お家で片付けをしていたら懐かしい写真を見つけました。


帝国劇場で、ビオラでなくヴァイオリンソロで、ミュージカルをさせて頂いた時の、楽屋での写真。後ろの列の右から2番目が私です。

今から15年くらい前のスッピン。。。



この頃、ほぼ毎日のように、この皆様と一緒に過ごしていました。今はあまりお会いする事はなくとも、この頃は同じ釜の飯を分かちた家族のような感覚でした。


左隣りが、藝大の同級生の大下君、

真ん中にいるのは、ミュージカル界のドンです。



ドンの隣りにいらっしゃる男性、この時もお世話になった清水さんが、亡くなりもう数年も経つことを、先日ドンにお会いした時に聞いて、ショックを受けていたのです。


彼が元気だったこの写真を見て、改めて人の人生はいつどうなるか本当にわからないものだと、しみじみとしています。


私にとって、この身体で過ごす人生の蝋燭は、あとどれだけ残されているのでしょう。


本当に好きな事をして、好きなものを食べ、そして心から好きな人と過ごす時間を、大切にしていきたい、と切に思いました。









久しぶりにトリミングに行ってきました。

デザイン性とかよりも痛がらせてしまうのが嫌で、いつもブラシでガシガシしないで、痛みがないように、バリカンで短めにしてもらっています。


だから今日も丸坊主感は少しありますが、スッキリサッパリして戻ってきました飛び出すハート



今からお仕事に行ってきます。




今日の最後のお仕事は東京タワーの近くで。

これからスタートです。


24時までに終わるかな。

24時を過ぎると東京タワーのライトが消えてなんとも寂しいものです。


近頃毎日夜中までのレコーディングが続いていて、夜がバタバタしているので、すこしホッとできるようゆっくりしようと思います。

余白を作らず、仕事のスケジュールを詰め込んでしまう癖、なんとかしようと考え中です。



昨日のうたコンで演奏させて頂いた、半崎美子さんの「蜉蝣(かげろう)のうた」はレコーディングに参加させて頂いた曲なんです。


私は演奏中にたまにおかしなことに思いを馳せてしまうこともありますし、もともと忘れっぽいという性格ではありますが、素晴らしい曲に出会うとその世界に没頭しますし、愛をもって演奏した曲は絶対に忘れる事はありません。



半崎さんのこの「蜉蝣のうた」は、初めて弾いた時からこの曲のもつ世界に引き込まれて、レコーディング中に泣きそうになってしまい、そして今回のうたコンでも泣きそうになってしまい、必死で違う事を考える、という応急処置が必須の曲なんです。

私の涙が来る場所は、悲しさとか寂しさとかそんな感情場からくるものではないのですが、

もともと涙腺が弱く、涙もろいのもあり、涙は何かのサインになっていて、普段からレコーディング中にこっそり泣いていることは結構ありますよだれ


私の涙の話しなぞはどうでもよいのですが、


声にもしも肌感があるとするならば、半崎美子さんの声の肌質が物凄く好きなんです。

そうこの肌さえそばにあればいい、私にとってはそんな風に思わせてくれる、懐かしく叙情的な手触りの魅惑の肌。


森山直太朗さんの詩と曲と、半崎美子さんの声。

深く優しく、心の翳を照らして漂います。



いつまでもこの曲の世界にいたい気持ちをきりかえて、今日はこれから夜23時までフルレコーディングDAYです。

今日もまたどんな曲に出逢えるのか、未知の今日が楽しみです!



「蜉蝣のうた」

https://m.youtube.com/watch?v=FBaj1H5e1eI



今日は早朝からカルテットレコーディング。


私たちスタジオミュージシャンの常識として、440Hzから442Hzというヘルツを調弦の基準音として演奏しますが、

今日は基準音が432Hzだったんです。



たかが数ヘルツ。されど数ヘルツ。

知らないかたは、だから何?というくらいの微細な事なのでしょうが、これって演奏者からすると、ビックリ気が狂いそうになるほど、音程の常識をゆるがされる事を意味します。特に絶対音感がある人ほど、自分の知っているドの音がドじゃない、という事に違和感が強く出るわけです。


