このブログでも、なんども、
「がんなどストレスが大きく関与する病気は、
交感神経が優位になりやすい人に多いと言われています」
と、お伝えしてきましたが、この度、岡山大学のマウスの研究で、細胞レベルから解明されたそうです。
新聞やいろいろなところにニュースで載っていましたね。
これ↓です!
自律神経には
交感神経(起きている時の神経・緊張している時の神経)と副交感神経(寝ている時の神経・リラックスしている時の神経)があります。
ちょっと前(いや、だいぶ前?)
「24時間戦えますか?」などという、栄養ドリンクのキャッチコピーもありましたが、
現代人は、昔と違って、
夜遅くまで電気がついてたり店が開いてたり
、いろいろな刺激があり、起きている時間や緊張している時間が多いです。
昔は狩りや、畑から帰ったら、あとは、焚き木の周りで、ぼーっとするだけ。
そして行灯やランプの時代になり、電灯の時代になり、
そして、テレビの時代になりました。
テレビも昔は12時までだったのに、深夜遅くまで放映されることになりました。
ちょっと前までは学校や職場を離れたら
後は大した刺激もなく家族で話し合ったり、
テレビを見たりして、ボケッとして早く寝るのが普通でした。
夜間によその家にお電話するときには、
「夜分恐れ入ります」と、ご挨拶してから、
お電話かけるものでした。
今は、家に帰ってからも、LINEやメールなどでいろいろな返答を必要とする連絡が入ってきたりして、頭や心休まる時がありません。
現代が恐ろしい時代というわけ というブログでも話しましたが、現代は私たちの生活に、スマホやパソコンで、恐ろしくいろいろな情報がたくさん入ってくることになりました。
一説によると平安時代の人が一生かけて出会う情報に
たった1日でさらされるという忙しさです。
現代人は、
リラックスしたりボケッとしたりして、体を休めて修復させる副交感神経よりも、
興奮したり緊張したりする交感神経を使う時間の方がどうしても長くなってしまうと思います。
がんも、そうですが、鬱、パニック障害や、重症筋無力症など、
そのままゆっくり、のんびりする時間を取らずに、
ずっと突っ走ってしまうと大変なことになってしまうよ…![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
と言うことで、体が無理矢理そういう症状を作り
体を動けなくさせているような
強制ストップをかけられている症状なのかもしれません。
今までに何度も繰り返しお話ししてきたことですが、
気管支喘息,本態性高血圧症,狭心症,心筋梗塞)
胃・十二指腸潰瘍,過敏性腸症候群,潰瘍性大腸炎,心因性嘔吐 糖尿病、筋収縮性頭痛,
慢性蕁麻疹,アトピー性皮膚炎,円形脱毛症
慢性関節リウマチ,腰痛症 メニエール病、顎関節症
重症筋無力症、膠原病、多発性硬化症などの自己免疫疾患、がん、鬱、パニック障害など、
ストレスが大きく関与すると言われている病気の方は、特に、イライラメソメソくよくよする時間を減らし、緊張したり興奮したりする時間を減らし、
のんびりゆったりまったりゆっくり過ごす時間を増やしましょう。
心を緩めるにはどうすれば良いのか、
私が研究したことを、また書きますね。
(ちなみに、体を緩めるにはと言うテーマでは、次のような記事を書いています。
今日は交感神経と副交感神経をうまくバランスよく使う心の働きにより、
がんも良くなるし様々な病気も良くなり、元気になれる可能性が高くなる
と言うことを最新の研究データからお伝えしました。
福井医師は、ご自身のFacebook記事https://www.facebook.com/100002366373400/posts/2383202138435309?s=100002228207070&sfns=moで、
このようなことを書いておられます。
乳がんの進行もストレスが関与。
不安や恐怖、怒りなどのストレス、ストレスを緩和すると進行も転移もなくなった(岡山大学)。
疫学調査でわかっていたことが、ようやくサイエンスに。
心理社会的ストレスだけでなく、物質、食物、電磁波ストレスなどいろいろある時代。
意識、脳が難病を治していく、令和の始まり。