっていますし、TV各局お家事情で報道したくても出来ないニュースが続いていて、それらの報道できないニュースを全てユーチューブに持って行かれ、地上波では大谷選手と詐欺ニュースが殆どを占めていて、どこの局も代り映えしない内容を長々と放送している状態なので、堂々とそしてセンセーショナルに放送できるセクハラ、パワハラ騒動はワイドショーやニュースにしてもありがたい情報という事になりますから。

 

さてさて、次はどんなハラスメントで誰がカメラとマイクの前に立つのでしょうね。

 

 

このお話が誰かの心のヒントになれば幸いですラブラブ

 

 

 

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