指導者向けピアノレッスン・ライティングレッスン

ピアノ指導者向けに、ピアノの個人レッスン、そして個別カウンセリングを行っております。

門下でホール練習会↓

【ピアノの個人レッスン】

　山本美芽は、ピアノ指導者の方々への個人レッスンを行っています。音大ピアノ科卒の方もいれば、声楽科卒の方も。対面では神奈川、東京、埼玉、オンラインでは愛知、広島、茨城、群馬、石川に門下生がいます。

　講師ソロ演奏への復帰を目指しながら、昔習って基礎基本をバージョンアップして技術を上げたいという方が多いです。

　私は根津栄子先生に弟子入りしてスケール・アルペジオの1本ずつの指の上げ下ろしを学び、チェルニー30番をインテンポで美しく弾けるようなテクニックのやり直し、バッハのインベンションのアナリーゼ、装飾のやり直しをして、ピティナピアノコンペティションのグランミューズ部門で予選通過できるくらいにはなりました。

　長年の音楽ライター生活ではアーティストとの対話を行い、モチベーションの方向性を修正。ピアニストの斎藤守也さんとお仕事をご一緒した時期に覚醒して、好きな曲を探して自分のレパートリー構築をするスタイルをはじめました。基礎を磨くのは、自分の弾きたい曲を思い通りに弾きたいから。弾きたい曲を探すのはとても大切です。

　多喜靖美先生のもとで室内楽の勉強を7年間していました。拍子感、和声感、音色、立体感の作り方もレッスンではお伝えしています。

　門下生の皆様は、ピアノ科出身と声楽科出身と両方います。みなさん私のレッスンを受けて共通するご感想は「そんなの昔習ってないです」。はい、私も昔は習っていません。40代以降に習ったことばかりです。多分、昔の先生はご自分も知らないし習ってなかったから教えていない、そんな事柄がたくさんあるのです。

　弾きあい会やピティナステップ、大人のコンクールにデビューする方もいれば、ご自分のペースで講師演奏に向けて準備している方も。無理なく楽しくやっていただいています。

【ライティングレッスン】

　まず多いのはブログが書けないというお悩みです。お悩みを持つ多くのピアノ指導者は、本格的な文章作成をしたことがないため、指導を受けて書き慣れれれば改善が見込めます。大学で卒論を書いたことがあったり、一般企業や教員経験等がある方は、文章をある程度書いた経験があるので、そこまで困っていないことが多いです。この差はやはり経験によるものと感じています。教室を自宅で開業するのならば、やはりブログ記事を書くのに困らない程度の文章力は欲しいところです。

　書くことで頭の整理も進み、話が長くて伝わりにくかったのが、コンパクトにわかりやすいアドバイスができるようになったり、保護者との対話がスムーズになるといった喜びのお声も多数頂戴しています。

さらに、通常の対応ではうまくいかない生徒さんの使用テキストを何にすれば良いか、練習してこない生徒への対応、そして難しい保護者への対応などについても相談にのっています。

　ピアノ講師は、どうしても生徒さんと接する時間だけが長くなり、指導について考えたり話したりする場が限られます。同僚や先輩とは異なるプロのセミナー講師や著者をしている山本と話す経験を積み重ねることで、社会人としての心構えや教室を主宰するリーダーシップを身に着けて、ひとまわりもふたまわりも成長されていきます。

　個人指導を受けた方の中には、ムジカノーヴァなどの音楽専門誌で著者としてデビューした方、セミナー講師としてデビューされた方、単行本や楽譜の出版をされた方も何人もいます。このレベルになると本人の資質があった場合にお手伝いとなります。商業出版へのプロデビューは、かなりの難関ですが、お手伝いできることがある場合はさせていただいています。