わたしは絶対音感はありますが、こういうイレギュラーな事は結構平気なタイプで、むしろ432ヘルツの世界を楽しく泳いで終わったのですが、

行きはよいよい帰りはこわい、ってなわけで、もとの世界にもどるときのほうが大変なわけです。


ある世界に馴染むと、自分の常識ごと、その場のものに自然と変わるもの。


432ヘルツの現場が終わり、今442ヘルツ設定の、うたコンの現場にきているわけですが、

もとのヘルツに戻ってきて安心するどころか、まわりのピッチとさっきの世界との違いにふたたび気が狂いそうになっています、笑。

身体半分がずれてる、みたいな、ピカソの絵みたいになってるようなかんじです。


お写真お借りしました


433ヘルツと442ヘルツの半分人間。


こういう強制常識ゆらぎで、気が変になりそうな感覚や、半分マンみたいになるのもたまにはいいかもな、なんて呑気に思っていますが。。


環境が変わると自分が変わるというのはこういう事かというのを身体で思い知る、今朝の出来事でした。



さてさて、442ヘルツの世界に自分がいつ無事に戻れるかはわかりませんが、、

今夜も19時57分からNHKうたコン生放送ですニコニコ





空と海の間にある水平線。


水平線まで泳いでみたいと、トライした事はありますか?昔むかしのその昔、子供の私は水平線まで行けたら出口があるんだと、まるで映画のトゥルーマンショーみたいに本気で信じていた時代がありました。


その水平線の概念について、私に衝撃と感動を与えてくれたある先生がいるのですが、このたび引退をする事になったのです。



水平線の概念の講義をお聞きしたのは4月の終わり。


私の頭の中に見えた水平線。

現実の世界にはあり得ないような美しいその境界線のあわいとゆらぎ。


小さい頃の私がどうしても行きたいと願った場所。


捉えようとすると消えてしまいそうだから、現実世界に臨場感を少しでも確認したい、と思っていたら、5月の初めのとある日にあるかたに連れて行ってもらった場所になんと水平線があったわけです。



現実に見た水平線は頭の中にある水平線と同じ、いやそれ以上に美しいものでした。



先生の引退に際して、今日はその時の写真を残しておきます。

ちなみに、私は写真を撮るのが下手で、見てるときの感覚を中断したくなくタイミングを見計らってしまうんです。


この美しい写真は一緒に行った人が撮ったもの。この場所を知っていて、導いてくれたのもそのかたで、この日はたまたまダイアモンド富士が見れる特別な日だったようです。

本当にありがとうございました。



これから何年月日がたっても

私は水平線を見るたびに、とある偉人とその人がしてくれた事、そして私にとって知の巨人のようなこの先生のことを一生思い出すことでしょう。
















お昼休憩、ゆっくりぼんやり、癒しの時間。


今日は昔、グリーンバードスタジオがまだあった頃良く行ってた場所を思い出し、そこのサラダランチにしました。


今朝、図らずも物凄い朝早くに目が覚めてしまい、何となく思い出したから用事前にお詣りに行ってきたのです。

普段あまりおみくじをひかないのもあったのかな、、いや、おそらく寝ぼけてたんでしょう、


普通のおみくじをひくつもりが、ピンクのおみくじをひいてしまい、、


自分でひいておいて自分にビックリ。なんでピンクをひいちゃったのやら、なんのこっちゃわからんけど、とりあえず開封してサーッと文を一読して赤面。


間違えてひいちゃったんです、とか、神様にごにょごにょ言い訳するのも変だし、、

とりあえず縁起がよさそうとの事から、結ばずにもって帰りました!




しげしげと、おみくじの文を読みながら、読めば読むほどなんだか恥ずかしくなってきて、、これ家のどこに置こうか、いや、近日中に御焚き上げかな、とか、考えながらのランチでした。。


今日もうたコンのためNHKにきています。


今日のNHKの催事店はレモン祭り。




私はレモン味が大好きなので、見渡す限り大好物ばかりのお店でした!!


これから皆でレモンケーキの味くらべ。

しばらくレモン味を堪能させて頂きます飛び出すハート飛び出すハート



今日も19時57分からNHKうたコン生放送です。





明後日7月20日 日テレ 夜10時スタート

 ドラマ「家庭教師のトラコ」

の劇伴にてビオラソロを弾かせて頂きました。

音楽は平井真美子さんです

私もドラマを録画して見ます。

今から楽しみです!

https://www.ntv.co.jp/torako/story/