次世代のライフコーチ谷川みこです
メンタルレジリエンスコーチ
リライフコーチ®︎
だから、その考えと、現実は違うのだと考えることが大切なのです
様々な出来事があったとき
それに対する受け止め方や考え方
と言うのは人さまざまです
十人十色です
人は誰でも育ててくれた人や環境
経験したことで
物事を自分独自のメガネをかけて
見てしまいます
ある人は黄色に見えるメガネだったり
ある人は青く見えるメガネだったり...
だから実際と違うように見えてしまいます
しかもメガネに色がついてることに
多くの人が気がついていないのです
これを認知の歪みといいます
最新心理療法ACT的プロセスの
私のメソッドでは
このように物事を受け止めた時の
自分の気持ちや考えを
それはそれとして受け止めて
でもそれは事実ではないと
現実や自分と切り離すことを練習します
例えば
いつも仲良くしている同僚が
なんとなく今日はよそよそしく感じる
しかも他の人と楽しそうに話している
そこに何か違和感を感じたとします
そうすると人は
私何か悪いことをしたかな
他の同僚が何か私のことを悪く言って
彼女の耳に伝わり、それで
彼女の私に対する気持ちが変わったかな
など詮索し、悪い方に深掘りをしますよね
そうなると、その気持ちに囚われ
そわそわし、仕事が手につかず
心の中に黒い雲が立ち込め憂鬱になり
さらには居場所まで失ったような
気持ちにも発展して行きます
考えただけでも、そんな思いは
したくないですね^^
そのように思う背景には
これまで仲間はずれや裏切りなど
傷つけられてしまった経験や
自己肯定感の低さ、自信のなさ
他人軸などいろいろ考えられますが
ACT的私のメソッドでは
その背景には触れず
昨日お伝えしたプロセスにもあるように
「自分を客観的に観察」して
「今、不安に思っているんだな」
と気づくこと
そして「考えたことは事実とは限らない」
「思考したことと自分は違う」
と切り離すことを大切にします
人は、無意識に発生している思い込みや
認知の歪みを気づけないまま
日常を送り、生きづらさを
感じてしまうものなのです
なので、まず
心の中に嫌な思いや考えが過った時
「私は色眼鏡で見てるのかもしれない」
と思うこと
また自分を観察して
「不安なんだね」という
自分の気持ちに気づくこと
そして必ずしも
考えと現実は同じでないと切り離す
後になってその同僚が
たまたま他の同僚に報告
しなければいけないことがあって
焦って同僚のところに行っていた
それで、自分に愛想が良くなくて
無事に報告できて安堵
笑顔が溢れたところを自分は見ていた
というような物語があったりします
自分のせいではなかったんだと思い
ほっとするなんてものじゃないですよね
一気に食べ物が美味しく感じて
目の前の景色もいつもより
色鮮やかに見えたりします
こんな取り越し苦労
多くないですか?
この中にACT的プロセスの6つのうち
4つがありました
お気づきになりましたか?
答えはこちら↓
◇◇その4つとは?◇◇
①自分を観察する
②今の気持ちに気づく
③気持ちと現実を切り離す
④気持ちを受け入れる
皆さまは、幾つ分かりましたか?
案外4つ目の気持ちを受け入れることを忘れがちになってしまいます。自分の悪い感情も受け止めてあげることが自己受容です。否定しなくていいのですよ^^
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました