愛知県知立市無量寿寺で「史跡八橋かきつばたまつり」を催されていましたので、観に行きました。5月5日(日)のことです。
今から7年前、5月1日に観にいったことがあります。初めてその地を訪れました。かきつばたは一部咲いているだけで、とても無残な状況でした。
今年は、2度目の観賞です。満開はいつなのか知りませんが、まあ、これだけ咲いていれば、十分じゃないでしょうか。
門から入っていきました。
この日、こどもの日ですね。鯉のぼりが漂っています。
本堂の左右には狛犬が建っています。
足に丸みがあり、筋肉質に見えますね。
ここのお寺は、「八橋山 無量壽寺 臨済宗妙心寺派」というそうです。「壽」の文字は「寿」と書いてあるのもあるようです。同じ意味を持ちますが、漢字の異体字であるそうです。
本堂の向かって左奥に、かきつばた園が広がっています。
本堂裏です。
アップです。
日陰が少ないところです。
ここでもアップにしてみました。
左めぐりで、新たに樹木のある方にまわりました。
かきつばたでない風景もありました。竹を交えた風景です。
明暗があった方が、よりしっくりきます。
ところで、ここの地域は、在原業平とか、伊勢物語に関わりがあるらしいです。ウィキペディアの「無量寿寺 (知立市)」には、次のような紹介があります。
無量寿寺の所在地である八橋は、平安時代の歌人在原業平が「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」と句頭に「かきつばた」の5文字をいれて詠んだように、伊勢物語の昔から知られるカキツバタの名勝地である。
※カラーは私がつけました。
このような歌の技法を折り句というらしいです。
在原業平です。
また、俳諧に関わる出来事が出てきました。碑があります。
碑の前の紹介文をアップにします。
この八橋が関係しているといわれるそうです。連句といわれる技法です。
【雑談】
昨日、スーパーの食品売り場へ行きました。私、頻繁に出入りします。やっぱり食生活を安くあげるには、野菜をうまく使うじゃないでしょうか。ところが、この値段、また明らかに高くなったのじゃないですか。忙しい時期が終わり、また野菜の値段が落ち着いても、やっぱり近頃の値段は高いですよ。加工製品だって高いですしね。普通、私の性別からいって、細かいこと余り考えませんよ、ああ、それなのに……。
昨年、最低賃金で、愛知県は1000円を超えました。でもね、はっきり言って、“焼け石に水”ですわ。