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芦原妃名子さんのご冥福をお祈りするとともに

最後まで作品を守ろうとした事を忘れません。

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注意 今回のお話しは「死」を取り扱っております 注意

そのため「死の瘴気」のようなものに

あてられる可能性があります。

 

現在、メンタルの調子が悪い方、落ち込んでしまっている方、特に悲しさや虚しさを感じている方、反対にイライラ感や腹立たしさなどを感じている方はここでこのページを閉じてください。

 

ここから先は自己責任でお読みください。

 

そして、くれぐれも無理はしないようにお願いします。

 

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ドラマ「セクシー田中さん」の原作者である芦原妃名子さんが1月29日に亡くなられた事は皆さんもご存じと思います。

 

ドラマの終盤で脚本家の不穏な書き込みから多くの人の知るところとなったこの騒動は、そもそもオファーの段階から芦原さん側(原作者側)の意見を聞く気がなかった事が分かって来ており、それがどの段階(パイプ役の誰のところ)で「捻じ曲げられ」あるいは「握りつぶされ」「嘘」を伝えられたかに絞られて来ています。

 

しかし、こういう場合には必ずと言っていいほど「謎の事情通」が出してきて、もっともらしい話しをして鎮火させる方向に誘導する事がよくあり今回も「謎のフリープロデューサー」なる人物が出て来て何となく「日テレも脚本家も悪くない」という方向に向かせようとしている動きもあったようですが、これはさすがに無理があったように思います汗

 

ネットの普及で大衆も学習していますし、チャンネル開設も、ものの数分で出来てしまい、個人で発信が出来る時代のスピード重視の世の中で直ぐに正しい対応が出来ないだけでなく声明を発表する度に世間を逆撫でして炎上するって電波を使う企業として終わってる気がします汗

 

今回の事件は「セクシー田中さん」をドラマ化したいと小学館を通じ原作者側に持ち掛けた日テレからはじまった事ですが、私にはどうにもこの日テレ側にいる人たちに纏まりが感じられず、それぞれがそれぞれに思惑を持ちチームで動かなければならないところを騙し騙され、乗せたり乗せられたり、誘導したり誘導させられたりと上っ面の関係だけで仕事をした結果、芦原さんに負担をかける事になったように思えるのです。

 

今回の相関図はこのようになっていたようです。

下矢印

 

脚本家 ⇔ プロデューサー ⇔ 小学館 ⇔ 芦原先生

 

しかし、出て来る情報を見ると脚本家とプロデューサーは一種の共依存のような関係で双方がその関係が心地よくなってしまっていたのではないかと思います。

例えばプロデューサーが脚本家を重視し過ぎるあまり「いいよいいよ音譜好きにやっちゃって~私が話し付けとくから」と出来もしない事を自分の見栄や安心材料として言っていたり、脚本家は脚本家で「原作あっての仕事」がいつしか「自分あってのドラマ化」という思考になっていたのではと思います。

(でないと、あそこまで当て擦りな行動はしないでしょう。)

 

そうなると、意識としては

 

プロデューサー ⇔ドキドキ⇔ 脚本家

 

で、原作者側を「邪魔者」と思っていたのではないでしょうかはてなマーク

 

勿論、無意識という事もあるでしょうが、そこで引っ掛かるのが「脚本家」という立場です。

 

脚本家と言うのは、物語を分かりやすくしたり映像化しやすくするための書き手の事で、ある意味ミスリードのプロでもあります。

 

彼女(脚本家)が言及しなくても、当て擦りな言い方でも同業者や彼女(今回の脚本家)を崇め尊敬している人達はそれを汲み取り、相手(芦原さん)の名前を出さずに上手に踊って(攻撃して)みせたわけです。

 

これには本人も満足したのでしょう、ご丁寧に返信していますね。

 

ただ、その後、芦原先生ご本人が事の経緯を説明する投稿がされ訃報が伝えられると途端に蜘蛛の子を散らすようにいなくなり鍵アカどころかアカウントごと消し逃亡する人まで現れ、当の脚本家も鍵かけだんまり…

 

で、同時に日テレの第一回目の「ビックリ声明文」が出されたわけですが…

 

この声明文で思い出されたのが宝塚の会見での「ヘアアイロンの件については、そのようにおっしゃっているのであれば、その証拠となるものをお見せいただくようお願いしたい」という、言葉使いは丁寧だがめちゃめちゃ失礼で馬鹿にした言い方。

(何でしょうね最近の大きい会社ほど出して来るオラオラ感…汗隠す気も無いって感じがします汗ま、隠したところで溢れ出ちゃうのが企業体質って事なんでしょうが…汗

 

