昨日のうたコンで演奏させて頂いた、半崎美子さんの「蜉蝣(かげろう)のうた」はレコーディングに参加させて頂いた曲なんです。
私は演奏中にたまにおかしなことに思いを馳せてしまうこともありますし、もともと忘れっぽいという性格ではありますが、素晴らしい曲に出会うとその世界に没頭しますし、愛をもって演奏した曲は絶対に忘れる事はありません。
半崎さんのこの「蜉蝣のうた」は、初めて弾いた時からこの曲のもつ世界に引き込まれて、レコーディング中に泣きそうになってしまい、そして今回のうたコンでも泣きそうになってしまい、必死で違う事を考える、という応急処置が必須の曲なんです。
私の涙が来る場所は、悲しさとか寂しさとかそんな感情場からくるものではないのですが、
もともと涙腺が弱く、涙もろいのもあり、涙は何かのサインになっていて、普段からレコーディング中にこっそり泣いていることは結構あります
私の涙の話しなぞはどうでもよいのですが、
声にもしも肌感があるとするならば、半崎美子さんの声の肌質が物凄く好きなんです。
そうこの肌さえそばにあればいい、私にとってはそんな風に思わせてくれる、懐かしく叙情的な手触りの魅惑の肌。
森山直太朗さんの詩と曲と、半崎美子さんの声。
深く優しく、心の翳を照らして漂います。
いつまでもこの曲の世界にいたい気持ちをきりかえて、今日はこれから夜23時までフルレコーディングDAYです。
今日もまたどんな曲に出逢えるのか、未知の今日が楽しみです!
「蜉蝣のうた」
https://m.youtube.com/watch?v=FBaj1H5e1eI