夜遅くに9歳のこどもが一人で、はじめて帰ってくるので、バス停まで迎えに行くことにした。
信号のない横断歩道、見ると、かなり遠くのほうにバスのライトが見える。
今渡れば大丈夫、私は、病気のせいで思うように動かない足を一生懸命に動かし横断歩道を走っていた、
と思うと、ものすごい衝撃がして私は地面に叩きつけられていた。立とうと 思っても立てない。
車道の上は 危険だから、歩道に 移動しようと思うが立てない。
仕方なく、這うようにして、なんとか、歩道まで辿りついた。
「大丈夫ですか?」「鼻血出てますよ」と
見知らぬ人がティッシュを差し出してくださる。
「大丈夫です、大丈夫です」
「今救急車呼んでますから」
「子どもが帰ってくるんです。迎えに来たんです。」
「黄色いカバン持った子どもさんなら、今、家に帰られましたよ」
「私も早く家に帰ります。」
手を貸してもらい やっと立ち上がることができた。
どうやらバイクとぶつかって倒れたらしい。
向うに停められたバイクと、運転していた青年が見える。
やはり病のために、ものがしっかりと見えていなかった。近づくバイクを見落としていた。
通行人の方が110番したらしく警察も来てなんだか話は大きなことに…
ショックと寒さで歯がガチガチした。救急車が来た。
救急隊員さんが、受け入れ病院を当たってくださってる間に、子どもに電話をし、
「お母さん事故に遭ったけど元気やから大丈夫やから、お鍋の温めてご飯食べて、お風呂洗ってお風呂入っておいて」
と伝え、
電話連絡してすぐに飛んできてくれた主人にも
「私はいいから、あの子についてやって・・・」
といったが、主人は、病院までついてきてくれることになった。
救急車って寝たままそのまま病院の病室まで行けるんだ
と妙なことに感心し、レントゲンを撮ってもらった。幸いなことに腕の骨にヒビが入っているかどうかの軽い怪我だった。
良かったと思った。
どこまでも、のんきでポジティブシンキングな私は、
後日、日記にこんなことを書いていた。
↓
でも 病気にも 事故にも 必ずなんかの意味がある。
自分なりにこの事故の意味を考えてみた。
私は重症筋無力症と言う自己免疫疾患にかかったけど、よく行われる治療にステロイドの投与がある。
私はステロイドで発疹が出たことがあるので、まだステロイドを使ってないけれど、
ウィキペディアによるとステロイドって人間が強いストレスを受けたり炎症起こしたときに体内から分泌されるものらしい。
この事故でショックを受けた私の身体、
えらいこっちゃ、えらいこっちゃ!とステロイドを分泌してくれたら、もしかしたら病気治っちゃうかも。
「VIVA交通事故!」「交通事故バンザイ!」
「交通事故のおかげで病気が治りました!」
ってなったらいいのにな…
今から考えてみたら交通事故の意味は全然そんなことじゃなかったんです。
なにが、「VIVA交通事故!」「交通事故バンザイ!」
「交通事故のおかげで病気が治りました!」
やねん。(爆苦笑)
私は、それから、どれだけ大変な日々が待ち受けているか、その時は全く知る由もなかったのでした…。
と、今日もちょっと暗めの投稿ですみません。
今はこんなに明るく元気な私(自己紹介)ですが、
4年前を振り返ると、振り返るだけで
胸が痛む感じがします。
でもそのおかげでいろいろなことを学ぶことができ、人生明るく元気に幸せに生きる奥義を体得できたんですが…
このブログでは、辛かったときの私と、
そんな私がどうやって災い転じて福にできたのか
また、これから
じっくりお話ししていきますね。
今、辛い思いをされている方が
どうか災い転じて福になりますように…💕