そもそも、あの声明文で鎮火出来ると思っているところで終わっているんですが…鎮火どころか世間は燃料足されて更に広がり…これに驚いたのか第二弾の声明文を発表。

 

今度は局のトップページに出し「日本テレビとして、大変重く受け止めております。ドラマ『セクシー田中さん』は、日本テレビの責任において制作および放送を行ったもの」まではよかったものの「だから苦情は当社まで」と、言うわけでもなく「関係者個人へのSNS等での誹謗中傷などはやめていただくよう、切にお願い申し上げます」と誹謗中傷の注意喚起にすり替え盾にしながら、そろりそろりとフェードアウトしようとしているように見えるし聞こえるんですがね…汗

 

現在のところ第三者委員会が置かれる発表もないので一般市民は「おかしい」と思ってもSNSにしか書き込む事が出来ず情報を提供する側と視聴する側との力の差が出ています。

 

現状でこの問題にメスを入れられるのはBPOくらいでしょう。

 

私的には、ドラマ制作で問題が起きそれが原因で人の命が失われたのですから第三者委員会とBPOそれぞれでの調査をして欲しいところです。

 

 

クローバー この問題が解決しなければ放送してはいけない番組 クローバー

 

日テレと言えば毎年夏に放送される「24時間テレビ~愛は地球を救う~」でしょう。

 

去年秋(2023年11月28日発表)にはこの番組に関わる人物が募金を着服していた事件が発覚したばかり…で、今回はこの番組には関係ないとはいえ局が作ったドラマの揉め事で人の命が失われ第三者委員会どころかこのまま有耶無耶にされそうな状態で「あなたの愛が必要なんですビックリマーク命は尊いものなんですキラキラ手を取り合いましょうビックリマークその旗振り役が『24時間テレビ~愛は地球を救う~』ですビックリマーク」と言われてもね…汗と、思われている方は多いでしょう。

 

私も正直「どうすんのこれ…あせる」と思っています汗

 

自分たちの足元で起こった人命に関わる事件も収められないのに「地球を救う」とはこれ如何に…

 

テレビ局には社長の定例記者会見があったと思うので、ぜひこれは聞いて欲しいものです。

 

 

注意 ここから深淵に入ります。十分にご注意ください 注意

 

カウンセラーというのは色々な目線でものを見ます。

 

例えば、被害者の目線、加害者の目線、先日書いたこちらでは「一国を占領しようとする相手はターゲットの国に対して配慮などしない」と、見え方が違えば考え方も違うというお話をしました。

 

 

今回のようなお話しの場合は、本人が家を出る景色、電車から見たであろう景色、家族への思い、物理的な痛さや寒さも感じられるほどに心を寄せます。

 

また、本人がいなくなった事に気が付いたご家族の恐怖や不安なども感じ取ります。

 

出来る事ならこの心の底に広がる悲しみや苦しみ、あたたかい思い出ややりたかった未来への思いを今回の原因を作った人たちにも見せたい、感じさせたいという気持ちはありますが、往々にして一番中核の人物に生の人間の心を察する想像力がかけている事は多いものです。

 

この事件は、ここで終わらせてはいけないものです。

 

ご遺族は、今は悲しみで動く事すら出来ないと思います。

 

心が回復するには時間がかかりますので、どうか今は無理せずお過ごしください。

 

 

クローバー 今後の流れで心配な事 クローバー

 

一部では出版社側のあまりにもアッサリした表明文に「えはてなマーク」と思った方もいたようで、これを「立場が弱いから局におもねっているのでははてなマーク」と見ている方もいるようです。

 

これには私も少し心配しているところです。

 

というのも鬼滅の刃のコスプレをして、先日はとうとう人の尊厳まで土足で踏み荒らし、やりたい放題している41歳児の杉田一明に対して出版社が何も手立てを打たない事に関して失望感が広がっており、そういう事と重なって多くの人が疑心暗鬼になりつつあるのでしょう。

 

出版社が読者やファンに嫌がらせをしたいと思っているわけではないと思いますが、結果的にそうなっているのであれば払拭しなければならない事ではないかと思います。

 

大きな会社であればあるほど誰に向き合って仕事をしているかがとても大切になります。

 

「誰に向き合って」がいつの間にか「誰かの顔色を窺って」にならないように気を付けたいものですね。

 

 

 

このお話が誰かの心のヒントになれば幸いですラブラブ

 

 

今回は話の流れや分かりやすい説明のユーチューブもおすすめいたします。

 

下矢印 弁護士さんと弁理士さんの意見が見られます。

 

下矢印 サクッと纏められています。

 

下矢印じっくりと纏められています。

 

 

 

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