太刀魚ドジョウ引き釣り仕掛けの作り方と釣り方 | 釣戦(挑戦)のブログ

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太刀魚のドジョウの引き釣りの仕掛けの作り方と釣り方について説明して欲しいとの声がありましたので、私が過去からやっている方法をアップすることにしました。
あくまでも自己流ですが参考になるものがあれば幸いです。(ベテランの方々には失礼ですが)

それでは作り方です。

⭕私は、YOZURIのリアルヘッドテンヤを使ってます。サイズはSS、S、Mの3種類を使い分けています。
テンヤを買いますとワイヤーリーダーがついてますが、このワイヤーリーダーを外します。そしてナイロンラインの20号をリーダーとして使います(18号でもOKです)。


ナイロンラインは銀鱗20号使ってます。
これを70~80㎝に切りスイベル(ラウンドスナップのサイズ3クロ)をラインの両端にそれぞれ付けます。結び方は、サルカン結びのクリンチノット、スナップにラインを通し2回転結びです。糸が太いので1回転では弱く、3回転ではほどけますが2回転は切れません。
私は下記の写真のステンレスグリップを使いラインを通してハンドプレッサーで潰して作ってます。面倒な方は先程の結び方で全く問題ありませんのでやってくださいね。




完成です。


ケミホタルは袋に入ってるチューブで付けます。付ける場所はラインの真ん中より少し上です。

ケミホタルのサイズは50の他に75もありますが50で十分です。ここでのポイントは太刀魚釣り開始にケミホタルを点灯させるのではなく30分から1時間前から点灯させておきます。ケミホタルが明る過ぎると太刀魚は嫌う場合があるからで、75のサイズは明る過ぎるので使わない方が良いです。このサイズを使う時は満月の月明かりが出ている時に有効です。

先程のワイヤーリーダーを外してナイロンに変えるのは何でと疑問に思ってる方々が多いと思います。現場で見ていてもテンヤを見るとワイヤーリーダーをそのまま使っている方が殆どですが釣果に結びつかない方が多いです。
太刀魚は補食の下手な魚で上から落ちてくるエサを下で待って食う習性があると言われています。ですから、ワイヤーリーダーですと落ちるスピードが早くなり、逆にナイロンは潮に乗りながらフワフワな状態を演出でき太刀魚がエサをより食い易くなります。
先日も私の横にいた方にワイヤーリーダーを外し私のナイロンリーダーと変えてやりましたらバンバン釣られて喜んでいました。

⭕秘密兵器特別公開です。
テンヤの針の所に写真のものを付けます。


YOZURIのメバルジャバラベイトミニ夜光です。これの頭から針に刺して下記の写真のように付けます。これは私の秘密兵器なんですが。

私はテンヤの種類SS、S、Mを6本づつ持ってます。

⭕テンヤのドジョウの付け方
ドジョウは6本は持っていきます。そして15時くらいから太刀魚釣りの準備をします。
ドジョウはテンヤに沿って真っ直ぐにして針金で巻いていきます。その時に注意することはドジョウの背びれには針金を巻かないこと、そして尾びれはゆらゆらになるくらいの手前まてしか巻かないことです。

こんな感じです。これでしたら海中では尾びれはヒラヒラしますし生きた魚に見えますので太刀魚の食いは増します。
この状態のものを5、6本作っておきます。時合の時にドジョウがボロボロになりここでドジョウを巻いていては大きな時合ロスになります。
用意したものは器に入れて海水を少し入れてクーラーに入れて保存しておきます。ここでの注意点は海水を入れ過ぎるとドジョウがふやけてしまいますので海水はドジョウが半分くらい浸かる程度にして下さい。
こんな感じです。


これで仕掛けの準備が出来ました。
使わず残ったものはそのまま持ち帰り冷凍して置けば次回また使えます。

⭕釣り方です。

先ず自分が使うテンヤが何カウントで着底するか試します。その日の潮の流れ風にも影響しますので必ずやります。
仮に20カウントで着底したならば必ず覚えておきます。
太刀魚は棚で釣ると言われてますのでこれは一番重要なポイントです。どんなに高い竿、リールを持ってやっていてもこれを知らなければ駄目です。

そして中層は半分の10カウントになりますね。太刀魚は明るい間はまだ下の方にいますので、中層から下の方から攻めます。この例からすると16~17カウントまで落としてから引き始めます。

これを基本に当日の太刀魚の棚を探し続けます。竿の引き方は「ノコギリの歯」をイメージした引き方です。リールを巻かずに竿を引いてフォール(落とす)、引いてフォールの繰返しノコギリの歯です。このフォールの時はラインは必ず張りながらです。このフォールの時に太刀魚のアタリがありますのでラインを張っておかないとアタリはわかりません。アタリがあればこの棚を覚えておき集中的にその棚を狙います。棚が分かればこっちのもんです。ここは重要なポイントです。練習しかありません。
アタリがあって外れても太刀魚は追い食いしてきますのでそのまま引いてフォールを続けるとまたガツンと来ます。

⭕よく太刀魚の時合が終わったと言う方が多いですが。

太刀魚はだいたい17時くらいから18時30分くらいまでバタバタと釣れ後が続かなくなり時合が終わったとワインドやドジョウの引き釣りから浮き釣りにチェンジする方が多いです。

私はあまりその時合は考えません。確かに1時間や30分バタバタと釣れて止まります。
でも太刀魚はいなくなった訳ではありません。
必ずアタリが止まりますがここからが如何にして釣るかで数が大きく変わります。

ここからは今までと同じ釣り方では釣れ難いです。
テンヤを着水させて3カウントにして上層狙いを試します。太刀魚は暗くなってから上層に上がってきます。そして引き方も大きく引いたりフォールを大きくしたりして釣り方を完全に変えます。またゆっくりとリールを巻いたり変化を付けます。
ただ巻いていてはアタリは出ません。
もう1つ、使ってるテンヤの頭に灯りを当てます。そして私の秘密兵器の針先に付けてるメバルジャバラベイトにも灯りを当てますと蓄電され明るく光ります。これも武器になります。(あぁ~、これ書くとまた釣具店で在庫品切れになりそうですI)

無ければ夜光のもので付けて試して下さい。
でも、ノコギリ釣法はちゃんとやっての話しになりますのでお願いします。

まだまだ書き足らずですが太刀魚釣りドジョウ引き釣りを始められる方、迷って悩んでおられる方、そして1本でも多く釣りたい方に一つでも参考になるものがあれば嬉しいです。

私も昔から色々試行錯誤で釣友から聞き自分で試して色んな失敗をして来ました。しかし自分なりに研究して少しずつ自分のものにして来ました。こうした経験の釣り方をブログで説明し続けて行きたいと思います。
そして新しい釣り仲間との出逢い本当に楽しいですし楽しみです。





釣果期待してます。

いつもありがとうございます。


⭕私の太刀魚釣りタックル

ロッド・・・・・メジャークラフト
                            kGエボレーションKGS962M
リール・・・・・シマノNASCI4,000

ライン・・・・・PE1.5号